ISSUE まちづくり

2 years ago - 2014.07.10

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一年中キャンプ気分が味わえるホテル「Hüttenpalast」から学ぶ、観光客と地元の人々をつなぐ方法

Hüttenpalast-11

夏といえば、アウトドア。特に、大自然の中にステイするキャンプは世代を超えてドキドキ、ワクワクするイベントの一つですよね?ベルリンには、なんと一年中キャンプ気分が味わえる、古いキャンピングカーを再利用したホテルがあります。

ドイツの首都ベルリン南東部、ノイケルン区にある「Hüttenpalast」は、1泊30ユーロから宿泊できるバジェットタイプのホテルです。中庭がある工場跡地を再利用したスペースで、営業しています。

ホテルに足を踏み入れると目にするのは、一年中ビーチサンダルとTシャツを着て、夏のキャンピング気分を味わえるインドアガーデン。ここに、地元アーティストがデザインを担当し、スタイリッシュにリノベートされたキャンピングカーや、小さなログハウス風の部屋が点在しています。さらに、これらの部屋の他に、工場の高い天井や大きな窓を上手に利用した6つの客室もあるのだそう。
 
Hüttenpalast_loghouse
“プレイグラウンド”と呼ばれる、200sqほどの広さのメインスペースに設置された部屋

観光客と地元の人々をつなぐには?

Hüttenpalastを運営しているのは、Silke Lorenzen(以下、シルクさん)とSarah Vollmer(以下、サラさん)のふたり。シルクさんは、以前から「観光客と近隣の人々が共有できる、気軽なスペースをオーガナイズしたい」と考えていたそうです。

そこでふたりは、すべての家具や部屋のデザインを地元のデザイナーに依頼し、地元の人々の憩いの場にもなるホテルとして、Hüttenpalastをつくりました。
 
Hüttenpalast_canpingcar
家具や部屋の建設作業も、地元の人々で力をあわせたそうです。

Hüttenpalastにはカフェやイベントスペース、家庭菜園までもが併設され、多くの地元の人々が集まります。イベントスペースは最大100人が収容可能で、結婚式からワークショップ、最近ではワールドカップのパブリックビューイングまで!また中庭にあるカフェは、地元で採れた季節の野菜をふんだんに使ったランチが、人気を呼んでいるのだとか。
 
Hüttenpalast_outdoorgarden
中庭につくられたカフェ。観光客が地元住民にオススメのスポットを尋ねることもできそうですね!

昨年日本では、初めて外国人旅行者が1000万人し、今後も外国人旅行者が増えていくといわれています。(日本政府観光局による)シルクさんとサラさんのように、地元住民と観光客の交流できるオリジナリティあふれるスペースづくりを実践する人々が増えていくといいですね。

みなさんならば、どのような場づくりを考えますか?

[via inhabitat, Facebook]

Hüttenpalastを観てみよう!
The Guardian home

writer ライターリスト

Kanako Tokutake

Kanako Tokutake

greenz ジュニアライター 千葉県生まれ。東京で就職→ドイツに赴任、赴任中に行ったエジプトでダイビングに出会い退職→タイでダイビングインストラクター→フランスカンヌでスパセラピスト。→現在「旅」「食」「教育」を中心に書き物をしている人生の旅人。 twitterアカウント:@oishithailand_k

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