ISSUE 食と農

2 weeks ago - 2016.11.18

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ジャンクだけどオーガニック!? 「ブラウンシュガーファースト」のヴィーガン・スイーツを食べたら、対立しない“おいしい”未来が見えてきた

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こちらの記事は、greenz peopleのみなさんからいただいた寄付を原資に作成しました。

みなさんは「ジャンクなおやつ」は好きですか?

クッキーやアイスクリーム、ケーキにチョコレート。どれも甘くて高カロリー! でもおいしいからつい手が伸びてしまいますよね。そしてひとたび食べると、ほかでは得がたい幸せな気分を味わえます。

「本当は食べたいけれど、身体に悪いものはイヤ!」
「罪悪感なしにもっと気軽に食べられたらいいな…」

そんな甘いもの好きのワガママをかわいく叶えてくれるお店があります。2016年6月9日、東京・原宿にオープンした「BROWN SUGAR 1ST.」です。

こちらのお店では、“TOKYO JUNK ORGANIC” というコンセプトを掲げ、心と体でおいしさを実感できる「ガマンしないオーガニックおやつ」を提供しています。

ジャンクなのにオーガニック!? いったいどんなおやつが味わえるのでしょうか。お店を訪ねました。

からだ全体で感じるおいしさ、発見!

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「BROWN SUGAR 1ST.」の外観。お店の前を通ると、おいしそうな香りがふわっと鼻先をくすぐります。

「BROWN SUGAR 1ST.」は、通称「奥原宿」と呼ばれるエリアの入り口にあります。竹下通りを抜けて5分ほど歩いたこのエリアは、駅前の喧騒が嘘のように落ち着いた雰囲気。

入り口にはピンクとブラウンの風船が浮かび、ウインドウにはドライフラワーの装花が顔を覗かせる、可愛らしさと大人っぽさとが同居した店舗ビジュアルがまちにしっくりと溶け込んでいます。

店内は、アイスクリームのショーケースと飾り棚ひとつと、とてもシンプル。6種類のアイスクリームと5種類のソーダがその場で楽しめるほか、クッキーやポップコーン、ドライフルーツ、そして運営元である「株式会社ブラウンシュガーファースト 」が提案するココナッツオイルなどのオーガニック食材を買い求めることができます。

どの製品も人工合成添加物はもちろん、合成甘味料・着色料・香料・乳化剤・卵・乳製品・グルテン・大豆のすべてがフリー。アレルギーを持っている方でも安心、安全に楽しめるヴィーガン・スイーツです。
 
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フレーバーはマダガスカルバニラ(マダガスカル産バニラビーンズを使用)、ミントチョコレートチップ(有機チョコドロップと北見ハッカ精油を使用)、ワイルドレモン(熊本無農薬レモン果汁を使用)、チョコレート&ナッツ(有機ナッツ3種と有機ココアを使用)、ラム&カリフォルニアレーズン(ラム酒2%&カリフォルニア有機レーズンを使用)、コーヒー(コロンビア産有機コーヒーを使用)の全6種類。

今回はアイスクリームを味見させてもらうことにしました。

うーん、どれもおいしそう! 迷ったあげく、全種類トライすることに。ワクワク!

乳製品抜きのアイスクリームというと豆乳を代用する場合が多いようですが、こちらのアイスはココナッツミルクがベースなのだとか。甘みは白砂糖の代わりにアガべシロップとココナッツシュガーを、増粘剤の代わりに寒天を使用しています。

ココナッツの香りを存分に楽しみたいのなら、と最初にオススメされたフレーバーは、マダガスカルバニラ。
 
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サイズはスモールシングル320円、スモールダブル500円、レギュラーシングル400円の3種類。どのフレーバーも想像する味のイメージを上手に裏切ってくれる。食べる楽しみが味わえます。

スプーンひと匙含んだら一瞬で魅了されました。一般的なヴィーガン・スイーツの素朴な味とは違い、甘みもコクもしっかりとあり満足感も充分。マダガスカル産バニラビーンズの持つ天然の香りやココナッツミルクの風味が口の中で鮮やかに広がって体にすっと沁みわたる感覚です。

