ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

6 months ago - 2016.02.11

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運動に対するモチベーションの低下を感じている人、必見! 走れば走るほど、誰かを救うことにつながるアプリ「Charity Miles」

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ジョギングやランニング、あるいは散歩など。みなさんは、普段どのような運動を行っていますか? きっと忙しい日々の中で、なかなか運動するための時間がつくれないという方も多いかもしれません。

文部科学省が2013年に行った世論調査によれば、全国の約8割の人が普段から慢性的な運動不足を感じているそうです。

健康のため、あるいはダイエットのために運動が効果的なことはわかっていても、なかなか行動に移すのは難しいもの。つい先送りにしてしまったり、三日坊主で続かなかったり。明確な理由や目標がないと、なかなか本腰入れて取り組むことが難しいと感じている方も多いのではないでしょうか?

一般的に、運動に取り組む際の明確な目標というと、体重や脂肪率を設定することが多いと思いますが、もし私たちの運動量が自分の目標達成だけではなく、誰かを救うことにもつながるとしたら、さらにモチベーションが高まるのではないか。

今回はそんな思いで生まれた、モバイルアプリ「Charity Miles」をご紹介します。
 
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「Charity Miles」では、アプリを起動しながらランニングやジョギング、サイクリングを行うことで、その距離に応じた金額を寄付することができます。

寄付先は自然環境保護団体である「WWF」や「Save the Children」など、30以上の団体からユーザー自身が毎回自由に選ぶことができ、ジョギング・ランニングの場合は1マイル(約1.6キロ)につき25セント(約30円)、自転車でサイクリングの場合は1マイルにつき10セント(約13円)がアプリの提携スポンサーから寄付されるという仕組み。

アプリに表示されるデジタル広告を通してプロモーションを行うことと引き換えに、アプリの提携スポンサーである企業がユーザーの運動量に応じて寄付を行うため、アプリユーザーがお金を払わないでよいのです。
 
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それでは、アプリの使い方を見てみましょう。

まずはアプリをダウンロードしてユーザー登録をします。登録を終えると、寄付先の団体を選ぶ画面に切り替わるので、自分が支援したい団体を一つ選びます。

そして団体を選んだ後は、”外で散歩する・走る”、”室内で歩く・走る”、”自転車で走る”の3つの選択肢から、これから行うアクティビティを選択すれば準備完了です。
 
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さあ、あとは運動するのみ!

アプリにはスポンサー企業の広告とあわせて運動した距離とそれに伴う効果が表示されます。自分の運動がリアルタイムで寄付金額という目に見える形で現れるのは、運動を続けるモチベーションにもつながりますよね。
 
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2012年に開発された、この「Charity Miles」。なんとこれまでに約10万人がこのアプリを使用しており、すでに1千万円以上の支援を達成しているそうです。

このアプリを開発したニューヨーク在住のGene Gurkoff(以下、ジーンさん)は、以前からマラソンやトライアスロンなど様々なスポーツを通じてパーキンソン病のためのファンドレイジング活動を行っていたのだとか。

その経験からジーンさんは、もっと多くの人々を巻き込みながらスポーツを利用したファンドレイジングを行いたいと思い、個人が日常のエクササイズを寄付につなげられる「Charity Miles」をつくりました。

しかし彼はこのアプリの役割は、単に寄付金を生み出すことだけではないと語っています。

このアプリの真の目的は人々の意識を変えることです。「Charity Miles」は人々のチャリティーに対する考えやチャリティーとの関わり方に影響を与えられると信じています。

まだまだ寄付文化が根付いているとは言えない日本ですが、「Charity Miles」のような誰もが気軽に参加できる新しい寄付の仕組みが増えれば、日常的にチャリティーに参加することが当たり前になる社会がやってくるかもしれませんね。

[via Mashable, fastcompany]

(Text: 江頭由佳)

実際にCharity Milesをつかってみよう!
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