ISSUE まちづくり

2 years ago - 2014.11.27

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地産地消はもっとクリーンにできる! アムステルダム発、自転車でローカルフードを配送する「Foodlogica」

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最近はローカルフードの人気が、ますます高まっているようです。みなさんの中にも、食の「安心・安全・身近さ」を気にかけて、ローカルフードを実践されている方が多いのでは?

今回ご紹介する「Foodlogica」は、自転車の街として知られるオランダのアムステルダムで生まれたプロジェクト。彼らの取り組みはズバリ、「お客さんへクリーンにローカルフードを届よう!」というもの。
 
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「排気ガス、渋滞、公害ゼロ」が、彼らのスローガンです。

Foodlogicaは都市開発の問題に取り組む「CITIES」という団体が、ローカルフードや近郊農業との新しい向き合い方を考えるために2010年に始めた「Farming the city」というプロジェクトの一環として生まれました。

アムステルダムには2470軒のレストラン、1740軒のカフェ、680軒のスナックバーがあり、それぞれの店に平均6.5回/週の配送が行われ、これを合計すると31785回もの配送が一週間で行われていることになります。しかし、この配送のほとんどはディーゼル車が使われてきたそう。

そこでFoodlogicaはディーゼル車よりもクリーンな配送を目指して、アムステルダムを流れる運河を利用して運ばれてくるコンテナにソーラーパネルを設置し、その電力を使って動く電動自転車での配送を開始しました。

オランダやドイツの会社の様々な技術とアイデアと情熱によってつくられた電気自転車は、最大300㎏、120×80×140cmの荷物を100km先まで運ぶことが可能なのだとか。

基本料金は15ユーロ(日本円で2000円ほど)で、距離によって追加料金がかかる仕組みです。このサービスは今年の6月に開始されていて、今月からは対応エリアを本格的に拡大し始めています。
 
foodlogica
コンテナのソーラーパネルで貯められたエネルギーだけで動く自転車

環境負荷を減らすだけでなく、都市の渋滞を緩和し、人々の雇用をもつくり出しているというFoodlogica。彼らは現在、自転車好きで食に興味がある人を仲間として募集中です。

彼らのウェブサイトには、「持続可能な社会においては、自分たちが柔軟に変化していくことを大切にしています」と書かれており、一人一人のクライアントの希望にも柔軟に対応しているのだそう。

取引先の人々は、

Foodlogicaは、まさに私たちが求めていた仕事のパートナーです。なぜなら彼らは、私たちのサステナブルで高い水準の仕事にも応じてくれるから。

私たちの価値観と街をちょっと良くしたいというFoodlogicaの思いがぴったり重なりました。私たちはFoodlogicaを選びます。

と、賞賛しています。
 
Juice-and-Salad-delivery
ボックスには取引先の広告が

Foodlogicaは「クリーンに、すばやく、社会的に」という3点をキーワードに、「どのようにして、私たちのもとに食べ物が届けられるのか」ということを考え直す、地域密着型の新しい水準をつくり出そうとしています。

Foodlogicaがローカルフードと自転車をかけあわせたように、わたしたちの身近なもの同士をかけ合わせることが、より楽しく素敵な社会をつくるヒントなのかもしれませんね。
 

[via foodlogica,treehugger,farmingthecity,Facebook]
(text:吉岡遥菜)

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