そして後味の軽いこと!「おいしい!!」
おなかの底から湧き上がる声に自分でも驚きました。

市販されているアイスもおいしいけれど「BROWN SUGAR 1ST.」のアイスクリームは、ジャンクフードの魅力そのままに「食べものが体をつくる」と思い出させてくれる、ヘルシーな力強さがプラスされたおいしさでした。

オーガニックを日常で選べる「ワクワクした」チョイスにしたい

私にとって「ジャンクフード」に対するイメージを刷新してくれたおいしさとの出会い。いったいどうしてこのようなアイスクリームが生まれたのでしょうか? 代表の荻野みどりさんにブランドやお店の背景にあるストーリーをうかがいました。
 
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荻野みどり(おぎの・みどり)
1982年生まれ、福岡県久留米市出身。株式会社ブラウンシュガーファースト代表取締役。「わが子に食べさせたいかどうか?」を基準に、食材を厳選したお菓子屋さんとして創業。青山・国連大学前のファーマーズマーケットで娘をおんぶして販売をスタート。製造・販売するなかで、原材料としての油脂選びの大切さに気づき、バターやマーガリン、ショートニングに代わる油としてココナッツオイルに出合ったことから、2013年に株式会社として法人登記し、輸入・卸をスタートする。

「これ、ぜったい体に悪いけど、ぜったいおいしいやつだよね」みたいなおやつを選んだら、それが偶然オーガニック製品だった、ってチョイスを世の中に増やしていきたいんです。

みどりさんは、「BROWN SUGAR 1ST.」の店頭メニューに込めた想いについて、こう語ります。

これまでのオーガニックって、わりと真面目で特別なものだったと思うんですね。あれ食べちゃダメ、これ食べちゃダメって禁止事項が多くてストリクト。一部のセレブや健康志向の人たちが高いお金を払ってマニアックに実践するイメージでした。

だからワクワク楽しくて、気軽に手に取れて、そして食べるとすごくハッピーになれる。そんな表現を商品に込め、私たちのブランドから発信することで、オーガニックを誰にとっても身近な存在にしたい!そう思っているんです。

「“わが子に食べさせたいかどうか?”を基準に食材を厳選する」という理念を掲げてオーガニックの食品会社「株式会社ブラウンシュガーファースト」(ブランドサイト)を創業したみどりさん。

世の中のお母さんに代わって食材を厳しくチェックし、美味しいだけではなく子どもに安心して与えられ、しかも食卓が楽しくなる食品を提供しています。

商品化の最終判断は5歳の娘が担当しています。最終味見担当なんです(笑) 彼女の「おいしい!」のひと声で発売が決定するんですよ。

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将来の夢は「やさしいアイドルで社長」というみどりさんの娘さんは、アイスクリームが大好きで、保育園のお友達にアピールしてくれているそうです。

娘さんの舌を満足させ、さらに看板商品としてもヒットしたのが「有機エキストラバージンココナッツオイル」です。

日本では知名度が低く、なかなかそのよさが伝わりにくかったココナッツオイルを「バターの代わりにパンに塗る」という食べ方の提案とともに売り出したところ、ヘルシー志向の女性の間でブームが巻き起こりました。そのため「ブラウンシュガーファースト」は“ココナッツオイルのパイオニア”とも呼ばれています。

その他の製品も「こんなに美味しくて体にいいものが日本の食卓にないなんてもったいない!」というみどりさんの熱量によって世界中から集められました。

商品化基準は「ブラウンシュガーファーストの約束」としてウェブサイトで公開されています。産地選びに始まり、製法や製造工程、衛生管理、トレーサビリティ、味に至るまで、現地の生産者の元へ実際に足を運んで確認を行なっているのだそう。
 
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栽培から製造まで、プロセスの詳細はサイトの商品紹介ページで確認できるようになっています。ご覧になれば、その情報量の多さと分かりやすさにきっと驚かれるはず。「世の中のお母さんの代わりになって」チェックした事実を誠実に報告したいというみどりさんの意志がひしひしと伝わってきます。
 

たとえば「有機エキストラバージンココナッツオイル」のページには、フィリピンの生産者のインタビュー動画や、みどりさんとココナッツオイルの出合いから製品化までのストーリーが掲載されています。製法や認証マークなどの専門的な解説もとても分かりやすいです。

