ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

3 years ago - 2013.03.03

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モコメシ、BADO、グリーンキッズなどのお悩みをみんなで解決!green drinks Tokyo「マイプロCAMP!!!」 [イベントレポート]

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greenz.jpが毎月第2木曜日に開催している、アイデアとアイデアをつなげる飲み会「green drinks Tokyo」。2013年最初のテーマは『マイプロCAMP!!!』です。

当日は”自分ごと”からはじまるソーシャルデザイン「マイプロジェクト」の実践者が、それぞれが抱える課題や疑問を「お題」として持ち寄り、次のステップへ進むために参加者全員でワークショップを行っています。

1月は紛争地をまわるフォトジャーナリストの佐藤慧さんや、仕事・働き方をテーマにしたイベント「Tokyo Work Design Week」の横石崇さんなど多様な方々が集まりました。さっそく、当日の様子をお伝えします!

みんなで一つのものを食べよう

グリーンズのイベントではいつも食べ物にこだわっているのですが、1月はモコメシさんにケータリングをお願いしました。モコメシさんはフードだけでなくその場の空間もデザインする方。今回もイベントに合わせて、大皿を使ってみんなで一つのものを食べられるようにと、野菜いっぱいのちらし寿司を作っていただきました。

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モコメシの小沢朋子さん(右)

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見た目もカラフルでおいしい!

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それぞれの今日持ち帰りたい「気づき」とは?

腹ごしらえをしたところで、いよいよマイプロCAMPがはじまります。

最初にお題を出す人が「こんなテーマで話したい」と呼びかけ、参加者は自分の興味のあるグループへ集まりアイデアを出し合います。ワークショップでは初めて顔を合わす人ばかりですが、いつの間にか話し合いは白熱し、終了の合図があっても話し足りない!という方が大勢いました。

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そして最後に、お題を出した人が「こんなアイデアが出ました」と発表します。

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どんなお題が出たのか、そしてどんな発見があったのか、お一人ずつご紹介します。

「あなたにとって『平和』とは何ですか?どうやったら実現できますか?」
by 佐藤慧さん(フォトジャーナリスト)

アフリカや中東など各国の紛争地で写真を撮りながら回っている佐藤さん。「よく平和を目指そうと言うけれど、一人ひとりの考える”平和”はきっと違うし、そもそも平和という意味をちゃんと考えたことがないのでは?」という疑問からこのお題を出してくれました。

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【気づき】「平和」とは人と人として分かり合えること。そのためにはお互いを知る機会が必要。ワーキンググループの中に国際恋愛の経験者の方がいて、恋人の出身地なんて気にならない!という貴重な意見もあり、愛が生まれれば世界は平和につながる!



「『マンガ×ソーシャルデザイン』と聞いて何を想像しますか?」
山内康裕さん(マンガナイト

漫画を通したコミュニティをつくるマンガナイトは昨年からgreenz.jpと「マンガ×ソーシャルデザイン」と題してコラボレーション企画を始めましたが、そもそも「マンガ×ソーシャルデザイン」って何ぞや?ということで、このお題を投げかけてくれました。

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【気づき】マンガで社会貢献(地域活性化になるものなど)、教育(ルールが難しいことやマニュアルをマンガで分かりやすく説明)、芸術として海外とつながること、の3つができるのでは。つまりは「入口」に!


「月1回のオープンアトリエ、どんなコンテンツがあったら楽しい?」
小沢朋子さん(モコメシ

結婚式など大切なイベントでのケータリングの打ち合わせを、どこかのカフェで数回するのではなく、自分の場所で普段モコメシが食べているごはんを食べたりお酒を飲んだりしながら話していきたい、という思いから昨年アトリエを開いたそうです。月に1回は誰でも自由に使えるオープンな日をつくる予定だそうで、その内容を一緒に考えてほしい、と呼びかけてくれました。

