ISSUE☆おすすめの連載! 暮らしのものさし

2 years ago - 2014.08.08

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家をカスタマイズしながら、好きに暮らそう。棚ひとつから一戸建てまで、“こだわる”人と“叶える”専門家の出会いをサポートする「SuMiKa」

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どこに住み、どんな暮らしをつくるのか。本当に必要なものは何か。「暮らしのものさし」は、株式会社SuMiKaと共同で、自分らしい住まいや好きな暮らし方を見つけるためのヒントを提供するインタビュー企画です。

家を建てること。それは、一生に一度あるかないかの、人生の中でも最も大きなライフイベントのひとつ。せっかくなら、自分の納得のいく、最高のものにしたいですよね。

でも、現実はお財布との相談が最大の関心ごと。建て売り住宅や建築条件付き住宅などの規格に従わざるを得ず、「もう少しこうなったらいいのに」と思うポイントも、どこかで妥協してしまうことが多いのではないでしょうか。

そんな家づくりの“残念”な部分を解消しようと立ち上がったのが、家を建てたい人と専門家の出会いをサポートする「SuMiKa(スミカ)」。これまで出会えなかった自分にぴったりの建築家や工務店と、“出会うべくして出会う”ことができるウェブサービスです。私たち消費者だけではなく、専門家にとっても大きな価値を生み出し、家づくりの概念をも変えてしまう可能性を秘めた「SuMiKa」の全容をご紹介しましょう。

「SuMiKa」とは?

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SuMiKa」は、インターネット上で、家を建てたい人やリノベーションをしたい人と、建築家や工務店といった専門家を結ぶサービス。家づくりに関する情報収集から相談、最適な建築家の紹介、成約後の家づくりサポートまで、家づくりに関するあらゆる工程をトータルでサポートしています。

まずは、使い方から見てみましょう。

1.「スミカマガジン」で情報収集

ユーザー登録後、まずチェックしたいのは「スミカマガジン」。毎日更新される記事は、実際に建てられた家の施工・リノベーション事例からインテリアの写真、暮らしに関するグッドアイデアまで、実に多様なラインナップ。

「好奇心をくすぐる“何だろう”がいっぱいの家」、「緑、光、風と暮らす。建築家と共に暮らしをデザインする家」など、アイデアがぎっしりと詰まった施工事例は、3,700件以上にものぼります。自分の暮らしに関するイメージを思い描きながら、雑誌を眺めるような感覚で楽しむことができます。
 
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2.「キャンバス」でイメージづくり
マガジンを眺めて気になった事例は、ワンクリックで「キャンバス」にスクラップ。家のイメージ、暮らし方など、1万件を超える写真の中からお気に入りのものを集めていきましょう。

スクラップした写真の数々は、あなたの家づくりのアイデア帳。眺めていると、自分でも気付かなかった理想の暮らしが見えてきそうです。
 
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3. 専門家に相談
暮らしのイメージが固まってきたら、いよいよ建築家や工務店など、専門家に相談です。

まだぼんやりとしたもの、たとえば「創造的なオフィス兼住宅がほしい」といった相談でも、もちろん「階段下に収納をつくりたい」といった具体的なものでもOK。不特定の専門家からたくさんのアドバイスを募集することも、SuMiKaに登録済みの約500人の専門家の中から、お気に入りの方を指名して相談することもできます。

受け取ったアドバイスの中から、あなたにぴったりと感じるアイデアをくれた専門家とやりとりをして、具体的な建築・リノベーションへと話を進めていきましょう。
 
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4.家づくりを楽しむ
アドバイスを受けて専門家とのやりとりを繰り返し、納得ができたら、いよいよ仕事を依頼します。成約後のやりとりや家づくりの過程で必要な保険などに関しても、SuMiKaがサポートしているので初めての家づくりの方でも安心です。

「家づくりノート」で自分の家づくりの軌跡をFacebookやブログのような感覚で綴りながら、竣工までの過程を楽しみましょう。成約・竣工の際は、SuMiKaからお祝いのプレゼントももらえます(300万円以上の場合)。

