ISSUEインクルーシブ 障がい者

3 years ago - 2013.04.03

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オシャレ女子のココロをくすぐるアイテム満載の書籍『福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本』

「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」の編著者・太田明日香さん

「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」の編著者・太田明日香さん

バッグ、ポーチ、ボールペンにマグカップ…。
雑貨好きの女子にはたまらない書籍が出版されました。その名も『福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本』。福祉施設で製作されたステキな雑貨を厳選した、これまでにありそうでなかった、ユニークな雑貨本です。

この書籍の編著者は、伊藤幸子さんと太田明日香さんのアラサー女子コンビ。太田さんいわく「普段、障がい者や福祉施設とあまり縁のない、“フツー”のアラサー」という彼女たちに、約2年前、転機が訪れました。福祉施設で製作された雑貨の販売イベントを手伝った太田さんは、そこで出合った個性的な雑貨たちにオシャレゴコロをがっちり掴まれたのです。

イベント会場で、「カワイイな〜」「欲しいな〜」と思いながら、ディスプレイされた商品を見てました。それで、お客さんの反応を観察していると、私と同世代の女の子たちが、楽しくあれこれ商品を手に取って、よろこんで買って行ってくれる。そのとき、こういう商品を求めている人、結構いるんじゃないかな、って思ったんです。

とはいえ、福祉施設が製作する雑貨を常時扱うショップは全国でもまだ限られており、「どこで買えるのか?」といった情報も十分に行き渡っていないのが現状。
そこで、伊藤さんと太田さんは「自分たちが、『これ、欲しい』『かわいい』と思える福祉施設発の雑貨を集めて、本を作ろう」と動き出しました。

知人のネットワークやインターネットを通じて情報収集するかたわら、雑貨そのものだけでなく「どんな人々がどのように関わって、モノが消費者に届けられているのか?」といった雑貨に秘められたストーリーもきちんと伝えようと、福祉施設などにも足を運び、作家さんたちの創作風景や製作プロセスを丁寧に取材したそうです。

伊藤さん、太田さんは、当時の取材を振り返り、次のように語ってくれました。

いいモノをつくっている福祉施設は、不思議と居心地がいいんです。また、障がいを持つ人とサポートスタッフの方々が役割分担をしながら“ものづくり”をしている様子を見て、互いに認めあい、尊重しあうフラットな関係性を感じました。そういうの、なんかステキですよね。

編著者と同世代の女性たちが、カラフルでポップな個性派ぞろいの雑貨たちとともに、楽しみながらページをめくっていけるような本。それが、『福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本』です。「それぞれのモノの魅力を素直に感じてもらい、モノをきっかけに、その作り手たる障がい者の人々への関心につなげてもらえれば…」との思いとともに、2013年1月末、ついに出版されました。

「福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本」。かわいい雑貨にワクワクしながらページをめくりました。

巻末には、福祉施設が製作する雑貨が購入できるショップや手仕事が体験できる美術館、福祉施設などの情報をリスト化。その狙いについて、太田さんは、次のように話してくれました。

ぜひ一度、この本を片手に、気になるお店に行ってみてほしいんです。きっとかわいいもの、楽しいものに出会えますよ!

百聞は一見にしかず。
私もこの本のおかげで、かわいい雑貨にすっかり魅せられ、早速、最寄りのショップに行ってきました。実際のプロダクトに触れると、新たな魅力に気づかされます。
皆さんも、本の中でビビっときたモノを見つけたら、ぜひ出かけてみてください。

『福祉施設発!こんなにかわいい雑貨本』を読もう!
アマゾンページ / Facebookページ

writer ライターリスト

松岡 由希子

松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、約10年にわたるビジネスでの実務経験を経て、物書きに転身。「持続可能な未来づくり」をコアなテーマに掲げ、グローバルな視点から、幅広いジャンルで執筆中。2008年10月から2014年3月までグリーンズライターを務める。 Twitterアカウント: @boochan

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