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3 years ago - 2013.09.04

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インターンは搾取なの?イギリス発、インターンシップのあり方を問うオシャレな雑誌『intern』

Intern_covers

みなさんはこの表紙を見て、何の雑誌だと思いましたか?ファッションマガジンでもアートマガジンでもなく、実はこれ、イギリスのインターンシップにまつわる問題をディスカッションするユニークな雑誌なんです。

2013年夏、その名も『intern』が創刊されました。メインテーマはデザイン学科の学生とクリエイティブ産業のインターンシップです。

Contents

Contents#3

「どうやってインターンシップを見つけるの?」「インターン生の座を勝ち取るための必勝法は?」といった切り口の本や記事はよく目にします。しかしこの雑誌は、「インターンシップってそもそもクリエイティブ産業にメリットあるの?」「デザイナーとしての能力はインターンシップで計られるべきか?」といったインターンシップとクリエイティブ産業の問題をあぶり出し、読者と議論を呼びかけているのです。

intern
The editor in chief: Alec Dudson

発行人はAlec Dudsonさん(以下アレックさん)。自身のクリエイティブ産業でのインターン生としての経験から、現状に疑問を抱き発行にいたりました。コンテンツは全て現在インターン生として各地で頑張っている学生たちがつくったもので、編集などの作業をアレックスさんが行っています。

アレックさんは、インターン生の才能を世に広く知ってもらうこと、そしてクリエイティブ産業の内外部でもあまりされてこなかったインターンシップの議論をもっと盛んにすることが目標だと語っています。

intern サブタイトルは「we want you to meet the talent and join the debate.(彼らの才能に出会ってください、そして一緒に議論しましょう)」

日本でも近年インターンシップが盛んになってきています。そして同時に、「学生が安い労働力として搾取されてしまうのでは」「名ばかりのインターンシップで実務経験を学べない」といった問題点も浮き彫りになってきています。

インターンシップに関する議論はイギリスのクリエイティブ産業に限らず私たちの身の回りにも存在しており、日本語版“intern”が必要になる日もそう遠くはないかもしれません。

もし日本語版「intern」が発行されるとしたら、あなたはインターンシップに対してどんな視点からディスカッションに参加しますか?

(Text:恩田ひとみ)
[via: core77]

writer ライターリスト

恩田 ひとみ

恩田 ひとみ

greenz ジュニアライター 1988年群馬生まれ、東京育ち。イギリスでPublic Relationsを勉強中の大学院生。イングランド、Leeds在住。 greenz.jpライターインターン時、全4回「Over 60's change the world」シリーズにてイギリスの「高齢者 x Social Good」な取り組みを紹介。 現在はgreenz.jpジュニアライターとして、ワクワクするGood Ideaをお届け中。

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