このように、出会いだけではなく、イメージづくりから竣工まで家づくりの全ての工程をサポートしているのが、SuMiKaの大きな特徴。具体的に家を建てよう、リノベーションしようと考えている人はもちろん、なんとなく将来の暮らしを思い描いている人も、サービスを利用することで自分のこれからの暮らし方を具体的にイメージできるようになるかもしれません。

みんなに暮らしに関する気付きを与え、自分の暮らしについて考えるきっかけをつくること。それが、SuMiKaの使命であり、願いです。

「家づくりをエンターテインメントに」
SuMiKa佐藤さん、石畠さんインタビュー

SuMiKaは、前身のサービス「HOUSECO(ハウスコ)」から生まれ変わる形で、今年3月にスタートしました。

HOUSECOが建築家とのマッチングのみのサービスだったのに対し、SuMiKaは実際の施工やその後のサポートまで家づくりに関わる全ての工程やライフスタイルまでカバー。リニューアル後まだ間もないサービスですが、現在はユーザー数も4,000人を超え、自分らしい家づくりを自分で考えたいと思う人々の心を確実につかみつつあるようです。

SuMiKaのサービスについて、株式会社SuMiKaの佐藤純一さん、石畠吉一さんにお話を聞きました。
 

SuMiKaを運営する石畠さん(左)と佐藤さん(右)

佐藤さん 僕らは家づくりはエンターテインメントだと思っています。

家を建てることは時間もかかるし、手間もかかる。難しいことだけど、ライフイベントとしてものすごく大きくて暮らしの中で重要なシーンだから、楽しみたいですよね。SuMiKaは、そのための機会を提供するサービスです。

家づくりをもっと楽しむために。佐藤さんは、そのカギを握るのはアイデアだと言います。

佐藤さん 不自由な家に暮らさなければならなくなった時って、どうしても深刻になってしまいますよね。直すにはお金がかかるけど、お金もないし、どうしたらいいんだろうって。そして、まずは家具などの既製品を買って解決することを考えます。しかし結局、根本的な解決にはならない。

でもそのときに、豊富な経験を積んだ専門家の方がいれば、たくさんの方法を教えてくれます。例えば「この限られた空間に収納スペースをつくりたい」と伝えるだけで、たくさんのアイデアが見つけられる。しかも、意外と高くない。そういうアイデアがいっぱい出る家づくりはすごくハッピーで楽しいですよね。

例えば、「リフォーム」と言うと、壊れたところを直したり、補強したり、現状復帰というイメージを抱きます。でも、佐藤さんの考える「リフォーム」は、ちょっと違います。

佐藤さん なくてもいいけど、あったらちょっと暮らしが素敵になるような、そんなリフォーム。そういうシーンは暮らしの中にたくさんあるんですが、頼む先が無い。そこをサポートするのがSuMiKaのサービスです。

専門家の豊富なアイデアで、「直さなければならない」「建てなければならない」という考え方から「こうすればもっと良くなる」「こんな風にも建てられる」という発想へ転換できれば、家づくりはもっともっと楽しくなりそうです。

専門家と始める“暮らしのカスタマイズ”

でも、私たちが家を建てたい・直したいと考えた時、誰に頼んでいいかすぐには思いつきません。かつては工務店や建築家が地域に根付いて活躍していましたが、今、地域の職人さんと出会う手段は、家にポスティングされているチラシくらい。それではその人が信頼できるかどうか分からないし、実績や作風も知ることができず、頼み難いのが現状です。

そこをサポートしてくれるのがSuMiKaのサービス。専門家の施工事例が掲載されていて、その背景にあるストーリーや予算までも見ることができるので、まずは自分の好みにあった専門家かどうかを知ることができます。

また、自分では見つけられなくても、クリップした記事やインテリア写真から、自動的にあなたにぴったりの専門家をオススメしてくれる機能や、あなたと同じ志向性を持ったユーザーのキャンバスを見られる機能もあるので、その中から選ぶことも可能。あらゆる角度から、あなたと専門家の出会いをサポートしてくれるのです。
 
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自己紹介、設計対象、施工事例など専門家の詳細プロフィールを知ることができます。

