
鈴木菜央です。ずいぶん前からだが、「地球」が気になっている。なぜ、私たちはこの丸い物体の上にいるのか? 宇宙に浮かんでいる球は、なぜどこにも落ちていかないのか? ブラジルの人は逆さまに立っている? なんてことを、ずっと考えても飽きない。近代の環境活動は、人間が初めて感覚として地球を感じることができたから始まったという言い方がされる。アポロ14号(だっけ)が初めて球としての地球を撮影することに成功し、テレビや新聞、雑誌、書籍などで繰り返し使われるようになり、それが人間の意識レベルを上げた、と言われている。宇宙から見ると、美しい地球には国境もなく、すべての生き物がお互いを生かしあっている。文字通り共生しているのが感覚で分かるというのだ。そんな感覚を、みんながもっともっと持ったならば、くだらない戦争も、貧困も、格差も、環境破壊もなくなっていくんじゃないか。そのために、地球をプロデュースして行かなくてはいけない。なにをするかは、お楽しみ。
Archive for 12月, 2007
地球をプロデュースする。
木曜日, 12月 27, 2007
明日、アースデイスクールでBioneersについて話します。
月曜日, 12月 17, 2007
こんばんは。直前のお知らせ(汗)ですが、明日、アースデイスクールで今年2度目の参加をしてきた世界でも最先端のエコイベントBioneersについて、話します。
そのほか、アメリカでのWeb2.0と社会貢献、エコイベントのあり方、日本がそこからまなべることなどについて話す予定です。
良かったら、来てください。
12月18日アースデイスクール開催!テーマは、アメリカ最先端エコイベントレポート
■□ Earth Day School vol.2
■■ アメリカ最先端エコイベントレポート
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★2007年12月18日(火) 19:00〜21:00
★ゲストは、エコスゴイ未来マガジンgreenz.jpの鈴木菜央さん、松原広美さん
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アースデイ東京2008では、今年もより充実したプログラムづくりを目指して、みんなが参加できる公開勉強会、Earth Day Schoolを開催します。
▼第2回目のテーマは、「アメリカ最先端エコイベントレポート」。
Bioneers(バイオニアーズ)とは、毎年カリフォルニアで開催されるエコイベント。アメリカでは、さまざまなエコイベントが各都市でバンバン開催されていますが、その中でも、日本ではまったく見たことがないカタチのイベントがBioneersです。平和で持続可能な社会をつくろうと情熱をもって取り組む学者、NPO関係者、ソーシャルアントレプレナー、発明家、農業従事者、映画制作者、アーティストなどがのべ1万人集まり、持続可能社会へのソリューションを学び、つながり、広げていく場です。同イベントに参加してきた、非営利メディアgreenz.jpを運営する鈴木菜央さん、松原広美さんが Bioneersを通して見たアメリカの現状、海外から見た日本の現状、そして未来について語ります。
Bioneers(バイオニアーズ)オフィシャルWEBサイト:
http://www.bioneers.org/
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●日 時:12月18日(火)/受付18:30 開始19:00 終了21:00
●会 場:THE NORTH FACE プレスルーム(東京都渋谷区神宮前6-12-23 原宿山田ビル7F)
●ゲスト:鈴木菜央(greenz.jp)、松原広美(greenz.jp)
●進 行:シキタ純 (アースデイ東京2008実行委員会 議長)
●参加費:500円
▼会場までのアクセス(↓)
http://earthday-tokyo.org/2007/news/wp-content/uploads/2007/10/map.jpg
※会場は、THE NORTH FACE原宿店ではありませんので、ご注意ください。
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※事前予約は必要ありません。当日直接会場へお越しください。(定員約40名)
※開催日当日の問い合わせ先:070-6671-1093(アースデイ東京)
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■ ゲストプロフィール
○鈴木菜央(すずき なお)
共同代表兼編集長。76年バンコク生まれ。6歳より東京で育つ。2002年より3年間「月刊ソトコト」にて編集・営業として勤務。05年に独立、以後アースデイ東京公式ライフスタイルガイドブック「地球の日の歩き方」を編集。06年「エコスゴイ未来がやってくる」をテーマにしたメディア「greenz.jp」を公開。07年グリーンズLLP設立。代表に就任。各媒体へのエンタメ系環境ニュースの提供、企業の環境マニフェストや環境・サステナビリティをテーマにした紙媒体の編集・ディレクション、社会的キャンペーンのディレクションなどを手がける。○松原 広美(まつばら ひろみ)
共同代表兼セールスディレクター。78年東京生まれ。小学校時代をロンドン、大学1年間をマイアミで過ごす。大学卒業後、世界最大のコングロマリット企業の「リーダーシップ開発育成プログラム」のトレーニーとして入社し、法人金融営業、マーケティング、広報、CSRのイベント企画、運営を経験。06年、 NPO法人に転職し、「greenz.jp」の営業プロデューサーとして立ち上げにかかわる。07年グリーンズLLP設立。代表に就任。グリーンズLLP の経営企画、営業戦略、PR、アライアンス、海外渉外を手がける。
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●主催:アースデイ東京2008実行委員会
●協力:greenz.jp/THE NORTH FACE、(株)ゴールドウイン
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▼ Earth Day School vol.3 は年明け1月に開催
テーマは、エコカー最前線。ゲストは、舘内端さんです。乞うご期待!お楽しみに。
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●お問い合わせ先
アースデイ東京2008実行委員会 事務局
TEL:03-5312-5587 FAX:03-5312-5586
office@earthday-tokyo.org
http://www.earthday-tokyo.org
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greenz drinks vol.3 ありがとうございました!
