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太陽でエナジーチャージ!サムソンから世界初ソーラーパネル付ラップトップPCが誕生

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ソーラーテレビを発表して話題となった韓国の大手メーカー・サムスン電子(Samsung Electronics)が、またもや、デジタル機器のソーラー化に成功!ソーラーパネル付ラップトップPCを開発しました。

ネットブックパソコン「Samsung NC215S」は、この分野では初のソーラーパネル付き。フタの部分にソーラーパネルが搭載され、ここで発電したエネルギーを直接、このパソコンの電源として利用できるのが特徴です。ちなみに、日光に2時間当てると、1時間分のエネルギーが充電可能だとか。

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「Samsung NC215S」は、米国とロシアでの販売が決定しているほか、アフリカなど、他の地域にも展開する見込みです。米国モデルは、10.1インチ、1024 x 600ピクセルのディスプレイで、1GBのRAM、Intel社のデュアルコアプロセッサ「Atom N570」が搭載され、販売予定価格は399米ドル(約31,000円)。太陽光をエネルギーとして使えることをかんがみると、リーズナブルな“投資”かも?!

「Samsung NC215S」のようなソーラーパネル付のデジタルガジェットは、米国や日本といったデジタル先進国でニーズがあるのはもちろんですが、むしろ、電力インフラが未整備な国や地域にこそ、必要とされるものかもしれません。“オフグリッド”なデジタル機器が開発され、これらが世界に広く行き届くことで、パソコンやインターネットを使える人とそうでない人との間に生じる情報格差(デジタル・デバイド)の解消にもつながることでしょう。

[via Clean Technica]