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五井平和財団フォーラムとは
人類が抱える様々な課題を乗り越え、新しい文明を築くために必要なテーマを掲げ、国内外からのスピーカー、参加者が共に未来を展望し、考える機会として、1000人前後の規模で開催している五井平和財団の最も大きな行事です。
例年、五井平和賞受賞者の受賞記念講演、五井平和賞受賞者を交えたトークセッション、国際ユース作文コンテストの受賞作品発表を中心に据えたプログラムで構成されます。参加者は、各国駐日大使、各界リーダーなど幅広く、各方面から高い評価をいただいています。
テーマ
今回のテーマは『自然の叡智』。生命誕生から38億年の時を経た知恵とデザインに、持続可能な未来へのカギがあるのではないかという思いから設定されました。
プログラム
■若者のメッセージ「自然から学ぶ」
「自然から学ぶ」をテーマに開催した2017年度「国際ユース作文コンテスト」には、世界155ヵ国から15,000点を超える作品が寄せられました。その中から選ばれた文部科学大臣賞受賞者2名が受賞作品を発表します。
■五井平和賞 受賞記念講演 / ケニー・オースベル、ニナ・サイモンズ
2017年度の「五井平和賞」は、サステナビリティ・ムーブメントの先駆者で、アメリカ最大級の環境会議を主催する「バイオニアーズ(Bioneers)」の共同創設者、ケニー・オースベル、ニナ・サイモンズ夫妻に決定しました。今回、授賞式のために初来日し、受賞記念講演を行います。
両氏は、自然の営みや生態系のしくみに学ぼうとする、科学者、技術者、先住民のリーダー、活動家、思想家、教育者、ビジネスリーダーなど、世界中から多様な分野のイノベーターたちを一同に集めた「バイオニアーズ・コンファレンス」を28年に亘り開催。人類が直面する環境や社会の問題を解決するための革新的なアイデアや実践に光を当て、持続可能な新しい未来は可能であるという希望を、各種メディアを通じて広く発信し、世界中で起こりつつある社会変革の芽を育み続けてきました。
ケニー・オースベル
バイオニアーズ(Bioneers)共同創設者、CEO。社会起業家、著述家、ジャーナリスト、映画製作者でもある。1989年、種の多様性の保全を目的に、在来種・固定種を販売するシーズ・オブ・チェンジ社を設立、1994年までCEOを務める。1990年、妻でビジネスパートナーのニナ・サイモンズ氏と非営利団体バイオニアーズを設立。
ニナ・サイモンズ
バイオニアーズ(Bioneers)共同創設者。シーズ・オブ・チェンジ社社長を経て現職。講演者、トレーナーとしても活躍している。バイオニアーズでは、女性のリーダーシップ育成プログラムを立ち上げ、女性性の復活による、平和でバランスのとれた社会の再生に注力している。
■ネイティブアメリカンフルート
Mark Akixa (マーク・アキクサ)
アメリカ先住民の民話やその深い精神性をテーマにした物語性の強い、「言葉なきストーリーテリング」ともいうべき独自の演奏が高い評価を得ている。
■トークセッション「新しい文明への道筋を描こう」
様々な地球規模の危機を人類はどのように乗り越え、新しい文明を築いていくことができるのか。自然や生命の深い本質を探りながら、人類の次なる発展のストーリーを共に描きます。
出演者
ケニー・オースベル
バイオニアーズ(Bioneers)共同創設者、CEO。社会起業家、著述家、ジャーナリスト、映画製作者でもある。
ニナ・サイモンズ
バイオニアーズ(Bioneers)共同創設者。シーズ・オブ・チェンジ社社長を経て現職。講演者、トレーナーとしても活躍している。
鈴木菜央
NPOグリーンズ代表。ウェブマガジン『greenz.jp』編集長。月刊『ソトコト』を経て、2006年「ほしい未来は、つくろう。」をテーマに『greenz.jp』を創刊。2014年から本格的にパーマカルチャーを学んでいる。
西園寺昌美
五井平和財団会長。21世紀の人類の生き方をテーマにした講演、執筆活動および平和啓発活動を国内外で展開している。
コーディネーター
西園寺裕夫
五井平和財団理事長、日本ユネスコ国内委員会委員。様々な国際機関やNGOと協力し、「新しい文明を築くイニシアティブ」などの平和構築に向けた活動を推進している。
※すべてのプログラムに日・英の同時通訳がつきます。
主 催 公益財団法人 五井平和財団
後 援 文部科学省
【日時】
2017年11月25日(土)15:00〜18:00(開場14:15)
【会場】
日経ホール
【住所】
東京都千代田区大手町1-3-7日経ビル3階
【参加料】
一般4,500円、賛助会員・学生3,000円(全席自由)
【申込み先】
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