3,000円で風力発電できちゃった!?ひとりの発明家が考案したオープンソースなマイクロ風車プロジェクト

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わたしたち電力」は、これまで“他人ごと”だった「再生可能エネルギー」を、みんなの“じぶんごと”にするプロジェクトです。エネルギーを減らしたりつくったりすることで生まれる幸せが広がって、「再生可能エネルギー」がみんなの“文化”になることを目指しています。

家庭でエネルギーをつくろうと思ったら、太陽光パネルを想像する人が多いかもしれません。では、もし3,000円で風力発電できるとしたら、挑戦してみたいと思いませんか?

今回はひとりの発明家が考案した、手づくり&安上がりに風力発電を始める方法をご紹介します。

家庭用にピッタリの小規模なものは、”マイクロ風車”とも呼ばれます。そのバリエーションはさまざまですが、家一件まるまるまなかうには、平均30,000ドル(約300万円)くらいかかるそうで(「American Wind Energy Association」調査より)、個人で導入するには少しハードルが高いですよね。

そこで発明家のDaniel Connel(以下、ダニエルさん)が考えたのが、30ドル(約3,000円)でつくれる、安価な風力発電システム。52ステップにわたるわかりやすいチュートリアルがオープンに公開されていて、簡単に手に入る材料と道具で、「紙を切ったり、ドリルを握ったりできれば」誰でもDIYすることができます。
 

チュートリアル

用意するのは、羽根の材料となる薄いアルミニウム板と自転車と自動車用の交流発電機。まずは工作用ナイフでペーパークラフトのように6枚の羽根を切り出し、自転車の車輪にくっつけます。この”タービン”を自動車用の交流発電機につなげれば、風力発電機のできあがり!身近に交流発電機と自転車さえあれば、材料費はたった30ドルというわけ。

もちろん安全性の問題など気になることもありますが、映像をみる限り多少の強風でも快調に発電しているようです。気になる電力は数百ワットほどで、家庭の電力の全てをまかなうことはもちろんできませんが、風車やエネルギーの仕組みを理解したり、解像度を高めていくためにちょうどよい規模といえそうですね。
 

いま僕たちが消費しているエネルギーは、遠くで大規模に生産されて送電線によって運ばれているものばかり。それってすごいことだけれど、大きな難題がある。それは化石燃料は無限にはないということ。だからこそ大切なのは、今あるテクノロジーで新しくエネルギーづくりをしていくことだと思うんだ。

ダニエルさんは他にも、100ドル(約一万円)でつくれる太陽光収集器(「Solar flower」)など、さまざまなDIY自然エネルギーを考案中。塵も積もれば山となる。こうしたオープンソース&DIYなマイクロ発電を組み合わせれば、暮らしの可能性も広がるかもしれません。

周りにDIYが好き!という方がいたら、ぜひチャレンジしてみませんか?

[via: Co.EXIST, SUSTAINA BLOG]