ポストイットでおなじみのグローバル企業「3M」が最先端ソーラーフィルムを開発中!

Creative Commons: Some Rights Reserved. Photo by alexbartok

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ポストイット(Post-it)やスコッチテープ(Scotch Tape)などで知られるグローバル企業「3M(スリーエム)」が、いよいよソーラー業界に参入。最先端ソーラーフィルムの開発・実用化に取り組んでいます。

「Ultra Barrier Solar Film」は、耐湿性の高いフィルム。従来のソーラーモジュールにはガラスが貼られていますが、このフィルムは、ガラスに代わるものとして注目されています。光透過率が高く、優れた耐候性が特徴。また、3Mによると、このソーラーフィルムを使えば、従来のガラス貼りのソーラーモジュールよりも製造コストや物流コストを軽減でき、設置期間の短縮にもつながるとか。さらに、様々な形状のモジュールに対応できるという利点もあるそうです。

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この「Ultra Barrier Solar Film」は、ソーラーモジュールのさらなる進歩を推し進めるものとして、期待されています。米エネルギー省は、今後10年で太陽光エネルギーのコスト75%減を目指すイニシアティブ「SunShot」において、3Mに440万米ドル(約3.6億円)の助成金を供与。この資金は、「Ultra Barrier Solar Film」の開発および実用化に充てられます。

また、このイニシアティブの一環として、3Mは、同省の国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory)と共同で、このソーラーフィルムの性能および耐久性テストを実施する計画です。

太陽光エネルギーは、既存エネルギーと比べるとコスト高なのが現状。太陽光エネルギーの普及に向けて、価格競争力を上げることが必須であり、そのためにはあらゆる面でコストの効率化を図ることが求められています。3Mの「Ultra Barrier Solar Film」が、太陽光エネルギーの普及に大きく貢献してくれることを願いつつ、今後の動向に注目しましょう。

[via Inhabitat]