ISSUE ソーシャルグッド

3 years ago - 2013.06.03

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自転車で通うとタダでサラダが食べられる?サンパウロの飲食店で“自転車インセンティブメニュー”が広がっています!

Creative Commons: Some rights reserved by Stefanie Schwarz Creative Commons: Some rights reserved by Stefanie Schwarz

みなさんは普段どのような理由で自転車を利用しますか?健康のため、節約のため、環境のためなど、様々な目的やインセンティブ(動機)があると思います。

今回は、自転車を使うと無料で食べ物や飲み物を楽しむことができるという“自転車インセンティブメニュー”を導入することで、交通渋滞問題を解決しようとしている取り組みについてご紹介します。

2014年FIFAワールドカップ開催地でもあるブラジル。そのブラジルで最大の都市であるサンパウロは、現在急激な経済成長を遂げている反面、深刻な交通渋滞に悩まされています。アメリカの外交専門誌「Foreign Policy」の2010年の調査によると、世界で最も交通渋滞が深刻な都市はモスクワ、ラゴス、メキシコシティ、北京、そしてサンパウロだそう。

中には渋滞を避け、時間を節約するためにヘリコプターを移動手段として使い始める富豪たちが現れるほど。遂に2009年には、個人所有のヘリコプターとヘリポートの数が世界一になりました。

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この深刻な交通渋滞を改善するため、サンパウロでは自転車を交通手段として普及させる取り組みに力を入れています。その一つが飲食店による“自転車インセンティブメニュー”の導入。車ではなく自転車を使ってお店に行くと、食べ物や飲み物を無料でサービスしてもらえたり、料金が割引になったりするのです!

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Le Repas Bistrotでは新鮮なサラダのサービスがあります

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Bottega di Paradisiではジュースを提供

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The Toa Cakeでは冷たいミネラルウォーターを提供

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Piola Jardinsでは料金が15%オフに

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Cupcake.itoでは料金が10%オフに

また、こうした取り組みを促進させるためのサービスも立ち上がりました。「Ciclomidia」は自転車インセンティブメニューを取り入れていたり、駐車場を設置している自転車ユーザーに優しい飲食店を“Bike Point”として認定し、店舗やイベントの情報を発信しています。

こうした立体的な取り組みのおかげで、“自転車インセンティブメニュー”を取り入れる飲食店が増えているんですね。

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このマークが、自転車ユーザーに優しいお店の目印です

オリンピックやワールドカップを控え、社会問題の解決に向けた取り組みが盛んに行われているサンパウロ。日本のまちづくりでも学べることはたくさんあるかもしれません。
飲食店の方、ぜひ自転車インセンティブメニューやサービスを導入してみてはいかがでしょうか?

(Text:阿部星渚)
[via GOOD,Ciclomidia]

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