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【イベント】日本仕事百貨 主催「文化の場をつくるヒト 山本和豊」@リトルトーキョー

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

bunkanoba

大型クレーン教習所だった広大な場所に、毎日通える「文化」の場をつくったのが「dessence」の山本和豊さん。東京から新幹線で1時間弱ほどの熊谷市。さらに駅から離れた場所にNEWLANDはあります。

今もクレーンのある教習所のあった大きな屋根の下は「SHOP」という場所。いろいろな形をしたお店が点在するショッピングモールになっています。気持ちのいい空間が広がるカフェや、ぼくも大好きなセレクトショップ、それに有機野菜を販売するお店まで。多彩なようでいて、思いの伝わるお店がそろっています。

植物が生い茂るドッグランの先には「HOUSE」という建物。ここはもともと事務室や教室として使用された場所で、天井の高い空間では雑貨やインテリアを販売したり、ギャラリーの機能もあるようです。ちょうどさらに奥には「SCHOOL」という場所もあって、ひとつの街が生まれたように感じます。

山本さんとお話していて印象的だったことは、ここに広がる時間の流れをとことんディテールまで想像しながら場所づくりを行っているということです。

過去があった場所だからこそ、新築では得られない時間の流れを感じられる。今、自分たちの働く場所を併設しながら、日々いい場所にしようと実践している。そして未来について長期的なビジョンを持っている。すべてが連続して緻密に考えられているんですよね。

とはいえ失敗もあったそうで、山本さん曰く「自分と同じような失敗はしてほしくない」とのこと。それならば、ぜひ山本さんの頭の中にあることを共有していただきたいなと思って、お話を伺える機会をつくりました。こんなことを実践した経験のある方なんていらっしゃらないですからね。でもこれから必要とされる場所だと思います。「失敗したこと」「未来の話」「場所の目利き」などなど、9つのテーマをきっかけにして、山本さんのお話を聞いてみたいと思います。

イベント終了後は、参加いただいたみなさんを交えて、山本さんと直接お話いただく時間も用意しています。イベントスペース横にあるBARでお酒でも飲みながらお話しましょう。それではみなさんの参加お待ちしています。

文化の場をつくるヒト 山本和豊

日 時:9月4日 (水)
    19:30〜22:30
場 所:リトルトーキョー(東京都港区愛宕1-2-1
参加費:2,000円(1ドリンク付)
申 込:以下URLより。
http://peatix.com/event/18367

ゲスト:山本和豊
大工だった父親の影響を受け、小さい頃から木に親しみ、もの作りに打ち込んできました。1999年から本格的に活動を始め、商業空間、住宅、プロダクトなどのデザインを手がけています。
特にインテリアデザインの仕事は、多くの媒体に掲載。また2008年は、DESIGNTIDE TOKYOへの出展作品が話題となりました。2010年度 経済産業省主催「JAPAN DESIGN +」上海派遣デザイナー。
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