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【気づき】本当に実行しようと思っているというアイデアが出たそうです。その名も「作り放題!」。作りたい料理を好きなように作り、分からないことがあったらモコメシに聞いてアドバイスをもらえる、そんな時間にしたいと話してくれました。これには参加者のみなさんも「いいね!」と大好評。オープンアトリエの日が楽しみですね。



「ぱぱとままになるまえに『ほにゃらら』&『ステッカー2.0』をわくわく具体的に話したいです」
西出博美さん(ぱぱとままになるまえに

子どもを持つことについて考えるイベントを開催している西出さん。今後どんなことができるのか、また”ステッカー2.0”なるものを一緒に考えたい、と話してくれました。

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【気づき】まずパパとママになることを一番考えるのは「友達の結婚式に出たとき」という意見が出たそうです。またグッズ案には、プレ母子手帳や、「おなかに赤ちゃんがいます」キーホルダーのように「パパママになります」と自分の意志を表す身につけるもの、などが挙がり、これには頷く参加者も多数いました。


「ものづくりJAPANからバカものづくりJAPANへ」
須子善彦さん(BADO!

思いを持って国境を越えようとしている若者を応援している「BADO!」。今年は特に日本の地域でソーシャルデザインに取り組んでいる人を世界へ、また世界から日本の地域へ、若者をどんどん輸出していきたいと意気込んでいました。

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【気づき】「人材育成には優しさだけでなく厳しさも必要、またソーシャルデザインに取り組んでいる旅人に対する奨学金を行なっているため、よりブランディング化が重要だと改めて気づきました」。



「これからの働き方について一緒に語りましょう」
横石崇さん(Tokyo Work Design Week

今年4月に渋谷ヒカリエで、仕事をテーマにしたイベント「Tokyo Work Design Week」を開催予定だそうで、イベントのコンテンツや”これからの働き方”についてブレストしたい、と横石さん。

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【気づき】集まった参加者は、働く空間の使い方、休暇など時間の使い方、自分のやりたいことと仕事のバランスを持って働くこと、の3点について関心が高いとまとめてくれました。

また女性陣からは「もっと日本の女性はかわいくなれる!」という意見も。その真意は、残業で肌荒れしてしまう人も、余裕ある時間が増えればもっと美しさを保てる、ということだそう。


「ソーシャルデザインのデザインって何をデザインするの?」
山阪佳彦さん(クリエイティブディレクター)

ゴミの問題をクリエイティブに解決するなど様々なデザインをしている山阪さんからはこんな深い問いが出ました。

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【気づき】
・デザイナーじゃなくてもできる(誰でも参加できる)
・壁をとっぱらう(「やりたくない」「やらなければならない」という気持ちを「やりたい!」という楽しさに変える)
・課題は身近にもある(社会問題として捉えなくても、小さなことでもいい)


「普通のファミリーにエコイイ ベビーキッズモノをどう広める?」
浅田啓子さん(グリーンキッズプロジェクト

グリーンな子ども向け商品を集めて紹介しているグリーンキッズプロジェクト。そうしたグッズをエコに関心のない普通の家族に広めるにはどうしたらいいのでしょうか?

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【気づき】
・これを使うことによって子どもにどんな効果があるか伝える
・もし子どもがおもちゃに飽きたとしてもインテリアとして飾ることもできる
・イベントにまた来ればリサイクルできて他のお客様に提供できるようにする
と、どれも実現できそうなアイデアがたくさん生まれたようです。

お題を出した方は「アイデアを実践します!」という方が多く、また参加者からも「もともと興味のあったテーマを掘り下げて考えることができてよかった!」という声を聞くことができました。

green drinks Tokyo が何かきになる!と思った方、毎月第2木曜日開催なので、まずは予定をおさえておいてくださいね!次回は、3月14日(木)の夜です。どうぞお楽しみに!

過去の green drinks のレポートを読んでみよう!
green drinks Tokyo

writer ライターリスト

Kimura Eri

greenz ライター ライター&エディター。 働き方や暮らし方にまつわる、一人ひとりの物語に興味があります。 http://kmreri.tumblr.com

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