いまやロンドンっ子の足!ロンドン市内に広がる公共レンタサイクルシステム「Cycle Hire」

ロンドンの公共レンタサイクルシステム「CYCLE HIRE」

ロンドンの公共レンタサイクルシステム「CYCLE HIRE」

ロンドンの街を歩くと、「CYCLE HIRE」という標識の周りに整然と並んだ青い自転車たちをよく見かけます。これは、2010年7月からロンドン市が運営しているレンタサイクルシステム「Barclays Cycle Hire」。ロンドン市民や観光客の足として活躍しています。

ロンドン市内の中心部に設置された400カ所以上のレンタルスポットには、約6,000台の自転車がスタンバイし、年中無休24時間、どのレンタルスポットからでも利用OK。利用料金は、レンタルスポットの自転車に“アクセス”するための基本料金「Access Fee」に、利用時間に応じた「Usage Charge」を加算する仕組みです。ちなみに、30分以内の利用なら「Usage Charge」は無料。短距離の移動にはもってこいですね。

自転車をレンタルするなら、「CYCLE HIRE」の標識が目印

自転車をレンタルできるスポットは「CYCLE HIRE」の標識が目印

「Access Fee」は、1日1英ポンド、7日間で5英ポンド、1年だと45英ポンドとなっており、観光客からロンドン市民まで、フレキシブルに利用できるようになっているのも特徴。年会員になるには、公式ウェブサイトもしくは主要ターミナル駅での登録が必要で、会員登録すると、専用の電子キーが発行され、これを使って、レンタルスポットの自転車の鍵を外すシステムになっています。一方、1日利用や週利用の場合は、レンタルスポットにある決済システムで「Access Fee」を支払うとパスワードが発行され、自転車の鍵を外すことができます。

都市型バイクシェアリングは、フランスのヴェリブ(Velib)やカナダのBIXIが先行しているほか、「がやリン」の愛称で知られる東京・世田谷区のレンタサイクル事業千葉・柏市など、日本でも、一部の地方自治体がスタートさせています。

レンタサイクルを、パーソナルモビリティの選択肢のひとつとして根付かせるためには、レンタルスポットといったハード面での整備のみならず、利用者タイプ別の料金設定など、より多くの人々がリーズナブルに利用できるよう、ソフトの面から、ルールづくりや仕組み化も不可欠。ハード・ソフト両面から、ロンドンの「Barclays Cycle Hire」の事例は、参考になりそうです。

ロンドンの公共レンタサイクルシステム「Barclays Cycle Hire」について調べてみよう。

カナダ・モントリオールのバイクシェアリングサービス「BIXI」の記事を読もう。

大学キャンパスを対象にしたバイクシェアリングサービス「WhipBikes」の記事を読もう。