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【イベント】トークイベント「ラダックの生活とトーキョーの生活/ちょっと立ち止まって考えてみる」

greenz.jpでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。

池田悦子さんが経営する伝統的古民家「にゃむしゃんの館」

池田悦子さんが経営する伝統的古民家「にゃむしゃんの館」

ラダックは、「幸せの経済学」などで取り上げられたことから、その名前を知っている方も多いかと思いますが、簡単に説明すると、インド最北部位置する州の、ヒマラヤ山脈に囲まれた地方です。

仏教が盛んで、インドというよりも、チベットや中国に近い印象。数千メートルを優に超える山々に囲まれているために、様々な開発の手が長いこと入らず、昔ながらの生活が残り、桃源郷、理想郷の様に語られることの多い地方でもあります。

2011年夏にモコメシとcodacodaがラダックを訪れた際に出会ったエツコさん、ワンボさんご夫婦。本当に短い時間でしたが、2人がラダックで営むシンプルな生活/暮らしを垣間見、2人の生き方や考え方に触れたことは、今、本当に生きるために必要なことって何だろう、と考えさせられるキッカケになりました。

当イベントでは、エツコさん&ワンボさんご夫婦の他、ラダックを追いかけている写真家の山本高樹さん、サステナブルデザインの研究をしている大阪大学助教の津田和俊さんを招いて、トークを行います。

昨年の大地震から一年が経ち、これからどんなことを大切に思い、どんな仕事をし、どんな暮らしをしていくかを考える際の、一つのヒントになるのでは、と期待しています。

トーク後には、モコメシがエツコさんに習ったラダック料理をご用意致します。皆様の参加、お待ちしております。

「ラダックの生活とトーキョーの生活/ちょっと立ち止まって考えてみる」

日 時:4月7日(土)18:30~21:00
場 所:SUNDAY ISSUE(東京都渋谷区渋谷 1-17-1 美竹野村ビル2F)
アクセス:渋谷駅13番出口 徒歩0分
トーク:池田悦子/スタンジン・ワンボ/山本高樹/津田和俊
主 催:國府田典明(codacoda)/小沢朋子(モコメシ)
参加費:3,000円(モコメシのラダックごはん&コーヒー付)
定 員:30名(参加者多数の場合、立ち見となることがあります)
受 付:mocomeshi@gmail.com までメールを下さいませ。

【出演者】

池田悦子
1996年初渡印。以降インドばかりを旅する傍ら、市民による国際協力として南インドの「先住民族」を支援。同時に日本人に向けてインドに止まらない幅広い学びの場を企画。「未開発」と言われがちな彼らの自然と共にある暮らしから、人生の知恵を授かろうと奮闘し13年関わる。2007年、新天地を求めラダックへ。その後ラダッキーと結婚し一児の母に。夫婦で「ネォ・ラダック」を立ち上げ、修理復活させた古民家に住みながらホームステイやトレッキングガイドを手がける。ラダックの地でラダッキーと共に暮らすことで、人が自然に生きる事を実践している。
<NEO-LADAKH>

スタンジン・ワンボ
インド最北端、J&K州のラダック地方・ストック村で生まれる。9歳でラダックを離れデラドゥーンの寄宿学校に入り、ブータンやネパール、東北インドやチベット人と共に12年間学ぶ。その後、南インドのマイソールで大学を卒業。デリーやラダックで働く。池田悦子と結婚し、2年間日本で暮らした経験を経て「ネォ・ラダック」を立ち上げる。ラダックの仏教、自然や暮らしを紹介すべく英語や日本語でガイドも。ラダックにて伝統と新しいものの融合を目指す、敬虔なチベット仏教徒。

山本高樹
著述家・編集者・写真家。いくつかの出版社での勤務と海外放浪をくりかえした後、2001年からフリーランスでの活動を開始。2007年から約一年半の間、インド北部の山岳地帯、ラダック地方に長期滞在して取材を敢行。以来、ラダックでの取材活動をライフワークとしている。2009年3月、文章と写真を手がけた著作「ラダックの風息 空の果てで暮らした日々」を上梓。現在、ラダックのガイドブックを執筆中、5月下旬発売予定。
<Days in Ladakh>

津田和俊
岡山県新庄村生まれ。現在、大阪大学助教。研究分野は資源循環、サステナブルデザイン。モノの流れや循環に着目しながら、自然環境や人との関係性について考察している。2008年から持続可能な暮らしの具体像を描くために若手デザイナー・実務家・研究者が集まって多様な視点を共有する場「萃点堂(Suitendo)」を主宰。
<Kazutoshi Tsuda ¦ Material Cycles & Design for Sustainability>

【主催者】

國府田典明(codacoda)
DJアーティスト・舞台音響作家。企画家。2000年からクラブでのDJ活動の他、アートプロジェクトの企画、運営に多数関わる。デザインの思考手法を用いて、身の周りの物事をより有意なものにし、納得して生きたいと考えている。人のつながりの中で生活する事に興味がある。
<codacoda.com>

小沢朋子(モコメシ)
フードデザイナー。モコメシとして「食べるシチュエーションをデザインする」をコンセプトに、主にデザイン/アートのイベントへのケータリングを行う。インテリアデザイナーの経験を生かし、「食べる」にまつわる様々な状況に、料理とデザインの両面からアプローチしている。滞在1ヶ月程度のインド渡航歴は4回(2012年3月時点)。インドのスパイス料理の他、シンプルな生活道具の紹介も企画中。4月からNHKのラジオ番組にコーナーレギュラーにて出演予定。
<モコメシ:スパイスごはん>