ワクワクする未来を選ぶために、自分で仕事をつくると決めた

みどりさんが「ブラウンシュガーファースト」を立ち上げたのは、2011年のこと。母乳で育てていた娘さんの体に、ある日突然湿疹ができたことがきっかけでした。

授乳期にお母さんが乳製品を摂取すると、母乳が高脂肪の状態となり消化しにくくなるため、赤ちゃんに便秘や下痢、湿疹といった症状を招いてしまうことがあります。このときの原因は、前日に飲んだホイップ多めのコーヒーゼリードリンクでした。

自分の食べたものがそのまま娘さんの体をつくっている事実にハッとしたみどりさん。以前少し学んでいたマクロビオティックの考え方を思い出し、心から健康によいと思える食品を自分の子どもに食べさせたいと思うようになりました。

そしてお菓子教室の先生である母親の協力を得ながら、一般的な家庭の台所で揃う材料を使い、添加物などを一切加えない「子どもに安心して与えられるおやつ」を販売する“小商い”を始めることにしたそうです。
 
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娘さんとの時間をとても大切にしているみどりさん。彼女が大人になったときに、土の手触りのあるゆたかな食べものを楽しく食べられる環境を残したい、と語ります。

当時、娘さんは生後4ヶ月。ほとんどのお母さんが育児休暇をゆったり取って子育てに集中したいと願う時期に、そんなに急いで仕事を始めたのはなぜなのでしょうか。

そうですね。すごくシンプルにいうと、自分で稼ぎたいんですよ。基本的に夫に生計を依存するのではなく、自分で生きていく分は自分で稼ぐ、という発想を強く持っているので、出産後できるだけ早い段階で“食いぶち”を見つけたかったんですよね。

出産前は、アパレルや家電量販店での販売員、秘書、ウェブディレクターなど多種多様な職種を経験してきたみどりさん。勉強したいことは学校で学ぶよりも現場で学びたいと考えていたのだとか。職務経歴書にまとめると3、4ページにも及ぶそう。

そして出産を機に、今後どんな働き方が自分にとってワクワクできて、娘さんの未来につながっていく選択になるのかな? と改めて自分に問い続けました。その答えが「子どもの食の未来に貢献する仕事を自分でつくること」だったのです。

これまでの経験から、フリーで働くのが自分にフィットするとわかってきていたので、次は自分で何かやろうと考えていました。あと、出産したのが東日本大震災の年だったのがけっこう大きくて。

「子どもに何を食べさせて育てていくの?」という世の中の意識がすごく高まった時期でした。じっとしていればいいのに、いてもたってもいられなくなった背景にはそれもあったかな、と思いますね。

自分のいのちを燃やした先に、新しく生まれるものがあった

こうして自分で仕事をつくることを決意したみどりさん。これまでのキャリアで「売る」ことを得意としていたため、お菓子づくりは人の手を借り、自身は最初から売り手に徹することに決めました。しかし協力者を求めて製菓店をいくつか回ったものの、なかなかよい出会いがありませんでした。

わぁ、これはどうしようって途方にくれていたら、うちの母と叔母が昔から手伝っていた福岡の障害者福祉施設が手をあげてくれたんです。みんな喜んでやるって言ってくれたのがとても嬉しくて「ぜひ!」とお願いしました。

こうして福岡で製造したお菓子を宅配で運び、東京で販売する仕組みができあがり、週末は青山のファーマーズマーケットへの出店、平日は娘さんをベビーカーに乗せて一緒に営業活動を行いました。
 
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青山・国連大学前で週末に開催されるファーマーズマーケット。クッキーやウーピーパイ、マフィンなど、生後間もない娘さんと一緒にお店に立って販売しました。

自然食品店などへ徐々に販路が広がりはじめた頃、突然大きな転機が訪れます。それはお友だちの死。ちょうどみどりさんと顔を合わせた翌日に、海で遭難し行方不明になったのです。

捜索しても見つからず、仲間内でやきもきした期間を過ごしていたある日のこと。コンビニに立ち寄った際に店内を見渡してみると、手づくりの食品がどこにも置かれていないことに気がつきました。

