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【イベント】9/10(土)、9/11(日)「弱さがパワーになる、想いを変革につなげる2日間」 コミュニティ・オーガナイジング・フルワークショップ

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。


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社会をよくしたいと頑張っているけれど、上手くいかない。あるいは、社会は変えられない、そう諦めていませんか?確かに、1人でできることには限りがあります。でも価値観を共有した人々の力が結集すれば、社会は変えることができます。

社会、企業、学生団体やNPO… 様々な組織やコミュニティの変革は、小さな1人の想いから始まります。その想いを変革につなげる「語り方」「関係づくり」「チームづくり」「戦略」「アクション」を2日間のトレーニングで学び、実践することで「あなたの変えたい」を、「みんなの変えたい」に近づけていきます。

2008年アメリカ大統領選において、オバマ陣営の「地上戦」で選挙参謀を努めたマーシャル・ガンツ博士。その時用いられた手法が『コミュニティ・オーガナイジング(以下、CO)』であり、ガンツ博士はそれを体系化して、ハーバード大学ケネディスクールで教えています。そのガンツ博士からハーバード大学で直接指導を受けたコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)の講師陣が講義をします。またCOJ代表理事の鎌田華乃子は日経ビジネス2016年、年末年始合併号「次代を創る100人」に選出されました。

<参加対象者>
社会問題の解決に関心のある方、草の根活動を広げたい方、NPO・市民活動・企業のリーダー(企業規模や役職に関わらず)、行政担当者・各種専門家など

<日時>
1日目:2016年9月10日(土)9時~19時00分(予定)
2日目:2016年9月11日(日)9時~19時00分(予定)
※2日間通してのご参加をお願いします

<会場>
NTTコミュニケーションズ汐留ビルディングオフィスルーム
(〒105-8535 東京都港区海岸1-2-20)

<募集人数>
最大30名

<参加費>
本WSは2日間で1セットとなっており、参加費は2日間の受講費用と2日分のお弁当・飲み物代を含んでいます。

社会人:4.2万円
学生:1.7万円 →売り切れました。キャンセル待ち可。

<お申し込み方法>
ページ下より、必要事項をご記入の上ください。
参加費のお支払いが済んだ時点で、お申し込みの完了となります。
※お支払いは、クレジットカード決済とコンビニ決済があります。
https://goo.gl/YEvLls

<参加者の声> 過去の参加者からは、次のような感想を頂いています
http://communityorganizing.jp/workshop/voice/
「国民が自身の手で社会を変えていくためにも、コミュニティオーガナイジングの手法は必要です。」→駒崎弘樹氏・認定NPO法人フローレンス代表理事

「お世辞でもなんでもなく、素晴らしかったです。コミュニティの力を最大限に引き出しつつ、ムーブメントに発展させ、社会を変えていく。その体系化されたメソッドの完成度にも驚きましたが、そのメソッドを伝えて、学びの場をつくるプログラムとスタッフのみなさんのサポートがなければ、薄い時間になっていたことでしょう。メソッドと教える人のバランスが素晴らしかったです。」→NPO法人グリーンズ・植原正太郎氏

「コミュニティ・オーガナイジングで学ぶ1つ1つの要素は、新しく旗を振って何かを起こさなくても、普段から様々なシーンで活用できると思いました。」→秋本可愛氏・株式会社Join for Kaigo代表

「実はこのコミュニティ・オーガナイジング自体はあまり目新しい事ではないのですが、日常的なプロセスが体系づけられる事。共感を広げて行く手法について有効だということです。」→葛巻徹氏・NPO法人いわて連携復興センター理事・事務局長

<コミュニティ・オーガナイジングとは>
コミュニティ・オーガナイジング(Community Organizing、以下CO)は約100年以上の歴史がある体系的な市民活動・社会運動の手法です。
どんな手法かを一言で例えるとすれば、「スイミー(レオ・レオニ作)」です。小さい魚たちが協力して、一致団結して大きな魚の形を描いて泳ぐという戦略をたて、大きな魚を追っ払ったという物語です。

