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【お知らせ】「green school Tokyo」 #gsTokyo by greenz.jp を6月開校します!第一弾『コミュニティデザイン&まちづくり学科』の申込受付中!

greenz.jpが開催した『2020年の暮らしを考えるワークショップ』の様子

greenz.jpが開催した『2020年の暮らしを考えるワークショップ』の様子

こんにちは!greenz.jp編集長のYOSHです。

震災後にgreenz.jpができることとして、メンバーで議論を重ねてきた新プロジェクト「green school Tokyo」を、6月より始めることにしました。渋谷のプラネタリウムで有名な渋谷区文化総合センター大和田を本拠地とするSAP(Social Action Project/ 社会貢献事業体)との共同企画というカタチでまずは始めます!

毎月のイベント「green drinks Tokyo」よりも少人数で、単発のワークショップではなく連続講義で、わたしたちの暮らしと世界を変えていくグッドアイデアがどんどん生まれていくような創発の場をつくってゆきたいと思っています。

第一弾は『コミュニティデザイン&まちづくり学科』。松戸市を「クリエイティブクラスのための新天地」にするべく活動するまちづクリエイティブをコラボレーションパートナーとして、まちづクリエイティブ代表の寺井元一さんのほか、numabooksの内沼晋太郎さん、TEDxTokyoのコアメンバーでもある井口奈保さんといったgreenz.jpならではの講師をお呼びし、コミュニティデザインの概念を学びながら、松戸をフィールドに実際に最初の一歩を踏み出してゆきます。

※30名の定員に達したため、受付を終了しました。
たくさんのお申し込みありがとうございました!


▼green school Tokyoって?
▼第一弾『コミュニティデザイン&まちづくり学科』について

 ▽日程、受講料など講義の概要
 ▽詳しいカリキュラム
 ▽講師プロフィール
 ▽申し込みの流れ/お問い合わせ


green school Tokyoとは



「green school Tokyo」は、暮らしと世界を素敵に変えるグッドアイデアのつくり方を学び、自ら主役となってカタチにしていく「これからの学校」です。

いろいろなことが起こってしまった今だからこそ、いざというときに支え合えるコミュニティの大切さに気付いたという方も多いのではないでしょうか。また、何気なく続けてきた今の仕事や暮らしが本当に世の中の幸せにつながっているのか、素直に見つめ直している方も増えているようです。

そんな思いを背景に実際に行動を始めたい人たちが集まって、知恵を共有し、気づきを実現していくアクションの現場が「green school Tokyo」です。自分発信のプロジェクトを始めてみたり、信頼できるコミュニティをデザインしたり、自然とともに生きる暮らしを実践したり、「greenz.jp」ならではの講師と一緒にさまざまなカリキュラムを考えています。

自分らしい「これからの暮らし」、「greenz.jp」と一緒につくっていきませんか?


第一弾『コミュニティデザイン&まちづくり学科』について


交流の場/遊び場/仕事の場「MAD City Gallery」。祭りの日は集会場になります。
「コミュニティ・デザイン」の最初の一歩を踏み出そう!

近頃「コミュニティ」という言葉をよく耳にします。広すぎて捉えようがないけれど、何だか気になってしまうキーワード。

例えば僕は、コミュニティを「自分の居場所があるところ」と考えるようにしました。
そこにはたくさんの意味を込めています。

 いざというときに支えあえる、信じられる仲間がいること。
 よく生きるためのベース。

 帰れる場所があるからこそ、どこにでもいけるということ。
 挑戦するためのベース。

あるいは

 「まちづくり」を誰かまかせにしないこと。
 自分が過ごす場所へのコミットメント。

 自分の居場所だからこそ、何とか自分でつくれるかもしれないこと。
 自分の人生へのコミットメント。

などなど。

今回のクラスでは、そんな「コミュニティって何だろう?」というそもそもの部分を出発点に、寺井元一さん(まちづクリエイティブ代表)、内沼晋太郎さん(numabooks)、井口奈保さん(TEDxTokyo)といったgreenz.jpならではの講師の話を共有しながら、参加者自身が目指すべきコミュニティデザインの道を探ってゆきます。

また最後には、ケーススタディとしてコラボ・パートナーの「まちづクリエイティブ」と一緒に、MAD City(松戸)を盛り上げるアクションを仕掛け、コミュニティデザインの最初の一歩を踏み出します。

ぜひみなさんのご参加をお待ちしています!