「コンビニの棚にうちのクッキーを置けたら、みんなが気軽に買える手づくりおやつの選択肢になれる!」と、みどりさんは思いたったその場でローソン本社へ連絡をとり、ナチュラルローソンの品揃え担当部署に営業をしたそう。

そしてサンプルを送付しプレゼンの機会を得て、無添加の手づくりクッキー「COCOCOKIES」の店頭採用が実現しました。
 
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「COCOCOKIES」のフレーバーは、“コーヒー・しょうが・ゆず・八女煎茶“の4種類(各2個入り220円)。バター・乳・卵を使用せず、有機エキストラバージンココナッツオイル、きび糖を使用。ひとつひとつ手づくりしています。

昨日元気だった人が今日いない。そんな現実に直面して初めて、明日って当たり前には来ないものなんだな、と実感しました。ゆっくりのんびりしてないで、自分のいのちを燃やさなきゃ!! と強く思ったのを覚えています。

そのときみどりさんはまだ個人事業主。それでもナチュラルローソンの担当者は「僕たちが仕入れないといけないのは、こういう商品なんだよ」と、商品化に向けたフィードバックを積極的に行なってくれ、一緒に伴走してくれたそうです。

身近な生命の灯火が消えたとき、みどりさんが触れたのは自分の生に限りがあるという事実だけではありませんでした。これまで味わったことのない自身への可能性にもまた、触れることになったのです。

「昨日死んで逝った者たちがあれほど生きたいと願った今日という日を皆さんどうお過ごしですか?」——亡くなった友だちのブログの、偶然開いた1ページにそんなフレーズが残されていました。

彼がやりたいことに対して貪欲に生きたように自分も生きよう。そう決めて動いた先に大きく未来が開きました。友だちが気づかせてくれました。

対立しないであたらしい流れをつくるために

みどりさんがこだわり続けてきた「食の安心・安全」。「ブラウンシュガーファースト」の商品のように、オーガニックであり、化学的に合成された添加物が使われていないことが「食の安全」だよね、と思っている方もいるのではないでしょうか。

同時に、お腹を壊さないことや同じ品質で安定供給されることも「食の安全」として大事だと思いませんか? あなたがこの問いに「はい」と肯いたのなら、これからご紹介するみどりさんの言葉に少し耳を傾けてもらえたらなと思います。

実は大手の食品メーカーさんたちは「食の安全」のために添加物を入れているんですよ。戦後、食料が豊富ではなかった時代に、お腹を壊さない品質のものを安く供給するという発想で「食の安全」を考えてきた歴史があります。

その使命感で必死に研究してきて今があるんです。これは経営者となり、さまざまな人の話を聞くようになって知った事実のひとつです。

知らないままだったら「添加物やばいよね。ひどいよね、あんなの売って」と深く考えずに“対立的”な立場をとっていたかもしれない、と苦笑いするみどりさん。

そのことを知ってから、対立じゃなく「相手の正義を理解した上でどう組んでいくか、流れをつくっていくか」みたいな発想を持てるようになりました。

私が思い描いているのは、娘たちが将来、心と体が豊かでいられる「おいしいごはん」を毎日もりもり食べ続けられる未来。一方で大手企業の行動原理は何かと言えば、昨年対比でより売上が上がることがゴールなんですよね。

だからオーガニックやナチュラル、無添加の商品がきちんと売れるモデルがあれば、彼らはそこに研究投資して新しい商品をいっぱい産み出すのでは、と私は思っているんですよね。ロマンチックと言われるかもしれないけど(笑)

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「BROWN SUGAR 1ST.」の棚に並ぶ、オーガニックな商品たち。アメリカ、メキシコ、スリランカ、フィリピン、イギリスなど、世界中から厳選。

思えば添加物を抜くという選択は、大手企業にとって非常に大きなリスクです。スーパーの店頭に並ぶ商品にカビが入っていたら、私たちは製造元のメーカーをどう評価するでしょうか。メディアが問い質して炎上するのも容易にイメージできます。

食品には、おいしいこと、そのおいしさが長期間保たれること、そして衛生的であること、しかも安くていつでもどこでも買えること、などが常に期待されているのかもしれません。

片やオーガニック製品は、本来よけいなコントロールは加えず、自然の状態を生かしてつくっていくもの。当然、風味のばらつきが生じたり、賞味期限が早まったり、低殺菌だったり、ものによっては希少で安く手に入れるのが難しいこともあります。