COは、市民の力で自分たちの社会を変えていくための方法であり考え方です。オーガナイジングとは、人々と関係を作り、物語を語り立ち向かう勇気をえて、人々の資源をパワーに変える戦略をもってアクションを起こし、広がりのある組織を作りあげていくことで社会に変化を起こす過程です。市民主導で政府、企業などさまざまな関係者を巻き込みながら、自分たちのコミュニティを根本からよくすることを目指します。

<COトレーニングの背景は?>
2008年、米国初の黒人大統領が誕生しました。普段投票に行かないマイノリティー層が投票した事が一つの大きな勝因と言われていますが、その陰にはCOの手法を取り入れ選挙ボランティアを育成した「キャンプ・オバマ」というものがありました。選挙参謀としてその戦略を立てたのが、ハーバード大学でオーガナイジングを教えるマーシャル・ガンツ博士です。博士は選挙後にこのキャンプの内容を精緻にし、様々な社会課題に取り組むために使えるようにしました。

本トレーニングは、そのガンツ博士からハーバード大学で直接指導を受けたメンバーらが集まり、日本でCOの実践を広めているコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ)が提供致します。参加者は2日間で一気にスキルを学びます。スキルですから、学べば誰でも身につけることができ、鍛練を積めば積むほど、高めることができます。また、学びを実践に応用するためのフォローアッププログラムも用意しています。


<何に使えるの?>
自分はこんなに大切な、必要なことだと思っているのに、周りの人に分かってもらえない、行動が広がらない、といった、日々の仕事や活動で多くの方が抱えたことのある問題を解決するのに役立ちます。活動を広げることに使えますし、普段の仕事等にも応用できるところがあります。

<トレーニングの内容>
概念についてモデルを通じて知る講義、実際にオーガナイジング・キャンペーンを立ち上げる演習と振り返りを通じて、オーガナイジングにおける5つの基本的なリーダーシップを学びます。

1.パブリック・ナラティブ
なぜ自分がリーダーシップをとることを思い立ったかを他者に理解してもらう「ストーリー・オブ・セルフ」、共に行動したい人々と共有する価値観に基づく「ストーリー・オブ・アス」、そして今行動しなければという瞬間を語る「ストーリー・オブ・ナウ」という3つのストーリーを明確に言葉で表現する方法

2. 関係構築
ある共有目的に向けて共同するコミットメントに基づいた、意図的な関係を構築する方法

3.チームの立ち上げ
共通の目的と基礎となるルール、明確な役割を備えた協力的なリーダーシップ・チームを構築する方法

4.戦略
同志(問題に直面している人たち)の資源を、ある明確な目標を達成するために必要なパワーに転換する戦略を練る方法

5.アクション
戦略を、計測可能で、動機がしっかりとあり、効果的な行動へと転換させる方法

演習は数人のグループに分かれて行い、各グループに学びをサポートするコーチがつきます。

<スキルの応用方法>
COを学んだ参加者が全国の現場で手法を応用し、さまざまな取り組みをされてます。

(取り組みの一例)
・安心して子を産み育て、一人一人の命を大事にする社会をつくるための、産前産後に困難を抱えた母親たちによる共助の産後ケア活動(岩手県)
・団地のウルトラ高齢化に備えて、住民と当該地域で活動する社会福祉法人が協力しあい、困ったときに近所で助けあえて、住み慣れた町で最期まで暮らしていける目途をつける活動(千葉県)
・性指向や自己の求める性のあり方を表に出せずに孤独を感じている人が自己を肯定して生きていける社会にする活動(埼玉県)


<NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパンについて>
詳しくはコミュニティ・オーガナイジング・ジャパン公式Webサイトへ。
URL:http://communityorganizing.jp/
お問い合わせ先
特定非営利活動法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン
〒105‐0004 東京都港区新橋4-24-10 アソルティ新橋 502
E-mail:azusa@communityorganizing.jp
担当:山野(080-6520-3981)

<参考情報> 
コミュニティ・オーガナイジングやCOJについてメディアで掲載された情報
“物語”の力が社会を変える|NHK クローズアップ現代
(動画)http://dai.ly/x1a0gg2
日経Bizアカデミー「社会起業家インタビュー」
イミダス連載