金曜日, 12月 14, 2007
greenzがオーガナイズする月イチ恒例のグリーンな呑み会がgreen drinks。昨晩のvol.3では、師走&忘年会シーズンの中、またまた30名を越える方々が集結、そこかしこでグリーン談義に花が咲いてましたね!「世界中のGreen Drinksで、新しい出会い、新しい仕事、新しい友人、新しい商談、そしてさまざまな奇跡が起きています」とgreen drinksのウェブサイトにあるようですが、「こんないい出会いがあったよ!」とフィードバックいただけるのが、何よりの喜びだったりしてます。写真はこちらに
今回は会のまくらに、国際交流クルーズピースボートの遠藤さんによるプレゼンテーションからスタート。ソファやバランスボールでリラックスしながら、船上プログラムや物資の支援など、ピースボートの知ってるようで知らない活動について耳を傾ける。元々マスメディアの情報って本当に正しいの?という疑問から始まったという世界クルーズ。だからこそ、たくさん伝えるべきコンテンツがあるはずなので、これからピースボート×greenzで、世界各地のフレッシュな情報を紹介していきたいね!と、盛り上がりました。
そして、20:00から呑み放題がスタート。前回は自己紹介タイムを設けましたが、今回はゆったりまったりな会になりました。天才的シェフPRECOOKまさる氏の料理は今夜もみんなを幸せに。ビジタリアンの方も多かったので、料理は急遽ベジメニューとなり、品目は「春菊のクリスマスサラダ」「岩手産天然きのこアミタケのパスタ」「こんにゃくのフライ」「ノーワックスみかんを使った季節のフルーツ」+最後にガッツリな方向けに「チキンのグリル バラの香り」というメニュー。特にこんにゃくが炸裂大評判!&デザートの「MOFFLE」もやばかった!!
今回は香港から日本のエコ事情について取材が入ったりしましたが、ひとりでお越しの方も多くて、常連組と初めて組が相まって、”ふらっと寄れる感”が出てきた気もしてます。また次が楽しみです!
というわけで次回は年明け、1/10(木)を予定しています。毎回手探りですが、よりよい会にしていきたいと思っています!マイ箸、マイボトルご持参で、ぜひ次回お越しください!!みなさんにお会いできるのを楽しみにしています。どうぞ、よろしくお願いします!
世界を変えるためにマイクロソフトを辞めた男の話とわたしの話し
月曜日, 12月 10, 2007
「マイクロソフトでは出逢えなかった転職(原題:Leaving Microsoft to Change the World)」の著者、John Wood に、greenz、greenTV japan、オルタナの3社で初の共同インタビューをしてきた。
マイクロソフトという大企業の役員というステータスと出世街道を捨てて、アジアの山奥の子どもたちに本を届けようー、34歳のビジネスマンにそう決意させたのは、休暇で訪れたヒマラヤ山脈の高地にある小学校で見た「本のない図書館」だった。幼いころから本を読んで世界や人生を学んできたジョンにとって、本が読みたくても、買うお金がないから本を読めない子どもがいるという目の前の現実は、信じられないことだった。
「読まなくなった本をネパールの小学校に寄付してください」と友人達に呼びかけたメールにはじまり、ジョンが立ち上げた、“Room to Read”というNGOは、「子どもの教育から世界が変わる」をミッションに、恵まれない子どもたちに本を送り、図書館を作り、学校をつくり、教育のインフラをつくるという大きなプロジェクトに成長した。Room to Readの目標は、2020年までに 1000万人の子どもたちに教育の場をつくること!、としている。実際、1999年12月の設立以来、小学校444校、図書館5000カ所、4百万冊以上を寄贈、42億ドルを寄付((以上、ジョンの言葉より)、2336人の女子児童に長期の奨学金を提供(公式サイトより)している。
ジョンが展開している事業、恵まれない貧困国に学校や図書館を作るということは、別に目新しいものではない。本著の中でジョン・ウッド自身が書いているように、そんな活動をやっている人間は、世の中にたくさんいる。ジョンの話がおもしろいのは、そのビジョンとロジックの革新性にある。
そのビジョンとは(以下、本書から抜粋)
国連の推計によると、世界で読み書きのできない人が推計8億5千万人(世界人口65億人だから8人に1人の割合)、
うち3分の2が女性。その影響は悲惨なかたちで次世代に受け継がれる。家で子どもに本を読み聞かせるのは、もっぱら女性だからだ。母親が教育を受けていれば、次の世代に受け継がれる確率がとても高い。途上国ではあまりに多くの子どもが、母親が教育を受けていないという不利益を背負って人生を始めている。
小学校に入学する年齢の子どものうち、1億人以上が学校に行っていない。これらの子どもにチャンスは二度とやってこない。1年後や10年後では遅すぎるのだ。誰かが何かをしなければ!
