ISSUE まちづくり

1 year ago - 2012.07.11

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宿泊代はアート作品でOK!?ストックホルムのホテルが始めた新サービス「Room for Art」

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もうすぐ夏休み、旅行やお出かけの計画を立てている方も多いのではないでしょうか?旅行では、行き先はもちろん、滞在するホテル選びも楽しいですよね。今回はスウェーデンのとあるホテルのちょっと素敵なサービスをご紹介します。

ストックホルムにある「The Clarion Hotel Stockholm(クラリオンホテル・ストックホルム)」では、有名アーティストや博物館と音楽や写真、絵画でコラボし、定期的にコンサートや展覧会を開くことで知られています。

そのホテルが最近始めたのが「Room for Art」というアーティスト向けのサービス。その名の通り、アート作品を持ってくればホテルに泊まることができるのです!

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このサービスを利用するには、予約のときに“Room for Art”という予約コードを入力します。するとA4のフォーム(下の画像)をダウンロードできるので、どんなアーティストなのか、どのようなアートを宿泊代として渡せるのかなどを記入します。

最後に署名してアート作品とともにホテルに持っていけば、通常約1万円のダブルの部屋に宿泊することができるのです。アーティストは1年に2回までこのサービスを利用することができ、その作品はホテル側の所有物になるという仕組みです。

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ありそうでなかったこのサービスは、支配人の祖父がアーティストだったことや、アーティストを受け入れることで有名だったニューヨークの「Hotel Chelsea」の影響を受け、思い付いたのだとか。

ドイツの「Stuttgart’s Performance Hotel(シュツットガルト パフォーマンス ホテル)」でも同様の取り組みが行われていて、そちらでは朗読、コンサートやダンスパフォーマンスなどを宿泊代とすることができるようです。

お金ではなく”できること”が循環してゆく贈与経済のような試みは、これから少しずつ定着していくのかもしれません。自分だったら、宿泊代の代わりに何が提供できるだろう?そんなことを考えるきっかけにもなりそうですね。

(Text: 佐藤慶一)

[via Springwise]

writer ライターリスト

佐藤慶一

佐藤慶一

1990年生まれ、佐渡出身。 NPOメディア「テントセンMagazine」や途上国メディア「トジョウエンジン」の編集など、NPOの情報発信に関して色々と取り組んでいます。

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