3Dプリンター製カートで元気に散歩しよう!世界中の人が応援した、生まれつき前足のないチワワTurboRooちゃん

20140822_075458000_iOS

愛する犬が無邪気に走り回る姿を見ているだけでも、飼い主は元気をもらえるもの。でも、世界には走り回れないワンちゃんもいます。アメリカのインディアナ州で暮らしている、前足のないチワワ「TurboRoo(以下、タボルー)」もそのひとり(?)。

なんとかタボルーが元気に走り回る姿をみたい! そんな飼い主の思いを叶えてくれたのが、急速に広がりつつある3Dプリンターのテクノロジーでした。
 
TurboRoo

病気で生まれつき前足のなかったタボルーは、ブリーダーのもとで生まれた後、獣医のAshely Looperさん(以下、アシュリーさん)に引き渡されます。アシュリーさんは、おもちゃを改造して手作りのカートを用意するなど、いっぱいの愛情を注ぎましたが、限界も感じていました。

そこでアシュリーさんは、インターネットで支援を募ることに。するとタボルーの愛らしい姿とアシュリーさんの思いに感動したたくさんの人が、応援メッセージや支援金を贈ってくれました。

そのうちの一人が、3Dプリンターの技術者Mark Deadrickさん(以下マークさん)。マークさんはアップされていた写真からタボルーの大きさを推測して、3Dプリンターでカートを設計し、アシュリーさんに贈ったのです。

その後も3Dプリンターのおかげで、成長に合わせて安い値段でつくり替えることが可能になりました。
  
20140822_074608000_iOS

みんなから愛されているタボルーは、セラピー犬として新しい一歩を踏み出していきます。生まれつき二本足のタボルーを世界に飛び出たせてあげたい。

と、アシュリーさんは応援してくれた人々に感謝の気持ちを綴っています。小さな体に注がれた大きな大きな愛情が感動的なドラマを生み出し、また他の誰かを癒そうとしているのが素敵ですね。
 
TurboRoo2_large

3Dプリンターは新しいテクノロジーとして注目されていますが、「何をつくればいいのか、まだわからない」という声も聞こえます。そんなときに発想の種になるのは、困っている人の思いを実現するというシンプルなことなのかもしれません。

みなさんなら3Dプリンターでどんなものをつくってみたいですか? ぜひ教えてください!

[via TurboRoo,YouCaring]
(Text:吉岡遥菜)