開催概要

※事情により変更になる場合もございます。あらかじめご了承ください。

★コラボ・パートナー:寺井元一さん(まちづクリエイティブ代表
★講師:内沼晋太郎さん(numabooks)/井口奈保さん(TEDxTokyo
★モデレーター:兼松佳宏(greenz.jp編集長)

■日時/会場
6月15日(水)19:00 〜 21:30 於:SAP
6月18日(土)17:00 〜 18:00 於:MAD City Gallery ※任意参加
6月22日(水)19:00 〜 21:30 於:SAP
6月29日(水)19:00 〜 21:30 於:SAP
7月4日(月)19:00 〜 21:30 於:MAD City Gallery
7月11日(月)19:00 〜 21:30 於:SAP
※6月18日(土)は松戸を歩くフィールドワークあり。夜はgreen drinks 松戸です!

◎SAP(渋谷)
渋谷区文化総合センター大和田 8階
渋谷区桜丘町23-21(アクセス

SAPlogo
SAPとは、渋谷を拠点とした、NPOのコーポラティブオフィスになります。ここでは、社会活動を行うNPOやNGO、財団、社団などの団体、又は個人が集い、互いに連携し、力を持ち寄り弱点を補い合い、様々なコラボレーションを生んでいく活動をしています。

◎MAD City Gallery(松戸)
千葉県松戸市本町7-9(アクセス

■受講料
全5回【24,000円】
※お友達と一緒に通うと授業料が割引になる『コラボ割』あり
(1人:24,000円/2人:22,000円×2/3人:20,000円×3)
※『コラボ割』を利用する場合も、おひとりずつお申し込みください。

■定員
30名(※定員に達し次第締切りとさせていただきます)



カリキュラム

◎1回目 6月15日(水)
講義:『コミュニティをデザインするってどういうこと?松戸の場合』
ゲスト:寺井元一さん(まちづクリエイティブ)

千葉県松戸市をMAD Cityと呼び、「クリエイティブクラスのための新天地」にするべく活動する、”脱東京型”まちづくりのキーパーソン。地元の商店街の人と顔と顔を合わせて培ってきた、コミュニティをデザインするのための現場のノウハウを共有していただきます。

WS:アイスブレイク

◎SPECIAL 6月18日(土)
『MAD Cityを歩こう!』17:00 〜 18:00

フィールドワーク:green drinks 松戸に合わせて、寺井さんにまちづクリエイティブの現場をご案内いただきます。19:00からは green drinks 松戸の本番です!

◎2回目 6月22日(水)
講義:『コミュニティデザインの先端事例』
ゲスト:兼松佳宏(greenz.jp)

greenz.jpで紹介した世界の参加型まちづくり、コミュニティデザインのトレンドをまとめました。ローカルな要件によってできること、できないことはもちろんありますが、ヒントを抽出し、自分の企画に応用できるような素敵な事例をご紹介します。

WS:ワールドカフェ『自分にとっての“コミュニティ”を30文字で伝えよう』

◎3回目 6月29日(水)
講義:『いろんな人が集まる場のつくり方』
ゲスト:内沼晋太郎さん(numabooks) ほか

コミュニティをつくるためには定期的に人が集まれる場づくりが欠かせません。ブックコーエィネーターとしての活躍もさることながら、数多くのイベントを仕掛けてきた内沼さんに、そそる企画のつくり方のコツを教えていただきます。

WS:ディスカッション
※質疑応答としてたっぷり時間を使います。

◎4回目 7月4日(月)
講義『ワークショップのデザイン!』
ゲスト:井口奈保さん(コミュニケーションプロセスデザイナー)

ワークショップを円滑にすすめるファシリテーションはコミュニティデザインのための本質的なスキルといえるでしょう。ここでは具体的な方法論だけでなく、場づくりのための基本的な姿勢についても考えます。

WS:『松戸でコミュニティデザインを始めるなら何したい?』

◎5回目 7月11日(金)
発表『松戸でコミュニティデザインを始めるならコレしたい!』



講師プロフィール

◎寺井元一さん
株式会社まちづクリエイティブ代表取締役/NPO法人KOMPOSITION代表理事

1977年、兵庫県生まれ。小学生時代に住んだ沖縄の住環境に大きな影響を受ける。私立灘高等学校を卒業後、早稲田大学政治経済学部、同大学大学院にて計量政治学を研究し、世論調査や政治意識・価値観の統計分析を学ぶ。また政治の現場として代議士事務所でも働く。