この数字を見て圧倒された。でも、この数字と根拠があるからこそ、ジョンは壮大なビジョンとミッションを見いだし、それを実現もしている。その達成数もスゴイけど、前述したとおり、成長のスピードもスゴイ。何故、こうも結果とスピードを重要視するのか? 本書でジョン・ウッドはこう語っている。
Room to Readを差別化するひとつの方法として、僕が考えたのは、実際の成果を報告し、新しい情報をこまめに伝えることだ。「やろうと思っていること」を話すのではなく、やってきたことを話そう。新しくできた学校の数、寄付した本の数、奨学金を受け取っている少女の数。具体的な進捗を報告できず、報告する数が増えなければ、寄付者はどうしてだろうと思い、寄付をやめる人もいるだろう。寄付をする選択肢は数え切れないほどある。彼らがRoom to Readを選ぶ理由が必要なのだ。
もし自分たちの活動が5年遅れたら、5歳の子供は10歳になってしまうんです。そうなれば、彼は学校で学ぶ機会を永遠に失ってしまうんです
この数字とスピードを重視する経営手法と行動力こそ、ジョンがマイクロソフトで培ってきた能力である。
また、発展途上国で建設された学校が数年経つと、手入れもされず放置されるというありがちなことがないよう、ジョンは、共同出資プログラム、チャレンジ・グラントを立ち上げた。それは、できるだけ1人の寄付者に依存せず、多くの人から資金を集め、地元住民からも少額でいいから資金を提供してもらう、という仕組みだ。資金がない場合、学校建設のために、セメントを運ぶとか労働力を提供することでもいい。そうすることで、誰もがそのプロジェクトの主役となって参加し、学校や図書館が完成すれば、「所有意識」をもって永続的に学校を大切にするからだ。このロジックによって、ジョンの言う、「教育に投資をすれば、世界を変えるための手助けをしているという素晴らしい気持ちを味わえる」ことが可能となり、たくさんの人がかかわることで世界は変えられる、ということを示したものである。
ジョンは言っている。
物質的な富があるかどうかは関係ない。本当に大切なのは――その富を使って何をするかだ。若くして経済的に成功したのは、大半は幸運だったからすぎない。世界を変える手助けをするために、自分の人生を少し変えてみようと思っているなら、―-考えることに時間をかけすぎず、飛び込んでみること。僕が考えたいのは、「できない理由」じゃなくて「どうすればできるか」ってこと。
そういえば、そうだった。
わたしも、自分には会社員人生より、何かもっとするべきことがある気がして、自分の人生を少し変えてみたくて、ジョンのように(ジョンほど大したポジションではなかったけど)、GEという大企業を辞めた。その時は、自分が好きな場所、つまり「海の近く」で、好きなように生きたい、と思っただけだった。だけど、そんなこと1人で実現しても、自分も周りの人も世の中もハッピーにはなれないと(当たり前だけど)気付いた。
だから、わたしの場合、自分の人生を変えようと思っていたら、いつの間にか、世界を変えるためにちょっと手助けをしていたという経緯だ。
だから、この世界に長くいるわけでもなく(何故か昔から居ると思われることが多い)、知識や経験が豊富にあるわけでもなく、まだまだひよっこだ。
でも、セヴァンもビルも言っていたけど、「1人ひとりに世界を変えるチカラがあるし、自分にできることをすればいい。そうすれば、世界はちょこっとだけいい方向に転がっていく。」
そんなわけで、本書を読んで、ジョンの言葉一つ一つを通して、1年半前に会社を辞めるときのいろいろな悩みや葛藤、そして、この世界に飛び込んだ時の自分の気持ちを思いだした。そして、ジョンと同じように、思った。
給料は激減したし、時間もない。
でも、働いている感覚、働かされている気分はしない。
だって、これは仕事ではなく、趣味みたいなものだから。
情熱をもって取り組めて、世界を変えられるかもしれないから。
僕の(私の)選んだ道は、正しかった。
本書は、自分の人生にちょっと悩んでいる人、、自分には何ができるんだろうかと思っている人、自分も何かしたいと思っている人に、オススメです。
ジョンのインタビューは、近日greenz にて公開予定。雑誌オルタナとgreen TVの映像は、年明け掲載予定です。ちなみに、この3社では、GREEN MEDIA ALLIANCEという心あるメディアのネットワークをを結成し(近日ウェブサイトオープン予定)、今後、共同取材は共同企画に取り組んで行く予定です。こちらもどうぞお楽しみに。
