アップルが30日間充電不要なiPhoneを開発!? R水素が拓く新しいエネルギー世界

宇宙の75%は、水素でできています。
太陽も水素が燃えることで熱と光を放っています。
人間のからだの60〜70%をしめる水にも入っていて、私たちは、水素とともに生きていると言っても過言ではありません。

この水素、ガソリンの代わりに燃やしても水しか出さず、電気や農業用肥料にも変身できるというスーパーマルチプレーヤー。世界に根を張るエネルギービジネスの産業生態系を、サステナブルに一変させる実力を持っています。

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その突破力を知ってか、アップルが、燃料電池で稼働するiPadやiPhoneの開発に乗り出しているようです。燃料電池とは、水素を電気に変える発電装置。使用ライセンス契約を取得した「リキッドメタル」が、ボディではなく燃料電池に使われるともっぱら。実現すれば、フル充電状態から最低30日間はチャージ不要なモバイルガジェットが当たり前になります。これまでも、数々の常識を覆してきたアップルなら、やってくれそうですね。

ただし、水素をどこから調達するかが気になるところ。水素は他の元素とくっついて、いろいろな物質に化けています。ガソリンやプロパンガス、灯油、都市ガスなどにも含まれているのですが、これらから取り出した水素を使うなら、サステナブルとは言えません。今この瞬間にも、多くの問題の生産マシーンのエンジンになっている化石燃料を使い続けることを意味するからです。
一部の地域や子どもたち世代に負担を押しつける原子力発電でつくった電気でつくる水素も、サステナブルでないことは明らかです。

ではどんな水素なら、サステナブルなのでしょうか。
たとえば、地域にあるソーラーパネルでつくった電気を、外出などで余ったときに水を電気分解するのに使います。そうして水から取り出した水素で動くiPadやiPhoneなら、間違いなく、冒頭で触れたエネルギーのサステナブル化に貢献してくれるでしょう。

地域にある自然エネルギーと水を循環させて、ムリなくムダなく電気や熱をつくる新しいエネルギー世界は、「R水素」というドメインで徐々に浸透し始めています。

greenz.jpは今後、この「R水素」に注目していきます。