信頼できる専門家との出会いによって生まれる変化。それは、自分の想い描いた施工が叶うことだけではなく、その後の関係性にもあると佐藤さんは言います。

佐藤さん 「家づくり」と言うと、普通は家を建てるまでのことを言うことが多いのですが、僕らは建ててからが始まりだと思っています。家族が増えたり、子どもが成長したり、家族も環境が変わっていくので、それに合わせて手を入れていくこと自体が家づくりなんじゃないか、と。

SuMiKaは、暮らしに変化が訪れるたびに頼める“町医者”みたいなお付き合いができる専門家と出会う場にしたいと思っています。いつも相談に乗ってくれて、その人のことを暮らしからよく知っているような。生きていれば病気もいっぱいするように、家族の環境が変われば施工もいっぱいする、というのが当たり前になればすごく良いですよね。

専門家と一緒に、家に手を入れ続ける暮らし方。そこにあるのは、「家ありき」で暮らすのではなく、「暮らしに家を合わせていく」という考え方です。佐藤さんと石畠さんはそんな暮らし方を“暮らしのカスタマイズ”と呼んでいます。

佐藤さん 「暮らし」と「家」、どちらが先かと言うと、「暮らし」だと思うのです。30年後のことを考えたり、子どもの人数を考えて家を建てるのは、ナンセンスですよね。家が制約になるような建て方をしてしまうのは、もったいない。

家づくりは暮らしづくりの一部。「家ありき」で考えるのではなく、暮らしに家を合わせていくスタイルに変えれば、暮らしを積極的につくっていくことができる。

石畠さん 最初から100%を目指して家を建てるのではなく、最初は80%の満足度でも、手を入れ続けて暮らす方がよっぽど楽しい。SuMiKaは、そんな“暮らしのカスタマイズ”というスタイルを、専門家と一緒にサポートしていきたいと考えています。

スーパーでのお買い物のように既製品から選ぶ家づくりから、かかりつけ医のように長く専門家と付き合って築き上げる“暮らしのカスタマイズ”というスタイルへ。SuMiKaのサービスを利用することで、「家」というものの見え方は大きく変わっていきそうです。

自分らしい家づくりは、“真ん中”の選択肢から

そもそも佐藤さんがこのように考えるようになったのは、ご自身の家づくりの経験がきっかけだったのだとか。

佐藤さん 僕はこれまでに2軒家を建てているのですが、1軒目は子どもができたときで、すごく気に入った土地があったので建てようと決めたのですが、そこは建築条件付きで、ハウスメーカーが決められていました。

多分どこのハウスメーカーでも一緒で、同じように感じる方も多いと思うのですが、価格に納得感がないし、標準仕様というのもあるような、ないような。壁や床をちょっと変えたりしただけで値段が足されて行くような、そんな感覚。今考えると、値段も高かったと感じています。

最終的にはいい家ができてすごく気に入っていたんですけど、そのときに感じた理不尽な想いが大きくて。気に入ってはいたんですけど、「家を建てるってこういうものだよな」って思いながら建てたんですよね。

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「家を建てるってこういうもの」という、小さな妥協の記憶。それは、お義父様の介護が必要となったことがきっかけで始まった、2軒目(2世帯住宅)の家づくりにも大きく影響したようです。

佐藤さん 前回の経験から、今度はしっかり建築家さんと建てたいという想いができあがっちゃっていました。しかも、地元できちんと家を建てているような方々にお願いしたかったので、そういう設計事務所と工務店を探しました。そうして始まった家づくりは本当に楽しくて、すごく納得のいくものでした。

その想いは、現在のサービスに大いに反映されています。

佐藤さん 自分の経験からも、やっぱり家づくりは面白いものだと思うのです。どんな人にもそれなりのストーリーがあるし、ライフイベントとしても重要だし、もっと家づくりを楽しんでほしい。

現在の住宅産業は二極化が進んでいて、家を建てる消費者の選択肢は、規格化された低価格高性能住宅か、ゴージャスな注文住宅か、どちらかになってしまっています。

パワービルダーの台頭によって価格競争が激しくなった末の住宅産業の二極化。それは、建築家などの専門家にとってはもちろん、私たち消費者にとっても好ましくない状況であると佐藤さんは言います。

