ISSUE☆グリーンズ企画 greenz by styles

5 months ago - 2016.07.03

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あなたが投票に行くことは、決して無駄にならない。世界各地で展開されている投票率向上プロジェクトをまとめてご紹介!

gplkouho
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greenz playlist」は、読者のみなさまの「毎日見れないから、いいとこどりしたい!」「過去の記事からも、なにか面白いものを見つけ出したい!」という声に応えて、まるでDJのように、過去の記事をテーマ別にリスト化していく企画です。

参議院選挙が、いよいよ来週の日曜日、7月10日に迫ってきました。もしかしたら、すでに期日前投票に出掛けたという方もいらっしゃるかもしれませんね。

greenz.jpでは先日、パタゴニアが展開する投票率向上キャンペーン「VOTE OUR PLANET」をご紹介しましたが、日本に限らず世界各地で、より多くの人々が選挙に足を運ぶようにと尽力するヒト、そしてプロジェクトがあります。

実はぼくらグリーンズチームも、それぞれプロジェクトに取り組んでいます。たとえば、編集部デスクの僕は仲間たちとともに「SOW!政治」というイベントを開催していて、その名の通り「ソーセージを食べながら、カジュアルにフラットに政治を話す場をつくろう」と活動中。その一方、編集長の鈴木菜央は「せんきょCAMP」の言い出しっぺだったりします。

そこで今回は、これまでにgreenz.jpが紹介してきた、世界各地で「もっと多くの人々に選挙に行ってほしい!」と活動を展開するプロジェクトやアプリ、映画をご紹介します!
 
ほしい未来は僕らの手の中から生み出そう!投票を楽しいアクションに変える「みらぼくプロジェクト」 by たけいしちえさん
 
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「みらぼく」こと「未来は僕らの手の中プロジェクト」は、選挙に行き、投票証明書を受け取ると、地域のお店やアーティストから素敵な特典がもらえちゃうという、みんなが「楽しく行動(投票)」することを応援するプロジェクトです。

参加はいたって簡単!まずは選挙へ投票に行き、「投票証明書」をもらいます。「投票証明書」は、投票後、投票所にいる方に伝えると発行してくれます。

発起人の古屋賢悟さんは、こう話します。(⇒続きは、こちら

古屋賢悟さん 誰でも自分の生き方や未来って理想や望むことがあると思うんです。選挙に無関心だということは、自分が主体になって、国や街づくりに関わることを放棄している状態。それは結果として「自分」の未来を大事にしていないと僕は思いました。

みんながもっと楽しんで行動=投票できたらいいなという想いから、「みらぼく」はスタートしています。人はもっと自分の人生を創造していいんじゃないかな。(⇒続きは、こちら

 
あなたのほしい未来を実現してくれる政治家は誰? 10問の質問であなたと候補者をつなげるアプリ「Votr」 by 中山智晶さん
 
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Votrはクイズ形式でユーザーに色々な質問をし、最後にそのユーザーの価値観とマッチする候補者を教えてくれるアプリ。

すべての質問に回答し終えると、ユーザーの価値観に近いマニフェストを持った上院議員候補者が表示されます。選び出された候補者が気になったら、画面を右にスワイプすることで、ウェブページやその候補者について討論されているページへ。気に入らなければ左にスワイプすることで、次にマッチした候補者の情報を見ることが可能。

このアプリを開発した「Vocativ」のCEOであるScott Cohen(以下、スコットさん)は、こう話します。(⇒続きは、こちら

スコットさん わたしたちは、20代〜30代のスマートフォンユーザーにおしゃれで斬新なものを届けたかったんです。そのために考えたのが、彼らにとって選挙が楽しいものになる仕組みをデザインすることでした。

ただ楽しいだけでなく、このアプリを通じて候補者の人となりや、政治や選挙を取り巻くあまり知られていない側面を伝えていくことも、votrが担う大きな役割といえます。

つまり、このアプリはこれからの未来にとって、もっとも”重要なこと”と”楽しさ”が混ざり合ったものなのです。(⇒続きは、こちら

 
投票したら、ちぃとええことあるんよ。政治が身近になる対話の場を地道に続ける「せんきょCAMP尾道」 by 葛原信太郎さん
 
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せんきょCAMPとは、誰にでも開催できる「政治が身近になる対話の場」。2012年11月30日に初めてのせんきょCAMPである、せんきょCAMP渋谷が開催され、その後、「せんきょCAMP◯◯」と後ろに地名を付ける形で全国に広がっていき、確認できただけで150か所以上で開催されてきました。

