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【イベント】自然と生き物が共生する暮しを探る!「里を読む2日間:上山アートキャンプ2013」

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

artcamp

REBIRTH PROJECTは岡山県美作市上山集楽と共に、土地の人間の、営みの原点を探り、在るものを活かし、ないものを探るための上山アートプロジェクトを立ち上げ「里を読む」2日間のアートキャンプを実施します。

上山集楽の里山の維持に最も大切な棚田での収穫を体験し、里山を維持することで培われてきた自然と生き物が共生する暮しを探ります。また、その地で狩猟や林業、農業などをして生活をしている人々にお話を伺うことで、より豊かに美しく生きるための知恵を体現します。2日目には、写真家 石川直樹氏を特別講師に迎え、「記憶の再生」をテーマとした写真展のワークショップ、トークセッションを行います。

里を読む2日間:上山アートキャンプ2013

日 時:9月15日(日)〜16日(月)の一泊二日
    尚、9月16日のワークショップに先立ち、9月14日に上山集楽関係者限定の寄り合い(ワークショップ)を行います。
場 所:岡山県美作市上山集楽
参加費:15000円
    1泊2日ワークショップ参加費/食事代込み(2日目の朝食以外)
    別途宿泊費5000円(朝食、温泉付き)は、宿泊先の雲海で直接お支払い頂きます。
対 象:2日間すべてのプログラムに参加できる方
定 員:30名(定員に達した時点で締め切ります)
申 込:1)名前 2)性別 3)年齢 4)当日連絡のつく電話番号 5)e-mail 6)住所 7)交通手段(岡山空港着 or 和気駅着 or 自家用車で上山着)8)同伴者がいらっしゃる場合は同伴者の方の1~7をmenpei (井筒木綿子、耕平) menpei01@gmail.com までおしらせください。

※ツアー内容詳細/規約は<こちら>を必ずご覧ください。

【関係者のご紹介】

menpei (井筒木綿子、耕平)

井筒耕平、もめの夫婦ユニット。異なるそれぞれの興味を掛け合わせて場づくりを行うことを得意とする。耕平は、バイオマスを中心とした自然エネルギー(環境学博士)、林業、狩猟、棚田再生など。もめは、デザイン、ドキュメンタリー映像、アート、子育てなど。荒廃した8300枚の棚田再生を目指す岡山県美作(みまさか)市上山(うえやま)で、ヨソモノながらも地域の人間として楽しく暮らす。

石川直樹

1977年東京生まれ。写真家。2000年、Pole to Poleプロジェクトに参加して北極から南極を人力踏破。2001年、七大陸最高峰登頂を達成。人類学・民俗学などの領域に関心をもち、行為の経験としての移動・旅などをテーマに作品を発表し続けている。土門拳賞受賞の写真集『CORONA』(青土社)、開高健ノンフィクション賞受賞の『最後の冒険家』(集英社)など、著作・写真集多数。

会田大也

1976年生まれ。ミュージアムエデュケーター。東京造形大学、IAMAS(情報科学芸術大学院大学)卒業。2003年より、山口情報芸術センター[YCAM]勤務。2009年よりMaemachi Art Center(MAC)に入居&運営。おもな企画として、藤井光「meet the artist 2010 自分のメディアを創る」プロジェクト(YCAM)、オリジナルワークショップ「walking around surround」(YCAM)など。

高田昭雄

岡山県在住。1970年代の上山の棚田の最盛期だった頃から、荒廃していく姿、そして現在の再生に向かう動きまでを定点的に撮り続けている。

有馬恵子

1976年生まれ。REBIRTH PROJECTディレクター。2011年Art Fair Tokyo等主にアートプロジェクトを担当。REBIRTH PROJECT以外の活動として、Naoshima – Art and Architecture in Seto Inland Sea (Venezia Biennale/ Palais du Tokyo, Paris 2009年)、LUCERN FESTIVAL ARKNOVAプログラム・キュレーションなど。共著「Architecture and the Test of Time」(ドイツEdition DETAL社)他。

【企画主旨】

「すべての人間が芸術家であるということは、すべての人間に本当の能力があるということです。昔は芸術という言葉はもっと技術とかの概念に近いもので、日常的に使えるということを本能的に予感できる言葉でした。その意味で 芸術大学とか、あるいは画廊とかいうろくでもない、ケツの穴みたなところで営まれているものだけが芸術だと思ってはならないわけです。(ヨーゼフ・ボイス)」
「芸術」という言葉は、art (アート)の訳語として明治時代に生まれましたが、語源となったラテン語の ars(アルス) はギリシア語のテクネー に相当し、本来は「芸術」というより、自然に対置される人間の「技」や「技術」を意味する言葉でした。REBIRTH PROJECTは上山アートプロジェクトを通して、芸術表現としてのアートではなく、自然と共生して人間が生きるための土地固有の「アルス」に着目し、掘り起こします。現代社会の中で生きつつも、近代化以前の暮らし、知恵を体現し、より豊かに美しく生きるための「アルス」を探り、体現するプロジェクトを目指しています。