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300年前のレシピで作られ続ける、ウルトラオーガニックなフランス発のキャンドル、日本上陸! [オーガニックコスメ最前線]

シリーズ「オーガニックコスメ最前線」では、エッジの効いた旬のオーガニックコスメやプロダクトのブランドをご紹介しています。

こんにちは。greenzライターの小野美由紀です。

これまでQUONShe with Shaplannerなど、環境に優しく社会貢献にも結びついた商品をご紹介してきました。今回から、シリーズ連載「オーガニックコスメ最前線」として、エッジの効いた旬のオーガニックコスメやプロダクトのブランドを継続的にご紹介してゆきます。

第一弾は、オーガニック先進国フランスから、300年前から続く超ナチュラルレシピで作られたキャンドルが登場です。

この秋、世界最古のキャンドルメーカーCIRE TRUDON(シール トゥルードン)」のキャンドルが、日本で発売されました。

CIRE TRUDONは、1643年フランスで創業。かのルイ14世の時代からキャンドル作りを始め、1719年からは、ヴェルサイユ宮殿をはじめフランス全土の大聖堂、教会のキャンドルの製造を一手に引き受けるようになりました。

現在もなお伝統的な製法は厳格に守り続けられており、職人の勘と技によって全て手作業で作り出されているそう。つまり、300年以上前から同じレシピで作り続けている、ということ!

化学物質が存在しない時代から続くレシピ、つまり、100%植物由来の天然香料で香りづけされた、究極のオーガニックキャンドルなのです。

オーガニックキャンドルって?

一般的なキャンドルに使用されているパラフィンワックスは、石油から取り出され、同じく石油から取り出された添加物によって成分を安定させています。

それに対し、パーム油や米ぬか油、大豆油などの植物由来のオイルで作られたものをオーガニックキャンドルと呼びます。

オーガニックキャンドルは、燃焼した時のススの出具合がパラフィンワックスに比べて少なく、特に人体や環境に有害な不完全燃焼を起こしづらいのが特徴です。また、パーム油は再生可能な資源で成長サイクルも早いことから、石油の代替エネルギーとして知られています。

原材料には、生物分解性に優れた成分のみを使用しており、海洋環境を保護するためのオスロパリ条約に反する有害物質リストに含まれる物質は一切含んでいないという徹底ぶり。アルコールも含まず、すすや煙もほとんど出ません。また、燃焼時間は70時間と、かなり長めです。

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ネーミングもおしゃれ!

香りにひもづけられたネーミングも、フランスのメーカーだけあり、ユニークでひねりの効いたものばかり。

例えばチェ・ゲバラをイメージして作られた、レザーとタバコの香りの「Ernesto(エルネスト)」、アルジェリアの革命家の名前を冠した「ABD EL KADER (アブデル カーデル)」のショウガとお茶、ジャスミンのオリエンタルな香りなど、ネーミングからもイメージが広がります。

ナチュラル・レシピで作られた、環境に配慮したこちらのCIRE TRUDONのキャンドルはは、10月よりタイムレスコンフォートASPLUND 恵比寿店松屋銀座をはじめ、<アメリカンラグシーなどのセレクトショップで取り扱っているようです。

家で過ごす機会の多くなる年末年始、オーガニックな灯りで夜を迎えてみませんか?