ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

2 years ago - 2014.01.23

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地下鉄の運賃はスクワット30回!ソチ五輪と”スポーツのある暮らし”を広めるロシアの参加型キャンペーン

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2020年の東京オリンピック開催が決まりましたが、みなさんはどんな気持ちでしたか?ワクワクしている人、「自分には関係ないや」なんて思っている人など、関心の高さは人それぞれかもしれません。

今年2月には冬季五輪がロシアのソチで開催されますが、市民にオリンピックに興味を持ってもらうために、ユニークなキャンペーンが展開されました。

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思わず真剣に取り組んでしまう挑戦者

モスクワを走る地下鉄の駅に設置された白と青のマシーン。その前に立ち、スクワットをすると…なんと、30ルーブル(約95円)分の片道切符がただでもらえるのです!ノルマは2分以内に30回。ということは4秒に一回の計算ですね。みなさんはできそうですか?

道行く人が「なんだか面白そう」と挑戦する姿に、周りの人も思わず足を止めて応援し、なんだかウズウズして自分もやってみたくなったり。その様子は、スポーツが生み出すエネルギッシュなシーンの縮図のようです。

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その姿を見て応援する人々

“カラダ”を動かしてスポーツライフを体験させるこちらの企画、実は「競争が終わった」と名付けられたキャンペーンの一環でした。

公式サイトにはこれ以外にも、汗を電力に変えるアイデアや、エスカレーターの代わりに階段を使ってもらうアイデアなど、さまざまなアイデアが掲載されています。

それらはすべて市民からの応募。余計な説明やプレゼンテーションは必要なく、簡単なイラストを書くだけで誰でも応募できるようになっていて、多くの「いいね」を集めたアイデアが、審査員による最終審査を経て実現されました。

オリンピックは「テレビで見る国際競技」にとどまらない。オリンピックを通じて、市民がスポーツを身近に感じることができることを証明したかった。

と、ロシアオリンピック委員会代表のアレクサンドル・ジューコフさんは語っています。ソチオリンピックのPRだけでなく市民の健康を促す啓発活動も果たしているのが素敵ですね。

「東京」五輪から「日本」五輪へ。場所や想いの違う人たちをどう巻き込んでいくかは、日本でも今後の課題となりそうですが、今回のみんなが参加できるキャンペーン手法から学べることは多そうです。

みなさんなら東京オリンピックに向けて、どんなアイデアを実現してみたいですか?

(Text:伊藤一馬)
[via LATIMES]

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