ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

2 years ago - 2014.03.03

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えっ、信号が笑いかけてきた!まちのみんなを思わず笑顔にしちゃう喜怒哀楽のある信号「Pop-pop」

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毎日の通学・通勤する道のりや、家・学校・会社の周り。何も変わらないし退屈だな…なんて思っていませんか?今回は、そんないつもの街中で思わず笑顔になってしまうような楽しい試みを紹介します。

いつもと同じマンハッタンの街。ちょっとしたミスをボスに怒鳴られてなんだか今日はついてない。信号待ちをしていると…あら?黄色い信号のライトの裏に、同じ黄色のディスプレイが。しかも、こちらに笑いかけてくる!
 
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これは、ニューヨーク大学修士の学生3人が、大学のある通りの信号に仕掛けた「Pop-pop」というメッセージボックスです。

2つの黄色いスクリーンに、喜怒哀楽の表情やメッセージが表示されるたり、信号の柱に設置されたボタンを押すと、押した人に向けて「笑顔ですごしてね!」などメッセージを送ってくれたりします。こんな風に笑いかけられたら、思わずこちらも笑ってしまいますね。
 
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しかもこのPop-pop、見た目によらずとっても知的なんです。その街の人通り、車通り、天気、更にはニュース、犯罪率などのデータを解析し、それに基づいてスクリーンに表示される内容が変わるようにできています。

例えば、車通りが多いのに、信号を無視して渡ってしまう人が増えると「信号無視しないで」「安全なニューヨークにしようよ!」といったメッセージを投げかけたりも!
 

こんな装置が信号に仕掛けられていたら面白そうですが、ただ楽しませるためにこの仕掛けをつくったのでしょうか。これをデザインした3人のうちの一人、サム・スロヴァさんはこういいます。

人々が街でお互いに関わりをもたないよう、縮こまっているのを何とかしたかったんだ。そのために、人のように表情をもったオブジェの面白さを街中で共有することを思いつきました。

確かに初対面の人と笑い合えると、ちょっと距離が縮んだような気がして嬉しくなりますよね。信号機という誰もが目にするメディアを使って、みんなが理解できる楽しい仕掛けで笑いを共有してもらいたい、そんな思いがPop-popの裏にこめられていたのです。

楽しさを人と”シェア”することは、ネットでは最近盛んになっていますが、リアルな街の中でもまだまだできそうです。いつも目的地に向かうために通り過ぎている街で、知らない人とも笑い合えたら、何気ない一日が、いつもより少し楽しくなるかもしれません。

あなたも街で、誰かと笑い合えそうな楽しいものを見つけてみませんか?

(Text:小貫友里)
[via:FAST COMPANY]

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