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4 years ago - 2011.08.15

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Kickstarterだけじゃない!ファンドレイジングの民主化を目指す「IndieGoGo」

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ファンドレイジング系オンラインプラットフォームといえば、クリエイターのための資金調達プラットフォーム「Kickstarter」が広く知られていますが、実は、Kickstarterよりも早くこの分野に進出し、200カ国以上のクリエイターや起業家たちをサポートしてきたのが、「Indiegogo」です。

Indiegogo」は、2008年1月に開設された、オンライン資金調達プラットフォーム。活動歴では、2009年4月に立ち上げられたKickstarterの“先輩”にあたります。「素晴らしいアイデアさえあれば、誰でも資金調達できるような、ファンドレイジングの民主化を目指す!」とのミッションの下、開設以来3年半で、200カ国以上3万件を超えるプロジェクトの資金調達をサポートしてきました。クリエイターやデザイナー、起業家ら、創作活動やイベント、事業などにあてる資金を必要としている人が、このオンラインプラットフォームで広く資金提供を求め、これに賛同する人が寄付するという仕組みです。

公式ウェブサイト「Indiegogo」の「Browse」コーナーをクリックすれば、寄付を求めるプロジェクトのリストが閲覧可能。「Art(アート)」、「Design(デザイン)」など、興味のある分野を検索することもできます。

greenz/グリーンズindiegogo2

各プロジェクトには、詳細を説明するページもあり、右側には寄付プロセスへのリンクも設置。「このプロジェクト、ぜひ、応援したい!」と思ったら、金額を設定し、「CONTRIBUTE NOW(今、寄付する)」をクリックします。

greenz/グリーンズindiegogo3

このように、「Indiegogo」の基本的なコンセプトや仕組みは、Kickstarterによく似ていますが、両者で大きく異なる点は、調達した資金の配分方法。Kickstarterは、実際の寄付額が目標を達成しなければ、一切の資金を受け取ることはできない「All or Nothing」方式なのに対して、「Indiegogo」は、目標額は未達成でも、獲得できた資金分を受け取ることができるルールとなっています。

「Indiegogo、もしくはKickstarter、いずれの配分方法が、よりフェアで、より多くの人々の思いを実現するものか?」は、それぞれの立場や見方によって評価が分かれるかもしれませんが、オンラインベースの資金調達がまだ過渡期にあることをかんがみると、まずは、様々なプラットフォームが成功事例を積み重ね、そこから学んでいくことが有効かもしれませんね。

「Indiegogo」で、気になるプロジェクトをチェックしてみよう。

writer ライターリスト

松岡 由希子

松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、約10年にわたるビジネスでの実務経験を経て、物書きに転身。「持続可能な未来づくり」をコアなテーマに掲げ、グローバルな視点から、幅広いジャンルで執筆中。2008年10月から2014年3月までグリーンズライターを務める。 Twitterアカウント: @boochan

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