ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

4 years ago - 2012.05.28

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アラブの春をなかったことに!?チュニジア国民を震え上がらせ、奮い立たせた巨大な選挙ポスターとは…

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民主主義の基本は選挙。よりよい政治は与えられるものではなく、参加によってつくっていくものです。今日は、「アラブの春」とよばれる民主化運動が始まるきっかけとなったジャスミン革命が起こった国、チュニジアで行われた選挙のための広告をご紹介します。

こちらの動画をご覧ください。

昨年の11月にジャスミン革命後初の選挙が行われることになっていました。しかし、国民の関心はいまひとつ。そんな中、街の大通りに、長らく国民を苦しめてきた独裁者、ベン・アリの巨大ポスターがでかでかと貼られたのです。

「何、奴が帰ってくるのか!」さすがに怒った人びとがポスターをはがすと…こんなコピーがあらわれます。

「注意せよ。独裁政権の復活はありえる。10月23日には投票を。」

このお騒がせな広告はさまざまなメディアで取り上げられ、選挙行かねば!ムードをつくることに成功。投票率は90%を超え、ベン・アリ政権下では非合法とされていたイスラム政党が第一党になりました。

厳しい状況が続いているのに政治への関心が高まらない日本にも、これくらいショッキングな広告が必要なのかも知れませんね。

writer ライターリスト

丸原 孝紀

丸原 孝紀

greenz シニアライター 1976年京都生まれ。コピーライター(東京コピーライターズクラブ会員)。企業に社会貢献型のコミュニケーションを提案するとともに、NGO/NPOのクリエイティブを積極的にサポートしている。社会課題を解決するアイデアを提案するプランング・ユニット「POZI」のプランナーとしても活動中。 HP : ecogroove twitter:@ecogroove

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