ISSUE ものづくり

3 years ago - 2013.03.05

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大切な日の贈り物にエシカル×ソーシャルなギフトはいかが?ココロのつながりを販売するオンラインショップ「ARIGATO GIVING」

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誰かにギフトを贈ることは、人と人や、人と地域をつなぐこと。そこにもうひとつ、“何かの貢献につながる”視点でギフトを選ぶ。今回は、そうしたアクションを呼びかけるギフトサイト「ARIGATO GIVING」を紹介します。

「ARIGATO GIVING」は、インテリア・デザイン・オーガニックコスメ・ソーシャル活動のPR・コンサルティングを行う株式会社Casokdo(カソクド)が運営するギフトサイトです。サイトの名前は、このサイトを大切な人たちへ「ありがとう」を伝える手段として使ってほしいという願いが由来。

「ARIGATO GIVING」には、エシカル、ソーシャル、オーガニック、トラディショナルをキーワードに集められたセンスのいい商品がずらり。なかでも、国際協力活動をサポートする商品や、障がい者福祉施設でつくられている商品、有機栽培で育てられた心のこもった商品など、そのセレクトに社会的な視点があることが特徴です。

エシカル×ソーシャルなギフトサイト「ARIGATO GIVING」
「ARIGATO GIVING」http://www.arigatogiving.com

社会活動は、続かないと意味がない

なぜ「ARIGATO GIVING」というサイトを立ち上げたのか、株式会社Casokdo(カソクド)代表の五十嵐洋さんにお話を聞きました。「社会活動というのは、続かないと、そして続けないと意味がなく、サステナブルな仕組みを作ることが大事」と言う五十嵐さん。

株式会社Casokdo(カソクド)代表の五十嵐さん
株式会社Casokdo代表の五十嵐さん

例えば、障がい者施設でつくられている商品は、他のブランドの商品に負けないくらいの商品力があります。でも、つくることに注力して、その商品を使い手に届けるところまでなかなか手が回らなかったりする。ならば、売る仕組みを作り、使い手に直接届ける手伝いをするのが、このARIGATO GIVINGというサイトです。

特に僕たちはプロモーション事業も展開しているので、そちらのノウハウもいかせるのが他のウェブショップにはないところでもあります。そうした活動の中で、使い手に届いて、収益があがって、また商品をつくる原動力にする。こうしたプロセスを一緒に作り上げ、持続させていくことが、彼らのものづくりに必要だと思うんです。

たった一回の支援ではなく、継続的な支援をする。それが「ARIGATO GIVING」が考える社会貢献なのです。

「素材の3/4は寄付された廃材の再利用」「製造工程の3/4は社会的弱者の方が担当」「利益の3/4だけを収益とし、残りは寄付する」ことから名付けられた4bunno3BAG(よんぶんのさんバッグ)
「素材の3/4は寄付された廃材の再利用」「製造工程の3/4は社会的弱者の方が担当」「利益の3/4だけを収益とし、残りは寄付する」ことから名付けられた4bunno3BAG(よんぶんのさんバッグ)

商品の選び方に、「貢献・背景から探す」という切り口をつくったのは、ごく自然なことでした。環境にやさしい商品や、フェアトレード商品は、情報として溢れていると思うくらい、たくさん見かけるようになりました。

でも、これらの商品を、購入するというアクションに、あらためて意識を持ってほしいんです。購入ボタンをクリックするという行動の背景に、どんな社会的意義があるのかに“気づく”ことは、とても大切なことだと考えています。環境や福祉といった、商品の背景にある社会貢献のストーリーに関心が生まれることで、商品選びが少しづつ変わってくると思うんです。

さらに、買い物をすると自動的に社会貢献ができる仕組みで、サイトの売り上げの一部は国際協力活動をする団体に寄付されるのだそうです。

そんなアイテムが揃っているの?