佐藤さん 規格化とゴージャスの真ん中にある選択肢が、消費者にとって一番有益なものであるはずです。そこに自分らしい家づくりがたくさん詰まっていると思います。それをサポートするようなアイデアいっぱいのサービスをつくりたい、という思いで運営しています。

石畠さん 良い専門家に出会うのが本当に難しい現状の中で、「こういう新しい暮らしがしたい」と思ったときに、「直接この人に頼みたい」と思える人がたくさんみつかること、それがSuMiKaのゴールです。プロと出会えるということにこだわって、すごくオープンな場にしていきたいと思っています。

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選べる、そして楽しめる“暮らしづくり”を目指して。SuMiKaのメッセージがこれからどのように人々の心を捉えていくか、今後がとても楽しみです。

SuMiKa、greenz.jpと一緒に“暮らしづくり”、始めませんか?

SuMiKaのコンセプトを表す「暮らしづくり」という言葉。建築家とのマッチングサービスは他にも存在しますが、この言葉は、SuMiKaの大きな特徴のひとつとなっています。そしてそのコンセプトを良く表しているコンテンツが、「スミカマガジン」。実は、greenz.jpで配信している暮らしに関する取り組みの記事も、スミカマガジンに掲載されています。
 
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「スミカマガジン」でgreenz.jpの暮らしに関する記事を配信中。

そしてgreenz.jpのサイトでも、SuMiKaとのコラボレーションによるシリーズ企画「暮らしのものさし」を連載中。様々な活動をしている方々の、取り組みではなく「暮らし」に焦点を当てたインタビュー記事は、その方の等身大の暮らしを感じられるものとして、好評をいただいています。

greenz.jpとのコラボレーションの可能性について、佐藤さんに聞きました。

佐藤さん 社会や環境の中で自分たちの暮らしづくりを考えるような人たちがSuMiKaのユーザー層だと思っているのですが、SuMiKaの届けたいメッセージとgreenz.jpのメッセージは重なる部分が大きいですよね。実際にgreenz.jpの記事はとても良く読まれていて、アクセス数のランキングでも常に上位です。

greenz.jpの読者層の影響力のある人たちがバイアスになってSuMiKaが思っていることが届けばいいな、と思いますし、逆に、SuMiKaがひとつの媒体となってgreenz.jpのメッセージがもっと多くの方々に届けばいいですね。

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「暮らしづくり」は1日で始まるものではなく、日々の小さな積み重ねで自然にできあがっていくもの。じっくりと長い建築家さんとのお付き合いのように、私たちgreenz.jpも、細く長く、みなさんがこれからの暮らし方を考えるきっかけづくりができればいいな、と思っています。

SuMiKa、そしてgreenz.jpと一緒に、みなさんも“暮らしづくり”、始めてみませんか?

greenz.jp代表、暮らし方冒険家、メヂカラハウス…みんなの暮らしのものさしは?
連載企画「暮らしのものさし」

writer ライターリスト

池田 美砂子

池田 美砂子

greenz シニアエディター/シニアライター 神奈川県茅ヶ崎市在住、ひとりの娘のお母さん。 電機メーカーSE、気象コンテンツプロデュースなどを経て、2008年にグリーンズと出会いました。以来、人の話をありのままに聞くインタビューをライフワークとしています。 ビジョンは、「ありのまま、そのままの自分を肯定できる人を増やす」こと。多様な個があふれ、互いにそれを認め合い、一人ひとりが、大切にしたいものを大切にできる社会を実現するための土台となる“心の持続可能性”をテーマに、暮らしの中で、編集・執筆を通して、日々マイ・プロジェクトを実践中。一人ひとりの心が持続可能であることが、持続可能な社会をつくると信じています。 Facebook: http://www.facebook.com/ikedamisako

partner パートナーリスト

SuMiKa

これまで、家づくりと年収は切っても切れない関係でした。 住みたい家に住めるのは特別な人たちだけ、そんな思い込みをなくして、好きに思い描いて、こだわり続けて暮らす。 SuMiKaは、自分にフィットする暮らしを応援したいと考えています。 どこに住み、どんな暮らしをつくるのか。 本当に必要なものは何か。 自分にフィットする「暮らしのものさし」を、探してみませんか? ⇒ https://sumika.me

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