夏は泳ぎ、冬はスケートで通勤!? 英ロンドンで古い運河を活用したプールレーン構想「The LidoLine」

Copyright (c) 2012 Y/N Studio All Rights Reserved.

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英ロンドンではかつて、運河が運搬路として広く利用されていましたが、今では、その多くが使われないまま…。そこで、古い運河をプールに活用し、新しい公共スペースとして蘇らせようという、ユニークな構想が立ち上がっています。

ロンドンの設計事務所「[Y/N] Studio」は、ロンドン北部のリージェント運河(Regent’s Canal)近くに全長15kmのプールを設営するというプロジェクト「The LidoLine」を企画・設計しました。運河に遊泳用プールをはめ込むことで、ボートなどが周辺を並走していても、利用者は安全に泳ぐことができる仕組みとなっているほか、水を浄化するため、複数の層から成る生物薄膜を導入することも提案されています。

もちろん、更衣室やロッカーを備えたステーションも設置される計画。夏季に屋外スイミングプールとして活用するだけでなく、冬季にはスケートリンクとしても開放する方針です。

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利用者の安全確保や水質環境への影響の有無など、「The LidoLine」を実現させるためにはまだ多くの課題がありますが、古い運河に新しい役割を与え、現代との調和の中で歴史的な遺産を残そうという果敢な取り組みではありますね。

使わなくなったインフラを再利用するという観点では、同じくロンドンで計画中の、高架線路を自転車レーンにリノベーションするプロジェクト「SkyCycle」とも似ています。

電車通勤やマイカー通勤に飽きたら、「The LidoLine」をスイスイ泳いで通勤、なんてことが可能になる日も近いかも!?

高架線路を自転車レーンにリノベーションするプロジェクト「SkyCycle」の記事を読んでみよう。