そんな各地のせんきょCAMPの中でも、特に活発に活動しているのが、広島県尾道市で活動する「せんきょCAMP尾道」。期日前投票すると飲食店で割引サービスなどが受けられる「VOTE割」や地元政治家を呼んでの対話の会などを行っています。

この記事では、せんきょCAMP言い出しっぺのひとりである鈴木菜央(greenz.jp編集長)と、せんきょCAMPメンバーの葛原信太郎(earth garden編集長)が尾道に一泊二日の弾丸取材に行ったときの様子をお届けしました。(⇒続きは、こちら
 
 
CMは世界を変えられるのか?南米チリの独裁政権を終わらせた政治キャンペーンを追体験する映画「NO」が日本公開! by 丸原孝紀さん
 
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(C)2012 Participant Media No Holdings,LLC.

誰もが無理だと思っていた。多くの人があきらめていた。独裁政権下のチリで、そんな空気をひっくり返すべく立ち上がったのは、ひとりの若い広告マンだったー

歴史を大きく変えた実話に基づく映画『NO(ノー)』の舞台は、1988年の南米チリ。当時のチリは、1973年の軍事クーデターにより政権を奪ったピノチェト将軍による、軍事独裁国家でした。不当な逮捕や人権侵害が相次ぐ軍事政権は国際的な非難を受け、信任を問う国民投票を行うことに。

しかし、政治的な自由を奪われてきた状況下では、国民投票も対外的なアリバイのために行われるもの過ぎないと考える国民がほとんどでした。どうせ出来レースだろうということで、関心は高まらなかったのです。そんな状況に対して数ある野党は団結し、独裁政権を終わらせるキャンペーンを張ります。(⇒続きは、こちら
 
 
みんなが一体となって動けば、僕らは必要な政府を選ぶことができる。 パタゴニアによる「VOTE OUR PLANET」キャンペーンが展開中! by Naoko Takahashiさん
 
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いよいよ参議院選挙が6月22日に公示され、投票日が7月10日に迫ってきました。みなさんは、選挙について誰かと話したり、候補者の情報を調べたりすることはありますか?

今回は、選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられてから初めての選挙であることでも注目を集めています。一方で、前回2013年の参議院選挙は2010年の57.92%を下回る52.61%。特に20代の投票率は33.37%と世代別の中でも最も低い値となり、(参考:総務省ウェブサイト)「若者の政治離れ」を懸念する声も多く聞かれます。

そんな中、アウトドア衣料品メーカーのパタゴニア社(以下、パタゴニア)では、選挙へ参加することの大切さを伝えるキャンペーンを開催。その名も「VOTE OUR PLANET」。キャンペーン期間中は、選挙に関連したトークイベントを全直営店で開催するほか、店頭でステッカーを配布して「投票しよう」と伝えます。

パタゴニア創業者でオーナーのイヴォン・シュイナードさんは、こう話します。(⇒続きは、こちら

イヴォンさん ことに意義のある人びと、そして意義のある問題に賢明な一票を投じる。僕らがそのような行動を取らなければ、別の誰かがー僕らの子供の将来とその他の野生のことについて気にかけない誰かがー別の一票を投じてしまう。

皆が一体となって動けば、僕らは必要な政府を選べる。自業自得の政府を強要される必要はない。(⇒続きは、こちら

(playlist ここまで)

 
アプリを通じて、選挙に参加することのハードルを低くした、「Votr」。
独裁政権をひっくり返すためにキャンペーンを展開した、広告クリエイターのレネ。
僕らの住む地球の環境を守るために投票に行こうと呼びかける、パタゴニア。

このように、それぞれのアプローチで人々に投票へ行くことを訴える人々とキャンペーンを紹介しました。

アプローチは違えど、全員に共通しているのは「あなたが投票することは、未来と社会をつくるうえで無駄にならない」というメッセージです。

7月10日の参議院選挙へ投票に行くことはもちろんですが、この機会に「選挙に参加することが、自分のほしい未来を実現する上で、どういう意味があるのだろう」と考えてみてはいかがでしょうか?

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writer ライターリスト

スズキコウタ。

スズキコウタ。

greenz.jp 編集デスク 1985年、築地生まれ。2013年よりgreenz.jpにライターインターンとして参加し、greenz global編集長、greenz.jp編集アシスタントを経て、2015年2月より現職。 主にライターインターンプログラムを通した海外事例の企画編集と人材育成、ライターコミュニティのマネージメント、そして日々の記事の進行調整を担当する一方、DJ・選曲家・ミュージシャンとしての活動も。2016年末には、これまでの作品を集めたファーストアルバムをCDで発表予定。 Twitter: @2kaiprod Profile: http://about.me/kotasuzuki Essays: Tiny Little Thingz

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