ポスト真実の時代、メディアはエイプリルフールに嘘をついている場合なのか? 約45年前、「真実がほしい」と歌ったジョン・レノンを聴く。

ビートルズのような音楽でさえ、直接的に社会問題を解決することはできなかった。だけれど、彼らの音楽がきっかけとなって人々が立ち上がり前進した社会問題がいっぱいある。

それは、たとえばどんなことだったのか? そして、ビートルズのような存在になれなくとも、音楽に携わる人々がこれから社会に貢献できることは何なのか。その答えを探しつづけてほしい。

これは、僕が2008年にカリフォルニアで留学していた時に履修したビートルズクラスの最終回で、みんなが教室を出る直前、最後に担当教授が学生に投げかけたことば。

このクラスは、授業中にどのようなノートを取るかも評価対象だったので、手元にテキストや手書きメモが一切残っていないのが惜しい。でも過去のノートを頼るよりも、きっと2017年のいま、greenz.jp副編集長でミュージシャンでもある僕は、音楽を通して、より良い社会をつくれるか、という挑戦に励むほうがいいだろう。

ところで。
今日はエイプリルフールだ。
きっとみんな、くだらないジョークで笑いあっているだろう。僕もそんな時間は、とてつもなく愛おしい。

でも。

「POST TRUTH(ポスト真実 *)」の時代。僕らウェブマガジンが、嘘なんてついてる場合じゃないのかもしれない。こんな日こそ、世間に流されずに「僕らは真実がほしい!」という熱心な読者に対して、誠実に集めた情報をロジカルに整理して発信するべきなのではないか、真面目すぎるかもしれないけれど。

(*) 「客観的な事実が重視されず、感情的な訴えが政治的に影響を与える状況」 http://www.ei-navi.jp/news/983/による

ビートルズのリーダーであったジョン・レノンはかつて、『Gimme Some Truth(真実がほしい)』という曲を1971年に残している。報道や政治家の言動にうんざりしている、市民に真実を伝える世の中をつくろう。そう訴えているのだ。ぜひ歌詞を追いながら聴いてみてほしい。


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