ISSUE まちづくり

2 years ago - 2014.11.24

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貨物用コンテナが、自分と向き合いひらめきを生む場所に大変身!自然と都会が調和する隠れ家「Cove Park」

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テレビや広告の中に映し出される、木漏れ陽がさす森の中や、澄んで輝く海辺と白い砂浜。都会の中で生活をしていると、ふいに視界に飛び込んでくる自然に心奪われる方は多いのではないでしょうか?

そんな自然豊かな環境で、自分とじっくり向き合うことができる場所。それが今回ご紹介する「Cove Park」です。

Cove Parkが位置するのは、イギリスのエディンバラの西海岸。特徴的な真四角の外観は、ただの箱形のスペースではなく、船の貨物用コンテナを再利用してつくられています。
 
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コンテナを3つつなげてつくられていることがよくわかる外観。建設にかかった時間は、たったの6日間だそう。

大きなガラスのはめ込まれたプライベートデッキのおかげで、建物の中にいるのに、まるで湖とその周りの緑の中にいるよう。元々がコンテナというだけあって、内部はいたってシンプル、そして機能的につくられています。 
 
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広々としたスペースで自然を眺めながら自分と向き合うことで、いろいろなアイデアがひらめきそうですね!

Cove Parkをつくったのは、40年以上、歴史的建造物の再生などの事業を行っているイギリスの「Urban Space Management」。これまでもコンテナをつかって、オフィスやアーティストのワークスペースのためのスペースをつくってきました。

実はCove Parkもただの住居ではなく、アートの発展への貢献を望むスポンサーからの、芸術サポートプログラム。現在、視覚芸術、技術、文学、音楽と身体パフォーマンスに関するアーティストたちが住んでいます。さらに、彼らには、時間、場所、そして経済的なサポートという創作活動に集中できる環境が与えられます。
 
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同じ場所にさまざまなアーティストが住んでいることで、違う分野や技術の交流がうまれ、新たなひらめきの材料になることもあるのだそう。

住人であり、映画ディレクターでもあるEdward Kempさんは、Cove Parkでの生活についてこう話します。

ここは、本当にすばらしい場所だと思っているよ。Cove Parkは、今までに想像もしたことがないような経験ができる場所だ。

貨物用のコンテナの中で一人で眠ったり、創作をしたり。こんなのは今までの人生で、自分には一度も起こらなかった出来事だからね。

Cove Parkは、アーティストの利用していないオフシーズンには、個人や団体でのレンタルもできます。その用途は広く、企業のイベントや研修から、個人のレジャーのようなプライベートなものまで可能だとか。

都会では廃棄物になってしまうコンテナも、もう一度価値を発揮できる使い方があるということを、魅力的に伝えてくれるCove Park。あなたなら、どのようにこの場所を使いたいですか?
 

[via Cove Park,Container City,Jetson Green,DutchCulture,Urban Space Management]
(Text:きとうかよ)

writer ライターリスト

きとうかよ

きとうかよ

greenz ジュニアライター 1991年生まれ。愛知県出身。東京在住。 学生時代にgreenzライターインターンを経験し、ジュニアライターへ。現在は、平日はWebマーケティングの会社で働いています。 blog : 好奇心の本棚。

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