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助けではなく、フレッシュな提案がほしい! リニューアルを果たしたgreenz.jpが、編集インターンを募集する理由

こんにちは、greenz.jp編集部アシスタントのPolloです!

僕らは2016年で10周年をむかえ、先の12月20日にはウェブリニューアルをついに完了させました。

新しくなったのはデザインだけではなく、記事の価値の測り方も。今後僕らはシェア数でもPV数でもなく、「読者一人ひとりがどれだけ記事をよんでくれたか?」という“読了数”を指標にする決断をするなど、リニューアルを軸に新たな挑戦と実験を続けています。

そしてこの度、メディアとして「何をしていくか?」だけにとどまらず、編集チームのこれからのあるべき姿を模索し始めたいという思いで、greenz.jpを一緒に考え、つくってくれるパートナーとして編集インターンを募集することに決めました。

しかし、一言でインターンといっても、さまざまな形がありますよね。例えば会社の部署に配属され、すごく基礎的なタスクを経験するインターンもあれば、僕らが展開しているライターインターンのような技術取得型のものまで。

では、僕らは、編集インターンをどのように考えているのだろう。
編集インターンとともに切り開きたい、新たなgreenz.jpの姿とは。
そして、編集インターンに僕らが期待することとは。

そこで今回は、「greenz.jpにとってのインターンを深掘りしたい!」という意気込みで、副編集長・スズキコウタと編集アシスタント・伊藤優汰が対談しました!

スズキコウタ
greenz.jp 副編集長。1985年、築地生まれ。主に海外事例記事の企画編集、ライターコミュニティ運営、greenz.jpの編集マネージメントを担当。「グリーンズの学校」における、「表現の学校」ディレクター、「作文の学校」講師。音楽愛好・実践者集団「2kai Productions」のメンバーで、選曲家・ミュージシャンとして活動するほか、エッセイサイト「Tiny Little Thingz」を運営。2016年7月、クラブDJとしての活動を終了。

伊藤優汰(いとう・ゆうた)
greenz.jp 編集アシスタント。通称ポロ。2015年10月にライターインターンを経て、翌年2月に編集アシスタントに。

変革の時だからこそ、新しい価値観

ポロ そんなわけで、編集インターンを募集することになりました。初めに話したいのは、なぜこのタイミングなのか。そこから話しませんか?

コウタ そうだね。読者のみなさんはご存知かと思いますが、先日僕らはようやく半年かけて取り組んでいたリニューアルを終えました。

デザインだけでなく、NPO法人グリーンズにとってgreenz.jpとは何か、そしてgreenz.jpにとって記事とは何かについても踏み込んだ新バージョンが完成したという自負があります。

ポロ たしかに。デザインだけではないリニューアルになりましたね。

コウタ そう、そこに価値を感じてます。そんななか、僕は現在greenz.jpに日頃素敵な記事を書いていただいているライターさん全65名との個人面談月間を始めたり、コアメンバー5人で九十九里にビジョンを考える合宿に出かけたり。

僕らは、あらゆることをアップデートする時期にいます。

ポロ まさに、変革期ですね。

コウタ 僕も、しれっと副編集長に就任したしさ(笑) そんな時期だからこそ、新しい価値観を僕ら編集部にもたらしてくれる人がほしいと思ったんです。

僕らもかつてインターンだった

ポロ 編集インターンを一般募集するのって、ここ最近はありませんでしたね。

コウタ だいぶ久しぶりだよね。これまで編集アシスタントや編集インターンって、greenz.jpライターや、greenz peopleグリーンズの学校卒業生など、NPO法人グリーンズに対して解像度が高い人が自然と採用されてきました。だって、僕らもそうじゃない?

ポロ 僕は、ライターインターンから編集アシスタントに昇格しました。

コウタ 僕は‥‥ ライターインターンやって、greenz globalインターンやって、greenz global編集長やって、編集インターンやって、green Booksインターンやって、編集アシスタントになり、編集デスクになり、今、副編集長になりました。もう経験した肩書きが多すぎて、よくわからなくなってる(笑)

ポロ 成り上がり(笑) コウタさんも、グリーンズ内でインターンを色々やって今があるんですよね。

コウタ 僕がインターンだった頃はSNSやメールマガジンの方向性を提案したり、英語版「greenz global」をいかに形にするか、奔走してましたよ。そして、green Booksの第二号は、インターンとしてかなりガッツリ仕事しました。

ポロ 僕らのインターンはウェブだけでなく、書籍の編集も経験できるのは大きな特徴のひとつですね!

半年に一度、greenz peopleのみなさんに定期配布している「green books」改め「People’s Books」。2017年も年始から、次回号に向けたプロジェクトが動き出します!

