ファッションデザイナーが内装をデザイン!アムステルダムの再開発地区に登場したホテル「The Exchange」

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インテリアデザイナーは、その時代の気分に合わせて装いを考える”部屋のファッション・スタイリスト”。では、ファッションデザイナーがインテリアをデザインしたら、いったいどんな部屋になるんでしょうか?

最近アムステルダムに「The Exchange」というホテルがオープンしました。その特徴は、ひと部屋ひと部屋が実際にファッションを学ぶ学生によってデザインされていること。

学生たちが自分の専門領域を超えてどんな部屋を作ったのか、さっそく見てみましょう。


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The Exchangeは、Lloyd Hotel や東京のLlove HotelをデザインしたOtto NanさんとSuzanne Oxenaarさんのデザイナーデュオがプロデュースしたホテル。「The Red Carpet(赤線地区)」と呼ばれるダムラック地区の再開発プロジェクトの一環として運営されています。

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彼らは、The Amsterdam Fashion Institute(AMFI)の学生・卒業生8名にスタイリングをまかせることにしました。もともと若者の感性が光るエリアだったため、若者の感性を取り入れることにしたのでしょうか。学生たちは基本となるコンセプトはあるものの、「自由に想像力を働かせてください」と指示を受けたそう。

捨てられるはずだったマットレスやダンボールなどを積極的に活用し、部屋によって多様なテイストに仕上がっています。まさに、人が生活できるアート展示室ですね。

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内装とファッションはもともと相性が良く、そのマリアージュは過去にもいくつか例が。有名なところでは、MAISON MARTIN MARGIELAパリのホテルをデザインしたり、最近では、MUVEIL(ミュベール)SOE(ソーイ)などの気鋭のデザイナーがインテリアデザインを手がけるプロジェクト「PROVOKE」が2010年に始動しました。

渋谷のコワーキングスペース「co-ba」の中村さんは以前、「これからのクリエイターはあまたある才能を掛け合わせ、編集していくことも職能の一つだと思います。何となにを掛け合わせるかで、デザインのアウトプットは今まで『デザイン』と呼ばれていた範囲から飛び出していく気がします。」と語っていました

同じ生活をデザインする仕事ですが、専門の領域を超えてクロスすることで、また新しいライフスタイル、そしてそれをデザインする仕事が生まれるかも!

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部屋は61部屋あり、1つ星~5つ星ランクの部屋があるそうです。お値段は、1つ星の部屋で€100、5つ星の部屋で€500となっているそう。ぜひ、自分がどんな生活の仕方・作法を望んでいるのか確かめるために日替わりで部屋を変えて泊まってみたいです。

彼らが手がけた東京の「LLOVE」をみてみよう