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3 years ago - 2013.08.27

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ガラス張りの部屋暮らしで大注目!TOMSの「One For One」活動を広げるために、アーティストがとった驚きの戦略とは?

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いきなりですが、読者のみなさんに質問です。もし一週間、全面ガラス張りの部屋で暮らさなければならないとしたら、どうしますか?常に道行く人の視線を浴び、監視されているようで、気が気でないかもしれません。

しかし、人々から注目されることを逆手に取り、自らの意思でそれを実行している人がいます。アメリカ人アーティストのTyler Ramsey(以下ラムゼーさん)です。

外から丸見えの状態で制作を行なうラムゼーさん。 外から丸見えの環境で制作を行なうラムゼーさん

ラムゼーさんはカリフォルニア州ヴェニスにある「TOMS」という靴屋の前で、ガラス張りの部屋に暮らしています。彼の私生活はとても変わっており、3食とも同じミートボールのサンドイッチを食べ、3日以上風呂に入らないこともしばしば。寝るときにテントに入る以外は、常にガラス張りの工房にいるのだとか。

世界に1つしかないオリジナルシューズ。 世界に一つしかないオリジナルシューズ

ラムゼーさんはこの工房で自分の作品を制作をしているだけではなく、TOMSの靴のペイントも行なっており、靴を購入したい場合はTOMSのホットラインから直接注文することができます。その際必要となるのが、”好きな3つの色”と”インスピレーションとなる言葉”。この二つをもとに、ラムゼーさんは顧客の一人ひとりに合った靴をオーダーメイドで制作するのです。

グリーンズでも以前紹介したように、TOMSは「One For One」という社会貢献活動を行なっています。これは、靴が一足購入されるたびに、靴を持っていない世界の子どもたちに新しい靴を贈る、というものです。

僕の目的は「One for One」の取り組みにたくさんの注目を集めることなんだ。ガラスケースのなかで作品をつくることが、僕ができる最高の貢献だと思っている。

とラムゼーさんがいうとおり、TOMSにとっては、自社の製品と取り組みの認知向上につながり、ラムゼーさんにとっても、自分の名が広く知られるきっかけになる、お互いにWin-Winな関係になっているのです。

ガラス張りの工房はGoogleハングアウトで生中継されているため、全世界で作品制作の様子を見ることができます。また、ハングアウトの連続通信時間のギネス記録を狙っていることが、さらに通行人の注目を集めているそう。

映像を見ると、このガラス工房が単に通行人の興味を引いているだけではなく、誰もが気楽に足を運べる場所になっていることが分かります。

また、ラムゼーさんのもとには時々、TOMSの靴とは関係のない変わった注文が入ることもあるとか。ある人は、自分の飼い犬にイラストを描いてほしいと尋ねてきたり、またある男性は、彼女をガラス張りの工房に連れて行きたいとお願いしてきたり…。

赤ちゃんを連れた人が通り過ぎるとき、自分の赤ちゃんにも絵を描いてほしいと思ってるだろうよ、ワクワクするね。

とラムゼーさんは言います。

恵まれない子どもたちへ靴のプレゼント。 Some rights reserved by TOMS. 恵まれない子どもたちへ靴のプレゼント Some rights reserved by TOMS.

お互いの専門分野を結びつけ、それを画期的な方法でアピールすることで、Win-Winな関係をつくるTOMSとラムゼーさん。自分が持っている得意分野を誰かと組み合わせることで、あなたにしかできない貢献方法が見つかるかもしれません。

(Text:細貝太伊朗)

[via fastcoexist]

アーティストとのコラボが他にもあります
アートとジーンズとUltrabookの融合「Friends of MOCA」

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