2002年にNPO法人KOMPOSITIONを設立。渋谷を拠点に若いアーティストやアスリートのため、活動の場や機会を提供する活動を始める。グラフィティをはじめとする壁画アーティストに合法的な活動機会を提供する「リーガルウォール」を皮切りに、区立公園の管理運営業務や、横浜・桜木町の壁画アートプロジェクト「桜木町 ON THE WALL」、渋谷・代々木公園でのストリートボール大会「ALLDAY」をはじめ各種のプロジェクトを企画運営してきた。

2010年5月、株式会社まちづクリエイティブを設立し、松戸駅前エリアの活性化を目指す「MAD Cityプロジェクト」を開始。アーティストやクリエイティブクラスの地方移転を軸に、新しいまちづくり・商店街活性に挑んでいる。
http://machizu-creative.com
http://madcitynow.com



◎内沼晋太郎さん
numabooks代表/ブック・コーディネイター/クリエイティブ・ディレクター

1980年生まれインターネット育ち。一橋大学商学部商学科卒。国際見本市主催会社にて出版関連のイベントを担当後、2ヶ月で退社。フリーターとして千駄木・往来堂書店でスタッフなどをしながら、2003年、本と人との出会いを提供するブックユニット「book
pick orchestra」を設立。2006年末まで代表をつとめ、後に自身の「本とアイデア」のレーベル「numabooks」を設立し現在に至る。

ブック・コーディネイターとしてアパレルや雑貨店、CDショップで販売する書籍のコーディネイトを中心に、書籍売り場やライブラリのプロデュース、本にまつわる企画や作品制作、書店や出版社のコンサルティング、電子書籍関連のプロデュースなどを手がける。

また、クリエイティブ・ディレクターとしては、紙媒体からデジタル媒体、イベントやショップなどのリアルスペースまでを横断するプロジェクトを得意とし、アパレルブランドのブランディングからウェブサイトのディレクション、キャンペーンやイベントの企画構成や司会まで、幅広いクライアントワークをこなす。

自主的なプロジェクトも多数手がけており、恵比寿にオープンしたサロンスペース「EAT by tokyo delicious」(2007-)、東京に「磁場」をつくるトークプロジェクト「MAGNETICS」(2009-)、自ら企画したトークセッションの司会となりそれをUstreamで中継する「numabooks talking publishers」(2010-)など、その内容も多岐にわたる。

著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版/2009)など。最近の仕事は『BRUTUS』709号特集「本屋好き」。UTRECHT、SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSと共同で週刊のメールマガジン「BOOK TOMORROW」の発行も開始した。
http://numabooks.com


◎井口奈保さん
TEDxTokyoオペレーション・ディレクター/コミュニケーション・プロセス・デザイナー

慶応大学にて人間科学を専攻。卒業後、単身渡米し、Alliant International University にて組織心理学修士を取得。多文化コミュニケーションの技術、ダイバーシティ・マネージメント、チームビルディング、コーチングなどの実践力を培いながら、日米組織行動比較、グローバルリーダーシップ論などの研究を行う。また、サンフランシスコの Grove Consultants International にて、グラフィック・ファシリテーションを用いた組織変革コンサルティングの手法を学ぶ。

日本に帰国後、「人間のすべての社会的行動はコミュニケーションに集約できる」という世界観のもと、コミュニケーション・プロセス・デザイナーという職業を生み出す。コミュニケーションの基軸を、愛と信頼という人間の根源的なところに見出し、それを広めるべくセクターや分野に捕われず統合的な活動をしている。

日本を中心としたアジアにソーシャル・イノベーションを生み出す土壌を作っていくというビジョンを掲げるTEDxTokyo にてオペレーション・ディレクターを務め、運営組織のデザイン、プロジェクトファシリテーション、イベントプランニングなど多様な役割を担う。2010 年には、TEDxTokyo yz という、世界をよりよい方向へ育てていくという野望を抱く若者を繋ぐためのコミュニティを発足。


申し込みの流れ

[STEP1] 以下のフォームよりお申し込みください
[STEP2] 授業の概要、振込み先などの詳細をメールにてお送りします
[STEP3] ご入金確認後、手続き完了のご案内をメールにてお送りします
[STEP4] 初日の授業にお越しください!
※お問い合わせは hello[at]greenz.jp まで