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3 years ago - 2013.05.21

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ホームレスにコーヒーを“予約”する寄付イニシアチブ「Suspended Coffee」に、スターバックスが加入!

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by justusbluemer

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by justusbluemer

以前、greenz.jpでは、米国の小さな街のとあるカフェでこれから来店する人々のために100ドルを寄付した女性の話をご紹介しましたが、こんなドラマチックな光景が、スターバックスのお店でも、これから次々と生まれそうです。

2013年4月、グローバルに展開するコーヒーチェーンのスターバックスは、ホームレスのためにコーヒーを寄付するというチャリティイニシアチブ「Suspended Coffee」に加入することを明らかにしました。すでに、このイニシアチブには、英国・米国・オーストラリア・ノルウェー・ルーマニア・ハンガリーなどのカフェ150店舗が加盟済。

サポーターは、いずれかの加盟店で、自分のコーヒーを注文するとき2杯分の代金を支払い、後々この店を訪れるホームレスの人のためにコーヒーを“予約”するという仕組みになっています。

Suspended Coffee from Mummu on Vimeo.

スターバックスは、「Suspended Coffee」の精神を受け継ぎつつ、英チャリティ団体Oasisとの提携により、独自の仕組みを考案。お客さんがホームレスのために“予約”したスターバックスのコーヒーは、全英に広がるOasisのネットワークを通じて、英国中のホームレスに届けられることになっています。

昨今、英国では、スターバックスやアップル社など、米国に本社を置く多国籍企業の租税回避行為に対する社会的な批判が強まっており、今回のスターバックスの「Suspended Coffee」への加入についても、一部では「英国内外での批判をかわす狙いがあるのでは?」との見方があるとか。その真偽のほどはともかく、スターバックスのようなチェーン店がこのイニシアチブに加入することによって、「Suspended Coffee」の認知度が高まり、より多くの人々がこれに参加するようになるならば、この活動への社会的意義は評価されるべきものといえるでしょう。

[via PSFK]

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writer ライターリスト

松岡 由希子

松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、約10年にわたるビジネスでの実務経験を経て、物書きに転身。「持続可能な未来づくり」をコアなテーマに掲げ、グローバルな視点から、幅広いジャンルで執筆中。2008年10月から2014年3月までグリーンズライターを務める。 Twitterアカウント: @boochan

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