ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

2 years ago - 2014.04.26

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「初めまして」からはじめよう。ロンドン発、見知らぬ人との会話で街を楽しくするプロジェクト「Talk to me London」

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様々なサービスが、自動化、無人化している今、わたしたちは1日中誰とも話さなくても、生活できてしまうようになりました。便利な反面、店先でお店の人やご近所さんとお話を楽しむ、なんていう光景も減っているのではないでしょうか。

それは日本に限らずロンドンでも同じこと。なんとロンドンに住む人々の4分の1以上が孤独を感じているという調査結果もあるようです。

そこで、知らない人同士の会話を通じて、もっと親しみのある街にしようと始まったのが、今回ご紹介する「Talk to me London」です。
 
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現在予定されているのは、今年8月30日の「Talk to me London Day」。ここで「「Talk to me=話しかけてね」と書かれたバッチを配ります。それが「誰かと話したい」と思っている目印となるのです。

もちろんバッジをつけてない人にも話しかけてもOK!当日は、地下鉄内で読書会を開いたり、公園でパーティーをしたり、初めて会った人たちで街にサプライズを起こすフラッシュモブなども展開されるそう。
 
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「Talk to me London」バッジ

多民族国家と呼ばれるイギリスの首都ロンドンは、歴史的背景から様々な人種の人々が住んでおり、多様な文化が存在しています。そんなロンドンに住む、バックグラウンドの異なる人々がお互いにもっと会話をする、フレンドリーな街に変えていきたいという想いがこの活動の根底にあります。

現在はクラウドファンディングで資金調達中ですが、そこにこんなメッセージが。

街を歩いていて、「この人と話してみたいな」と思ったことはありませんか?その人はもしかしたら、面白そうな本を読んでいたことでしょう。でも、あなたはそうしなかった。そこにはあなたを引き止める、何か暗黙の空気があったのです。

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確かに、突然知らない人に話しかけるのは、ちょっとハードルが高いものですが、ちょっとした工夫でその空気を打ち破ろうとするのが、「Talk to me London」の狙いなのですね。実際にどんなことになるのか、続編をぜひレポートできたらと思います。

日本でも、ふと電車内で顔を上げると全員がスマートフォンの画面を覗き込んでいる、なんてよくある光景です。もし隣に話してみたい人が座ったときは、思い切って声をかけてみてはいかがでしょうか。意外と嬉しいハプニングがおこるかもしれません!
 

[via springwise.com / Kickstarter]
(text: 大久保咲希)

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