ISSUE まちづくり

4 years ago - 2011.09.21

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【先輩マイプロジェクトに聞こう!】シブカサ編(3/3)  マイプロジェクトの悩みを具体的に解決しちゃおう!

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(左)サイボウズの長山さん(中)green school 生の山崎さん(右)シブカサの末原さん

みんなのアイデアを集めて、マイプロジェクトをはじめる、つづける、ひろげるためのコツをまとめた「マイプロジェクトの虎の巻」。みなさんチェックしていただけてましたでしょうか?

もっと多くの人がマイプロジェクトを立ち上げて、社会を楽しくするムーヴメントがどんどん広がっていくように、グリーンズでは、マイプロジェクトのための情報共有ツールを提供する「サイボウズLive」と一緒に、マイプロジェクトを応援しています。今回の対談もマイプロジェクト応援企画のひとつ。

「虎の巻」に先輩プロジェクトとしてご登場いただいた「シブカサ」の末原弘喜さん(以下末原)と、green school Tokyo の受講生でこれからマイプロジェクトを立ち上げようとしている山崎貴之さん(以下山崎)に、プロジェクトを進める上での悩みなど本音を伺いました。

お相手は、greenz.jp副編集長の小野とgreenz.jpライターの石村。記事は全部で3本です。ぜひみなさんの感想お待ちしています!


ここまでは「仲間を見つけるにはどうしたら?」「仕事じゃない関係のなかで上手にコミュニケーションするには?」ということについてお話を伺ってきました。最後は末原さん、山崎さんのお悩みを具体的に解決するセッションを行います!


シブカサ末原さんの悩み、加盟店同士の交流を生み出すには?

石村: シブカサで末原さんが困っていることはありますか?

末原: うーん…困ってること…あ!あります。加盟店同士の交流が全くないことですね。

それぞれと連絡は取れてるんですが、それが可視化できていない。例えばTwitter上である店舗さんと盛り上がったとしても、それを他の加盟店が見ているかどうか分からない。そうすると温度差が出てきてしまいます。そこはなんとかしたいですね。

小野: なるほどー。実はgreenz.jpでも温度差の問題は感じていて、それは相手のセルフモチベーションに頼るのには限界があるということだと思います。

例えばシブカサ加盟店の人が好きなときに入れる雑談の場があるといいですよね。それで加盟店同士が横でつながってプロジェクトを起こしてくれたら願ったり叶ったりじゃないですか。

末原: そう、それが欲しいんですよ。加盟店はいい店が多いんですけど、ウェブリテラシーはあまり高くなくて、Twitterをやっているのが50店舗中10店舗くらい。老舗のところなんかはファックスでお願いしますって言われますし、そうなると一つの手段に統一するというのは難しいかなと。そういう場合にどうしたらいいんでしょうか。

長山: ブログとかはやってるんですか?

末原: 最近止まってますね…Twitterではやってるんですが…

長山: Twitterだと情報が流れてしまうので、この店舗でこんな事やりましたっていうのブログで書いて、Twitterで告知するみたいな流れがいいかなぁと思います。あとは加盟店さんにインタビューをしてそれをブログに載せるとか。

末原: そうですねTwitterって情報が集積されないっていうの致命的ですよね。それだと、シブカサの加盟店は美容室が多いんですが、忙しいところには全然情報が伝わらないですよね。なかなか直接会いに行けないので、出来ればウェブとかで伝えたいんですけど、そのためにはまずブログですかやっぱり。

最近、店舗が増えてそれでいっぱいいっぱいで、加盟店とコミュニケーションをとれるのは月に一回傘を確認するところだけなんですよ。それじゃあダメだとは思ってるんですけど…

小野: UNIQLO JUMPっていうプロモーションがあるの知ってますか?ユニクロの店員さんがただジャンプしているっていうだけの映像なんですけど、それがすごい可愛いんですよ。

uniqlojump

お店にとっては撮影も楽しいだろうし、周りから見てもそれが素敵なコンテンツになっていて「あれみたよ」って言われると嬉しいだろうし、そういうコンテンツを上げていくっていうのもありじゃないかと思うんですが。