コウタ そうそう。当時一緒に活動していたのは、今は『WIRED』で働いている宮本裕人くんや、学芸出版社の松本優真くん。あと編アシだったけど、『ソトコト』で働いている木村絵里さんとかね。みなさん、今でも大事な、当時の戦友ですよ。

ポロ また、コウタさんはインターン時代に、メディアの立ち上げも経験したと聞いていますが…。

コウタ はい、それが英語版の「greenz global」だね。立ち上げから経験させてもらいました。

コウタ 僕はバンドだとか、音楽家集団を立ち上げる経験はしてきたんだけど、メディアチームは初めてだったから。みんなで抱き合いたくなるような感動もあれば、喧嘩もあれば、って感じだったよ(笑)

ポロ 喧嘩、気になる(笑)

まだインターンだった頃のスズキコウタ。渋谷の「ON THE CORNER」で、greenz global定例会議をしている様子

コウタ でも、その中で成長していくことが多かったんです。それに、上から「これはグリーンズらしくないからやらないで!」という注文が来ることも、ほとんどなかったんだ。

greenz.jp副編集長に成り上がっていくうえでは、すごく大事な時期だったと思ってます。だから、当時の僕が自由に考え、つくって、成長した環境を、今度加わってもらう編集インターンにも準備したいです。


ポロ こうやって聞いていると、インターンでも攻めの仕事を提案できることを、改めて感じます。

コウタ そうだね。編集インターンからの提案で面白いと思ったものは、どんどん取り入れていきたいですね。

ほしいのは労働力じゃなく、フレッシュな提案

ポロ 現在の、greenz.jp編集部コアメンバーは6名。編集長・鈴木菜央副編集長・スズキコウタ編集アシスタント・伊藤優汰、シニアエディターとして兼松佳宏さん池田美砂子さん増村江利子さんです。

コウタ あとgreenz peopleも編集部事業なので、コミュニティエディターの植原正太郎くんも、記事づくりとは違うけど一員だね。

ポロ 編集部のコアメンバーは、週に1回の編集会議をしたり、時にはみんなで合宿に行ったりしています。編集インターンは、このチームの一員として、新しいグリーンズのコンテンツが生まれる瞬間を学んでいくことになりますね。

greenz.jpの誌面をつくっている6人衆。編集インターンが共に仕事をすることが多くなるメンバーです

コウタ そうですね。まあ、なかなか僕らとフラットな関係になるのは時間を要するかもしれないけど、でも支配・被支配の関係にならないように、と思ってますよ。

ポロ ここで、僕ら編集部がどんな人を求めているのか、ということについて….

コウタ 一緒にこれからの新しいグリーンズをつくるパートナーとして、新しい価値観を提案してくれる人が入社してくれたら嬉しいですね。

編集インターンとはいえ年齢は関係なく、10代の大学生、20〜30代で転職を考えている人、50代〜60代の方の応募も大歓迎です。

僕自身も、27歳でライターインターンに飛び込むというイレギュラーな道を辿りましたし。

ポロ どの世代からの意見も、大切ですよね。「頼まれたタスク、バリバリこなします!」では無い、と。

コウタ それぞれの世代に対して訴求力を高めていけるようなコンテンツや発信体制を、一緒に考えていけたらいいですね。

ポロ どんな人がインターンになっても、お互いに学びがたくさんありますね。

コウタ NPO法人グリーンズを学習・研究対象として捉えてくれてもいいし、むしろ実験の舞台にしてみたい、でもいいかもしれない。

ポロ それと、忘れてはいけないのが「何のために働いているか?」ということですね。

コウタ 僕らの間では、当たり前すぎて言葉にすることも少ないのですが、NPO法人グリーンズは「ほしい未来は、つくろう」というスローガンのもと、greenz.jpをはじめ、greenz peopleやグリーンズの学校、green Books、green drinksなどを行っています。

ひとつひとつの仕事はバラバラに見えても、すべてが「ほしい未来は、つくろう」という哲学でつながっています。

ポロ そういう意味でも、僕らのビジョンに共感してくれる人と働きたいです。

最後に、一言、応募を検討している方にメッセージを!

コウタ 僕らと同様に、編集インターンを募集しているメディアは多くあります。でも、その数ある中からgreenz.jpを選んでくれるって、凄く嬉しいことなんですよね。

影響力あるメディアをつくることではなく、ほしい未来を自分の手でつくる人を増やすための”手法”としてメディアを展開し、”装置”として記事を発信する。

その思考・哲学に面白みを感じ、学べるものがあると感じてもらえるなら、ぜひエントリーしてください!

(対談ここまで)

これからのgreenz.jpと、インターンの必然性。

直感でピンッ! ときた方。僕らの考え方に深く共感してくれた方。みなさんの、応募をぜひお待ちしています。

greenz.jp編集部インターンへの応募は、こちら!

【業務内容】
・読者向けメールマガジンの作成
・編集
・SNSへの投稿

・メール対応

・WordPressへの原稿の入稿

・ライターやエディターのサポート

・ライターと編集部の関係づくり(ランチ会やイベントの開催)

・取材同行/文字起こし

・イベントの運営サポート

・イベント情報のgreenz.jpへの掲載

【応募資格】
・木曜日に東京の事務所に出勤できる方(リモートワーク不可)

【大歓迎!】
・WordPressやWord、Photoshopを使いこなせる方

・自発的に、責任感を持って、丁寧に仕事に取り組める方

・一緒に働くメンバーやライターさんに愛を持って接することができる方

【報酬】
・交通費のみ支給

【募集人数】

若干名

【期間】
6ヶ月
※半年ごとの更新制

【応募締切日】

2017年1月31日(火)

【選考プロセス】

第一次選考:エントリーフォーム選考

↓

第二次選考:編集部メンバーとの面接

↓
採用!

【エントリーページ】

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeCsVHdc3az8Ir5dOFub2Y-jCTwJL8NW4AzzGP_M6kWLH1s-w/viewform

※ エントリーいただいてから2週間以内に次のステップに進まれる方にのみご連絡いたします。

※ エントリー選考を通過された方には、随時面接を致します。締切前に決定し、受付終了する場合がある旨、ご理解ください。

※ 取得した個人情報は、採用選考にのみ使用します。