ISSUE まちづくり

3 years ago - 2013.10.13

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自転車に乗って宝探し!街をめぐりながら地元の人と触れ合う「スカベンジャーハント」[イベントレポート]

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「スカベンジャーハント」を知っていますか?「がらくた集め」という意味の言葉で、自転車で町を巡りながら、お題として出されたリストに沿って、面白いものを集めていくゲームです。海外では手軽なレクリエーションとして人気ですが、日本ではまだまだ珍しいかもしれません。

そんなスカベンジャーハントが三浦半島の先っぽ、三崎の街で開催されると聞き、そのおもしろさを体験すべく参加してきました!路地の裏の裏まで三崎を巡る、「ミサキ☆スカベンジャーハント」の模様をご紹介しちゃいます!

街のどこかに隠れている宝探し

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9月22日13時。三崎のアウトドアショップ、もとい「サボリ」を提案する「ミサキシエスタサヴォリクラブ(昼寝城)」前にて参加者が集合。ここでお題が出されます。

「魚のしっぽ 3個:20点」「3人の漁師が笑顔で写っている写真:15点」など、ユニークなものから地元の人しか知らないマニアックなものがずらり。

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自転車は基本的に持参しますが、三崎の漁港が運営する「うらり」のレンタサイクルも活用できます。

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今回はペア参加が必須ですが、中には1歳の息子さんを連れたファミリーチームも参戦!おしゃれなチャイルドトレーラーはシコーバイシクルサービスからレンタルしました。

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出発前には、「補給パン」が配布されました。補給パンとは、三浦で自ら育てた小麦からパンを作る「充麦」と、岬自転車商曾のコラボ商品。自転車乗りが片手で栄養補給できる形状と、塩気+デザートを一度に満喫できるようお惣菜やあんこなど3種の中身が特徴です。

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それでは自転車に乗って、スタート!

パンとお題の紙を手に、ペアが思い思いの方向へ自転車を漕ぎ出します。

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お題のひとつ「まぐろのガードレール」も自転車なら気づけちゃう!?

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サイクルジャージ着用はボーナスポイントがもらえます!

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地元のラーメン屋提供、マグロラーメンワンスプーン試食でボーナスポイントゲット!

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スカベンジャーやってます!の一言でカフェからドライフラワーお借りできちゃいました。

魚屋さんに聞かないとわからないお題もあるようで…。

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アジの開きって・・・どれだ?

わからないことは地元の方に聞くが勝ちです。

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地元の酒屋さんに聞き込み中

こうしてあっという間にタイムアップの16時に。チャレンジャーがそれぞれの戦利品とともにサボリ城へ帰還です。採点はお互い見せ合いっこで確認します。

今回のお題は「持ってくるもの」と「撮影してくるもの」のクリアがポイント対象。参加者全員、カメラや携帯で撮影したものを得意気に見せ合う瞬間もこのイベントの醍醐味だったようです。

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これ、いいでしょ!

今回のスカベンジャーハント、なんと優勝ペアは惜しくも一個ゲットならず。ほぼクリアを納めた藤沢さん、原崎さんペアでした!優勝者には地元、三崎で城ヶ島ラーメンを作っている丸清製麺さんからラーメンが贈呈されました。

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神社で遊んでいた子どもをスカウトして一緒に探しまわったり、やたら地元の人に聞いてみたり(笑)。参加することでお店や街の人に話しかける良いきっかけになりました。また絶対参加したい!

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今回、最年少1歳の岳歩君と参加した田中夫妻にはブービー賞として大漁旗が!これも三崎ならではのサプライズ

自転車で、街の魅力を再発見

今回のスカベンジャーハントを主催した「岬自転車商曾」とは、ミサキシエスタサヴォリクラブとシコーバイシクルサービスのコラボユニット。

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趣のある建物とカラフルなハンモックがなんともおしゃれなミサキシエスタサヴォリクラブ

「ミサキシエスタサヴォリクラブ」とは、三崎の古き釣具店跡地に店舗を構えるアウトドアショップです。「サボリ」をテーマにあらゆるアウトドアツアーを提案し、さぼらせてくれる「3knot」が運営する、いわば三崎のサボリ城です。

また「シコーバイシクルサービス」は自転車のことならなんでもおまかせという佐々木至高さんが営む自転車店。自らも頻繁にサボリ城に出入りするほどの三崎ファンという佐々木氏が今回、三崎開港祭にあたり、三崎と自転車で何かできないかという思いつきからこのスカベンジャーハントが実現したそうです。

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発起人、佐々木至高さん

自転車の魅力はいつでも止まれることだと思うんです。自転車を使ったリクリエーション、スカベンジャーハントはチャレンジャーが三崎の隅々まで巡ることができる遊びです。今回、お題を工夫し、地元の方々にもサービスや景品などご尽力いただきました。

この街の魅力をもっともっと知ってもらえるきっかけにこのスカベンジャーハントがなればいいなと思います。それがいち三崎ファンの自転車屋にできることだから。(笑)


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主催者 ミサキシエスタサヴォリクラブ城主 寒川一さん

三崎は「島」みたいな場所なんです。ここの人たちはここ三崎だけで生活できてしまう。だからこそ人と人のつながりが濃いような気がします。心が大きく、優しくそしておもしろい!そこに触れてもらうことで三崎の街や人の魅力が伝わっていくと思ったので、今回地元の人にどんどん話しかけないと解けないようなお題を出しました。きっと三崎ファン増えたんじゃない?(笑)

寒川さん曰く、三崎は交通の面でも自転車乗りが多く集う場所でもあるとか。

地元の人も自転車乗りの人達とどう関わっていくかを模索してます。今回はラーメン店にお願いしてスプーン試食を出してもらったり、魚屋さんと一緒に写真を撮るなどのポイントをいれました。スカベンジャーに地元も参加することで、もっと自転車乗りとコミュニケーションがとれ、それが地元活性につながっていくんじゃないかな。今回の試みは自転車と街をつなぐその糸口のようなイベントになったと思います。

楽しみながらその土地や人と関わることで、見えてくる新しい魅力があるのかもしれません。スカベンジャーハントはそんなきっかけをくれる遊びです。機会があればぜひ、参加してみてはいかがでしょう?

(Text:たけいしちえ)

三崎に行ってみよう!
ミサキシエスタサヴォリクラブ
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writer ライターリスト

たけいしちえ

たけいしちえ

greenz ライター 湘南在住。大豆レボリューションに参加のち、大豆の魅力の虜に。大豆を育て、収穫、味噌を仕込むサイクルを基本とした365日を営む。大豆栽培7年目。神奈川県津久井在来種を化学肥料に頼らず、自然の力で収穫中。

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