末原: それいいですね。

小野: みんなで一つのお祭りを完成させるっていう行為は一体感を醸成することにもつながりますし。

末原: なるほど、うちの場合傘が行き来してるので、本当はその傘に愛情がこもるような仕組みがあるといいんですけどね。それで店舗さんが一体となって取り組んでいることが伝わるような…

小野: 以前、Ustreamに出てもらったときに傘に名前をつけるってアイデアがあったじゃないですか。傘に名前をつけて顔もちょっと変えれば傘に愛情が沸くみたいな。

末原: 確かに感情っていうのはほんとうに大事なんですよ。常連さんが多い店とか接客時間が長い店っていうのは返却率が高くて、それはやはりお店の感情がお客さんに伝わるからだと思うんですね。そういう店のお客さんは家に持って帰ってもまた渋谷まで返しに来てくれます。そういう感情が伝わるようなコンテンツがあるといいってことですね。


gsT生山崎さんの悩みを解決するために、今日からできることは?

石村: では、山崎さんの課題も…

末原: そうですね。「マイプロエジェクトの虎の巻」にもありますが、まず旗を上げてしまって、「一緒にブラッシュアップしてくれる仲間募集!」って言ったほうが面白いと思います。ここは一緒に作ってきたぞっていう仲間意識って大事なんですよ。とにかくvol.0でも企画を始めちゃったほうがいいと思います。

小野: 基本的に誰でもけっこう声をかけられるの待っていると思っています。声をかけづらいっていうのはあるんですか?

山崎: スクールでは他の人にもやりたいことがあると思うので、それを止めてまで協力してって言いづらいですよね。

末原: でも声かけるのただですから。

長山: ソーシャルメディアを上手く使うのがいいんじゃないでしょうか。FacebookとかTwitterは、広く仲間を集めるとか、店舗同士の横のつながりを作るとか、という時にすごく便利だと思います。広報的というかよりパブリックな用途に使いやすいツールだと思います。

石村: 山崎さんの課題の仲間探しはFacebookやTwitterで解決できそうですね。

長山: それでもやっぱりオフラインで会うのって大事だと私は思います。特にプロジェクトの立ち上げの時に同じ志で「一緒にやろう!」と思えるようになるには、オフラインで何回か密にやりとりすることが必要だと思います。

末原: 絶対そうですよね。いくらTwitter、Facebookであっても2,3回は実際にあわないと相手の温度もわからないし、何をふっていのかもわからない。ある程度現場で仲良くなってそこからですよね、情報共有のことを考えるのって。

山崎: そうですね。とりあえず声をかけてみます。

小野: では、そろそろお時間なのでここらへんで終了したいと思います。みなさま本当にありがとうございました!

全員: ありがとうございました!


末原さんも山崎さんもお悩みの解決のための重要なヒントを得られたようです。マイプロジェクトをはじめるにしろ続けるにしろ大切なのはコミュニケーション、そのコミュニケーションの手段としていまは本当に様々なものがあります。

それを色々試してみるのもいいですが、手段が目的になってしまっては意味が無いので、それぞれの状況に適したツールをある程度絞って使う。それが毎プロジェクトを成功させるための秘訣なのではないでしょうか。

今後も先輩マイプロジェクトへのインタビューを続けてゆきたいと思います。この人に話を聞いて欲しい!というアイデアがあったら @greenzjp までお気軽にご連絡ください!


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writer ライターリスト

石村 研二

greenz シニアライター 東京生まれ。大学の法学部を卒業するも、法律に向いていないことに気づき、長いモラトリアム期間を過ごしながらひたすら映画を観る。 2000年にサイト「日々是映画」を立ち上げ、書くことを仕事にすべく駄文を積み重ねる。現在、ライター/映画観察者。greenz.jp以外には六本木経済新聞、WIRED.jpなどに出没。暇なときはSFを読んで未来への希望を見出そうとし、世界は5次元だと信じている。 日々是映画-ヒビコレエイガ http://www.cinema-today.net/

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