元ベンチャーキャピタリストがプロデュース!社会起業家と投資家をつなぐプラットフォーム「ClearlySo」

greenz/グリーンズclearlyso

社会起業家に対する資金サポートには、「Jumo」、「JustGiving Japan」、「Crowdrise」といった寄付のほか、「Kiva」に代表されるマイクロファイナンスや、「E-ideaコンペティション」のような公募型コンペティションなど、近年、多様化しています。そして、この方策のひとつとして、ベンチャーキャピタル型のアプローチを採用しているのが、「ClearlySo」です。

「ClearlySo」は、ソーシャルベンチャーと、投資家をつなぐプラットフォーム。金融危機などにより、不景気に見舞われていた2008年、「経済のあり方と人々の意識に大きな変化が必要だ」との思いから、英ベンチャーキャピタル「Catalyst Fund Management & Research」出身のRodney Schwartz氏によって設立されました。

「ClearlySo」は、ソーシャルベンチャーに対し、資金調達や組織マネジメントなどについて助言を与えるほか、有望な投資家との“お見合い”をセッティングして、投資家とのネットワーキングに一役買っています。実際、フェアトレードファッションブランド「Epona Clothing」は、「ClearlySo」を通じて、投資家から、10万ポンド(約1,200万円)を獲得したそうです。

また、「ClearlySo」のウェブサイトでは、まだあまり知られていない小規模なソーシャルビジネスの情報を発信。投資家に、ソーシャルビジネスの潜在性を伝えると同時に、ビジネスモデルのひとつとして、ソーシャルビジネスの意義を、世の中に広めようとしています。

一般的なビジネスでは、銀行からの融資や投資家の出資など、資金調達のためのインフラが整っていますが、ソーシャルビジネスには、まだこのようなインフラが十分でないのが現状。ソーシャルビジネスを新しいビジネス分野として成長させるためには、「ClearlySo」のような、社会起業家と投資家をつなぐプラットフォームを増やし、多様な資金調達を可能とすることが望まれます。