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柏は何もないようで全てがある。green drinks 柏「ソトカラミタカシワ~街をもっと自由に見よう~」レポート [green drinks Japan]

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3月3日、ひな祭り。「ソトカラミタカシワ~街をもっと自由に見よう~」をテーマにgreen drinks 柏vol.3を開催致しました。

今回のお題は「ランドスケープ」。建築家ユニットmi-ri meterさんをゲストにお迎えし、柏の街を二つのフィルターを通して見るパネルディスカッションの後、巨大な地図を用いたワークショップを行いました。

オーガイザーのカシワカラ代表、龍ちゃんによる恒例の乾杯挨拶「グリーンダヨ!」の後は、mi-ri meterさんの紹介。建築家と紹介させて頂きましたが、建造物を建てるというよりも街と密接に関わって、その街本来の物事を生かしたり、新たに何かを付け足す事で人々の過ごし方をデザインする「場づくり」のプロフェッショナルです。

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彼らの手がけてきたユニークなプロジェクトの紹介に、お客さんは真剣な面持ちで聞きいっていました。

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お次は一つ目のフィルターである「ナカの視点」。筆者を含め、柏及びその周囲に住む3人による柏の紹介です。特徴のあるものは特にない。けれど、都会チックな柏駅周辺、裏路地にある個人経営の居酒屋やカフェ、駅から少し足を伸ばせば広大に広がる農地。そして江戸期から残る風景も垣間見える。そんな、都会と田舎の混ざり合った「片田舎、柏」が浮き彫りになりました。

続いて「ソトの視点」。二つ目のフィルターです。外から柏に来たmi-ri meterさんが、事前に行ったフィールドワークを基に、柏の印象を話します。「市全体として見れば特徴はないんだけど、細かく見ると面白い街」といった言葉を挟みつつ「ソトカラミタカシワ」を紹介して頂きました。会後、「なにもないようで全てがある。外から見た柏が教えてくれたのは日本全国の都市の縮図」という一言も。そうです!それが柏の良さでもあるんです(笑)。

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パネルディスカッションの後はメインのワークショップ!
会場の床一面に敷き詰められた柏駅周辺の地図。お客さん達が独自の視点で集めた柏の写真を特製フラッグに貼り付け、次々と撮影場所に立てていきます。ほろ酔い状態でメガホン片手に話すのは、オーガナイザーの柏マニア、とっくん。撮影場所や撮影物について解説してくれました。

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お客さんにも撮影理由などをプレゼンして貰い、にぎやかなワークショップに。「細かい所に魅力あり」というパネルディスカッションでの気付きさながら、ミクロの視点でお客さんは柏の魅力を感じてくれた様です。

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夕食にはマクロビパンを配る恒例の「森脇タイム」の代わりに、野菜をふんだんに使用した「特製マクロビカレー」や「豚汁」「カブの酢漬け」などがふるまわれ、大好評♪

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中締め後のAfterPartyでも、石油ストーブを囲み、mi-ri meterさん、お客さんが語り合い、夜は更けていきました。

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次回のvol,4にも是非、お誘い合わせの上お越し下さい!今後ともgd柏&カシワカラを宜しくお願い致します^^

(Text:吉田直人)