たからもの

2008/05/04 , 15:55 Posted by 旅するナマケモノスタッフ

 

キャラバン号には、大切な旅の仲間と一緒に、

2つの大事なたからものが乗っていることを知っていますか。

 

アースキャラバンは、子どもたちに自然を遊んでもらうことだけでなく、

各地で活動している方々(エコスゴイ人!)の「つながり」をつくる旅でもあります。

 

その「つながり」を具現化したのが、たからもの。

バショウとオヒョウで編んだ藍染めの旗と、行く先々で子どもたちがかくメッセージ絵巻です。





旗はキックオフイベントでも話題になりましたが、

沖縄西表の伝統的な繊維バショウと、アイヌの伝統繊維オヒョウを織り合わせてできた旗に、

アースキャラバンのロゴをロウで抜いて藍染めしたもの。

 

琉球とアイヌ、ともに「日本」に虐げられてきた歴史をもつ文化。

この旗には、忘れてはいけない歴史の重みと、その上で未来への希望を込められているように思います。

 

アイヌ民族が代々守り続け、共に生きてきた山では今、アイヌの人々が自由にオヒョウの木を使えず、

わざわざオヒョウの木を買って、伝統の繊維を作っています。

 

アースキャラバンを通して、

北と南の先住民が、何を大切にしてきたのか、何を守ってきたのかというメッセージを全国の人に伝えながら、

またアイヌの人に届けて欲しいと、

昌子おばあが、昔もらって大切にしていたオヒョウと、バショウを使って織って染め、日本を縦断して北海道へ向かうキャラバン隊に託してくれました。

 

旗に秘められた話をする素晴さんの言葉と眼差しにも、思いがこもっています。

 

巻物は、西表から北海道まで、アースキャラバン・スクールに参加した子どもたちと、講師の方がイベントの最後にみんなでかきます。

たくさんの思いと思い出がつまった布は、ゴールしたあと展示される予定だそうです。

福岡の時点でとてもカラフルでにぎやかに!

 

人の生活に欠かせない衣食住。

各地のイベントのテーマともなっている「食」や「住」も、もちろん大切ですが、

「衣」にも、紐解いていけば、自然との共生や伝統文化の知恵と歴史が、たくさんつまっています。

そういえば、素晴さんは旅の間、甚平とふんどしをよく身につけています。



 




1件のコメントがあります

  1. あきら@さん on 2008/05/12 , 00:41 12:41 AM

    バショウとオヒョウを織り合わせた旗を持って南北縦断なんて、かっこいいじゃないですか。列島各地の文化を訪ね学ぶ旅のシンボルに相応しいですね。
    これからも旅の報告を楽しみにしています。


応援コメントを是非!




旅するナマケモノ~アースキャラバン2008同行記〜

アースキャラバン2008」とは、エコを考え、発見しそして実践する子どもたちのための環境プログラム『パナソニック・エコキッズスクール』の一環として松下電器株式会社が行っている自然体験イベント。

沖縄から北海道まで家庭から出る使用済みてんぷら油から精製するバイオディーゼル燃料で走るエコカー「アースキャラバン号」で日本を縦断しながら、各地で子どもたちと地域に根づく「暮らしの知恵」を学んでいく活動を行っています。

この「アースキャラバン2008」の実行委員会のメンバーとして、「スロー」をキーワードに、マイ箸や水筒の持ち歩き、100万人のキャンドルナイトなど、スロームーブメントをダイナミックに牽引してきた環境=文化NGOナマケモノ倶楽部も参加しています。

「旅するナマケモノ ~アースキャラバン2008同行記~」ブログは、「アースキャラバン2008」実行委員会として参加しているナマケモノ倶楽部から派遣された若者たちが、アースキャラバン号に乗り込み、エコ旅を通じてであった、エコすごい人・モノ・コトを、若者の視点でつづっていく旅ブログです。

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