ISSUE ☆日本と世界のソーシャルデザイン

4 years ago - 2011.06.01

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これからの“一服”は、吸わずに「吹いて」みませんか?丸の内朝大学発マイプロジェクト「東京シャボン玉倶楽部」

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「一服=喫煙」なんて考えはもう古いのかも。これからの一服には、健康に害のない“シャボン玉”を吹いてみてはいかがでしょう。ほら、吹いている格好はタバコと変わりないでしょ?

東京シャボン玉倶楽部」は、“朝活”でおなじみの「丸の内朝大学」の卒業生たちによる、できたてほやほやのマイプロジェクト。シャボン玉スタイルを世の中に広めようと、様々なオモシロ仕掛けを企み中です。今回はどこよりも早く、この注目のマイプロジェクトの全容をご紹介します!

喫煙所のコミュニケーションって魅力的じゃないですか?タバコを吸う人たちのたまり場で、大事なことが決まってしまうこともあるんですよね。

こう語るのは、「東京シャボン玉倶楽部」のメンバー長部さん。彼はタバコを吸わないため、喫煙所のコミュニケーションを少しうらやましいと感じていたと言います。確かに、喫煙者がタバコを止められない理由のひとつには、必ずと言って良いほど、この話が挙がりますよね。

言い訳と言ってしまえばそれまでですが、特に男性ビジネスマンにとって、これは結構重要な問題なのかも。でもタバコの有害性はやはり見逃せない……。そこで、彼らが考えたのが、吸うスタイルがタバコと似ているシャボン玉。

女性にとって男性のタバコを吸う仕草が魅力的だと聞いたので(笑)、似ている動作としてシャボン玉を思いつきました。シャボン玉を吹く人たちのたまり場”シャボステーション”をまちの中に作ってしまおうと。

なるほど。確かにシャボン玉なら身体に害もないし、シャボン玉のための“場”があれば、たまり場的な機能も果たしてくれそうです。シャボン玉の大きさや数で競ったりして、会話も盛り上がるかもしれません。

街角にシャボステーション!確かに遠目には喫煙所に見えます。

街角にシャボステーション!確かに遠目には喫煙所に見えます。

日常のちょっとした違和感から生まれたナイスなアイデア。「東京シャボン玉倶楽部」は、昨年12月に丸の内朝大学の環境ソーシャルプロデューサークラスを卒業した後、マイプロジェクトとして活動を開始しました。

現在は、この「シャボステーション」を普及させようと、イベントやオフィスの一角で使用する企業や団体を募集中です。しゃぼん液入りスタンドとスティック50本などをセットとし、設置・撤去などを行うスタッフ1名が同行するスタイルで販売。現在、第1号のシャボステーションを、東京・六本木にある“農業実験レストラン”「六本木農園」に設置し、試運用中とのことです。身体にも心にも優しい一服の場が、イベントやオフィスに広がっていくといいですよね。

シャボン液、スティックなど、「シャボステーション」を作るためのキット一式。「六本木農園」に納品されました。

シャボン液、スティックなど、「シャボステーション」を作るためのキット一式。「六本木農園」に納品されました。

その他にも、大人がスタイリッシュに日常で吹ける「シャボアイテム」の開発や、シャボン玉をふきながら東京を歩く「シャボツアー」の開催など、現在、メンバーで様々なアイデアを出し合い、企画中とのこと。シャボン玉を軸に、今後、様々なコミュニケーションの仕掛けが展開されていきそうです。

シャボン玉の魅力について、長部さんは、

吹いていると子どもに限らず、大人の方も寄ってきてくれる。そこからコミュニケーションが生まれていく可能性を感じています。

と言います。確かに、公園などで子どもがシャボン玉を吹いていると、思わず微笑んで見てしまいますよね。その光景が東京の街の中に登場したら、目立つのはもちろん、知らない人同士のコミュニケーションを生み出すきっかけになるかもしれません。人に避けられてしまうタバコとは正反対の現象ですね。

子どもの遊びと侮ることなかれ。シャボン玉には、コミュニケーションツールとして驚くべき可能性が潜んでいるようです。

「東京シャボン玉倶楽部」みたいなマイプロジェクトを始めたくなったら!

ホームページ完成!シャボステーション情報、ブログなど最新情報はこちらで。

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writer ライターリスト

池田 美砂子

池田 美砂子

greenz シニアエディター/シニアライター 神奈川県茅ヶ崎市在住、ひとりの娘のお母さん。 電機メーカーSE、気象コンテンツプロデュースなどを経て、2008年にグリーンズと出会いました。以来、人の話をありのままに聞くインタビューをライフワークとしています。 ビジョンは、「ありのまま、そのままの自分を肯定できる人を増やす」こと。多様な個があふれ、互いにそれを認め合い、一人ひとりが、大切にしたいものを大切にできる社会を実現するための土台となる“心の持続可能性”をテーマに、暮らしの中で、編集・執筆を通して、日々マイ・プロジェクトを実践中。一人ひとりの心が持続可能であることが、持続可能な社会をつくると信じています。 Facebook: http://www.facebook.com/ikedamisako

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