ISSUE 食と農

5 years ago - 2011.02.12

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ポップコーンだけじゃなく、本格的に食事できる映画館が米国で増加中。これからの映画館はこんな感じ?

Bryan Derballa for The Wall Street Journal

Bryan Derballa for The Wall Street Journal

映画館でのお供といえば、ポップコーンやスナック菓子ですが、これからは、本格的な食事を楽しみながら、映画鑑賞する時代?!

米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」によると、米国では、食事を楽しみながら、映画鑑賞できるという、レストランサービス付きの映画館が増えているとか。全米で300~400ヶ所あり、今後数年間で、倍増するとみられています(「National Association of Theatre Owners」推定)。

この映画館では、上映中、各座席の近くについている専用ボタンでメニューをオーダーする仕組み。チーズバーガーやチキンサラダといったお食事メニューはもちろん、アルコール類を注文できる映画館もあるそうです。ウエイターが観客の視界をさえぎらずに食事や飲み物を届けられるよう、座席は2列ごとに分けて配置。また、観客用の座席は、通常のものよりも大きめで、折り畳み式の机もついているので、ゆったりとくつろぎながら、食事と映画を同時に楽しめるようになっています。

近年、北米では、映画館の来館者数が減少傾向。映画情報ウェブサイト「Hollywood.com」によると、2010年に販売された映画チケット数は13.5億枚と、2009年に比べて5%減で、2000年の14.4億枚と比べ、6%も減少しています。

映画製作者たちは、特殊効果や3Dを駆使した斬新な作品をリリースすることで、再び、多くの人々を映画館に呼び戻そうとしている一方、映画館では、映画鑑賞以外のサービスを新たな付加価値として提供することも有効だと判断。実際、このレストランサービス付き映画館は、通常の映画鑑賞券よりも10米ドル程度高めの料金設定となっています。

他のお客さんの食事の音が映画鑑賞の邪魔にならないかな、とか、映画館の中に食べ物の臭いがこもらないだろうかなど、多少気になる点もありますが、映画館の新しいプレミアムサービスとしては、なかなか面白いんじゃないでしょうか。上映されている映画とメニューを連動させ、映画を観ながら、その映画にちなんだグルメが食べられたりすると、映画鑑賞を「体験型エンターテインメント」っぽく楽しめるかも!?

[via PSFK]

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writer ライターリスト

松岡 由希子

松岡 由希子

松岡由希子(Yukiko Matsuoka)。大阪生まれ、奈良育ち。米国MBA(経営学修士号)取得。アントレプレナーシップ(起業家精神)を専攻。経営コンサルティング、ベンチャー企業の立ち上げなど、約10年にわたるビジネスでの実務経験を経て、物書きに転身。「持続可能な未来づくり」をコアなテーマに掲げ、グローバルな視点から、幅広いジャンルで執筆中。2008年10月から2014年3月までグリーンズライターを務める。 Twitterアカウント: @boochan

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