車いすユーザの未来を変える「WHILL」が東京モーターショーに登場!

東京モーターショーでデビューした「WHILL」

東京モーターショーでデビューした「WHILL」

以前、greenz.jp記事でご紹介した、車いす用の電動モビリティ「WHILL」が、2011年12月3日から開催されている「第42回東京モーターショー2011」で、初のお披露目!シンプルかつスタイリッシュなデザインに、評判も上々だそうです。

「WHILL」は、車いすユーザがアクティブに移動できる「WILL(未来)」を実現する「WHELL(車輪)」。車いすに装着することによって、半径5キロ圏内を、最大時速20キロで、自由に移動できます。「カッコいいものを世の中に走らせたい」、「生活の幅が広がるようなものを作りたい」、「ワクワクさせたい」など、プロジェクトメンバーはそれぞれ、未来への希望や熱い思いを胸に、WHILLの制作に取り組みました。

p_WHILL from campfirejp on Vimeo.

とはいえ、「WHILL」が生まれるまでの道のりは、けして平坦なものではありませんでした。制作プロセスは、設計図を書き、これを元に試作品を作って検証し、必要に応じて修正していく、という流れ。パソコン上のシミュレーション図や手書きの設計図はもちろん、試作品に実際に定規を当てるなどして、ミリ単位で仕様を確認するという、非常に細かく、地道な動作の繰り返しです。

「WHILL」の原型となる試作品

「WHILL」の原型となる試作品

また、コンセプトがリアルに落とし込まれていくにつれ、ディテールが気になってくる一方で、時間的な制約などから、すべての希望を実現することは不可能なのも現実。つまり、制作のプロセスは、「何を選び、何を捨てるか?」という意思決定の連続でもあるのです。

試作品や図面を使って、詳細を設計していく

試作品や図面を使って、詳細を設計していく様子

このようなプロジェクトメンバーの地道な努力によって、「WHILL」は生まれ、その第一歩を踏み出しました。2011年10月中旬から開始した、マイクロパトロンプラットフォーム「CAMPFIRE」での資金調達は、すでに目標額50万円を達成。2011年12月3日時点で、107名の“パトロン”から、合わせて838,500円の支援を受けています。

東京モーターショーのブースでNHKの撮影クルーから取材を受ける様子

東京モーターショーのブースでNHKの撮影クルーから取材を受ける様子

百聞は一見にしかず。
ぜひ、皆さんも、東京モーターショーのブースに足を運んで、「WHILL」の姿をご覧くださいね。

東京モーターショーに出かけよう。