「ARIGATO GIVING」で扱われている商品は、”エシカル”で、”ソーシャル”で、”オーガニック”。さらにデザインという視点もあり、センスのいいギフトが揃います。ここでその一部を紹介しましょう。

こどもからおばあちゃんまで使える天然のやさしいリネンウォーター「熊と森と水(リネン用芳香スプレー)」。 新潟県の障がい者施設でつくっていて、商品そのものがオーガニックであることはもちろん、こうした設備が必要な専門的なものを自社施設でつくられているのが珍しい

こちらは子どもからおばあちゃんまで使える天然のやさしいリネンウォーター「熊と森と水」。 新潟県の障がい者施設でつくっていて、商品そのものがオーガニックであることはもちろん、こうした設備が必要な専門的なものを自社施設でつくられているのが珍しいそう。

100%リサイクルガラスでつくられたスペイン生まれのエコな器「ラ・メディテラネア アスタープレート ミディアム」。リサイクルガラスでもここまで色が出せるのかと驚く、独特な色味が特徴。線も一本一本手づくりで、大量生産するプロダクトではみれない表情。普段使いできる価格もポイント

スペインのガラス製品メーカー「ラ・メディテラネア」が、100%リサイクルガラスでつくったエコな器。リサイクルガラスでもここまで色が出せるのかと驚く、独特な色味が特徴。線も一本一本手づくりで、大量生産するプロダクトでは見れない表情があり、普段使いできる価格もポイントです。

世界が注目するPiet Hein Eek(ピート・ヘイン・イーク)が提案するオルタナティブな磁器「FAT crockery ジャグ」。 世界的に有名なオランダ人デザイナーが参加しているフェアトレード商品。フェアトレード商品は装飾品や工芸品、コーヒー類が多いが、キッチンを彩る日用品は珍しい

世界的に有名なオランダ人デザイナー・Piet Hein Eek(ピート・ヘイン・イーク)が提案するオルタナティブな磁器「FAT crockery ジャグ」は、タイで生産されているフェアトレード製品。フェアトレード商品と言うと装飾品や工芸品、コーヒー類が多いですが、キッチンを彩る日用品は珍しいですね。

音楽のような心地よさを与えてくれるイタリア製オーガニックコスメ「インフィニストリア チェネレントラシリーズ シャンプー セレナータ (ダメージヘア用500ml)」 。東京のサロンでも多く使われている、イタリア製オーガニックシャンプー。成分はもちろん、仕上がりについてもプロの目にかなった本格的なオーガニックコスメの逸品

音楽のような心地よさを与えてくれる、イタリアのオーガニックコスメ「インフィニストリア」によるこのシャンプー。東京のサロンでも多く使われていて、成分はもちろん、仕上がりについてもプロの目にかなった本格的なオーガニックコスメの逸品です。

“ありがとう”という気持ちを贈ることを、日常に

一方で五十嵐さんは、“消費の連鎖”から少し離れた生活を送ってほしい、とも言います。

毎日を心豊かに過ごすために、新しさを競うのではなく、長く使い続けることを大切にしたり、大切な人と会って、会話をしてほしいなと思います。メールやチャットでの会話は簡単ですが、コミュニケーションを簡単に済ませないようにするところに、本当のコミュニケーションは生まれるようにも思います。

それと、ウェブサイトに掲載していないので、商品を購入してくださった方しか分からないのですが、50円切手を貼ったオリジナルポストカードを商品と一緒に梱包しています。「ありがとう」という気持ちを受け取ったら、また「ありがとう」を返す。ずいぶんとアナログな方法ですが、こうした気持ちのやりとりが、「ARIGATO GIVING」からたくさん生まれればいいなと思います。

長く使い続ける商品を、自分用に、大切な人に。忙しい毎日のなかで、身近な大切な人に感謝の気持ちやお礼を伝えることを忘れがちですが、「ARIGATO GIVING」をきっかけに、感謝の気持ちを伝えられるといいですね。

「ARIGATO GIVING」を見てみよう
ARIGATO GIVING

writer ライターリスト

増村 江利子

増村 江利子

greenz シニアエディター/シニアライター 国立音楽大学卒。Web制作、広告制作、編集を経て現在はフリーランスエディター。一児の母。主なテーマは、アート、建築、暮らし、まちづくり。八ヶ岳の麓の賃貸トレーラーハウスで、“小さく暮らす”をモットーに、DIY的暮らしを実践中。 facebook:http://www.facebook.com/e.masumura twitter:https://twitter.com/eriko_n

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