このふたつの「食の安全」を同時に叶えるのはとても高いハードルです。しかし自然食品店ではなく、大手のコンビニに無添加の手づくりクッキーを置くことは、消費者からそれらを同時に求められることでもあると感じました。
 
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主力商品の「有機エキストラバージンココナッツオイル」。トランス脂肪酸やコレステロールを一切含まず、母乳に含まれる成分で免疫を高めるラウリン酸が豊富。トーストに塗ったり、製菓材料としてバター代わりに使用できる。

そうですね、高いハードルでした。日本の食品業界へのまなざしは本当に厳しくて、店頭に並べるまでの努力が必要な点はいっぱいありました。求められる「食の安全」に応える工夫は今後も続けていきます。

一方でオーガニックをやっていく以上、お客さんの理解も必要だとは思います。でも学んだり気づいたり変化したりってことは、みんなが同じようにできるわけじゃないし、強要できることでもないですよね。

だからこそシンプルに「楽しさ」や「おいしさ」で選べるオーガニックの食品を、日常の選択肢として用意するんです。説明文だらけの商品じゃなくて。

大好きな仲間とワイワイ楽しく「おいしい!」って言いながら食べる。その食の”基本”の中に自然とオーガニックや無添加が選ばれる、それが消費者のみなさんにきちんと伝わるカタチだと思うんです。

未来を選ぶために、「本質的なものは何か?」を切実に問いかける

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「BROWN SUGAR 1ST.」の前で笑顔いっぱいのみどりさん。お店には、親子はもちろん、この辺を散歩する女子の三人組やOLさんも来てくれるし、このエリアだからタトゥーだらけのイカツイお兄ちゃんも来てくれます。

最後にひとつ、私がどうしても気になったことを聞いてみました。出産後、「どんな働き方が自分にとってワクワクできて、娘の未来につながる選択になるのかな?」という問いをまっすぐ自分に差し向けることができたのは、どうしてでしょうか。

それは出産前までいたアパレル業界での経験があったからです。ファッションは消費して使い捨てるスピードがすごく速い。

しかも生産から廃棄されるまでの流れを辿ると、人件費の安いバングラディシュの工場が全部潰れたとか、川に染料を廃棄してドロドロになったとか、そういう背景で製品がつくられていました。幻想を売るのがすごく虚しくて…。本質的なものが何かを問う癖はこういう現実を知ったからでしょうね。

たとえば、商品を売ったその先にある子供たちの未来にどんなイメージを描いているのか。その仕事は本質的に価値がある何かを生み出しているのか。働く人が幸せを感じられる仕組みなのか。

そういった問いにきちんと「YES」と答えられる選択の積み重ねを行ない、生産から流通、販売に至るまで、いきいきとした生命の循環が生まれる仕組みを確立すること。関わるみんなが幸せになる連鎖をつくることを大切に、食べ物だけではなく人の営みすべてをオーガニックにしたい。

「BROWN SUGAR 1ST.」は、そんなみどりさんの思いを表現するために生まれた直営1号店。秋からはとろとろおいしいマフィンも新登場。

とびきりおいしい「ジャンクなおやつ」を食べて、まずはあなた自身が、心からの幸せを身体いっぱい感じてみませんか?
 
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おまけ:取材の帰りにグリーンズオフィスに寄ったら、なぜかブラウンシュガーファーストのお菓子があったので、編集アシスタントのぽろくんと小躍りしながらいただきました。おいしかったです〜。ごちそうさまでした♡

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「BROWN SUGAR 1ST.」

writer ライターリスト

村瀬 彩

村瀬 彩

greenz ライター ライター兼はなやぐ係 唄うように話せたらいいな 絵を描くように書けたらいいな 話すように踊れたらいいな ほほえむように唄えたらいい そんな気持ちで日々を生きています。 「心のスイッチを押す装置」をつくる発明家として、現在「大人になった子どもがおかあさんに贈る本」をテーマにギフトブックを制作中。「本を贈る」やりとりを通じて、親子のリアルなストーリーが新たに生まれることを目指しています。 気になるテーマはクロスカルチャー、多様性、対話。

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