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広報とファンドレイジングの一石二鳥!NPOのためのYouTubeチャンネル「VISO give」

greenz/グリーンズviso_give

オンライン募金にクリック募金、ツイッターフェイスブック(Facebook)と連動したチャリティキャンペーン、ついには、NPOや慈善団体のためのソーシャルネットワークサービス「Jumo」の誕生まで。ここ数年で、デジタルメディアを社会貢献に活用する事例は、ますます増えていますね。そして、ついに、これまで意外にありそうでなかったNPOのためのYouTubeチャンネル「VISO give」が開設されました。

動画に特化したコンテンツアグリゲーター「BroadbandTV」は、YouTubeの新チャンネルとして、NPOや社会貢献活動のための「VISO Give」をオープン。このチャンネルには、「HUMANITARIAN(人道)」、「CHILDREN(子ども)」 、「ANIMAL WELFARE(動物愛護)」、「HEALTH(健康)」の4つのカテゴリで、ソーシャルグッドな活動を紹介する動画コンテンツが集結しています。

米シンガーUsher(アッシャー)が投票への参加を訴える以下の動画や、俳優Joel McHaleとコメディアンKen Jeong「運転中のケータイメール禁止!」とメッセージする動画など、セレブリティが出演する動画も数々公開されている一方で、まだ知名度はそれほど高くないものの、よりよい未来づくりに邁進している団体や取り組みについても、数多くの動画が配信されています。

「VISO Give」のコンセプトは、ずばり“Watch and Give(観て、寄付する)”。動画コンテンツを通じて社会貢献への様々な取り組みをユーザに幅広く紹介するだけでなく、各団体のファンドレイジングにも一役買っています。各動画には寄付先のリンクが掲載されており、動画を観て、「この活動、応援したい!」と思ったら、すぐ寄付アクションにつなげられる仕組み。

また、「VISO Give」の各ページで得られた広告収入の6割をそれぞれのNPO・慈善団体に寄付する制度も導入され、間接的ながら、ユーザのひとつひとつのクリックが、社会貢献活動のための資金に充てられるようになっています。

多くのNPOや慈善団体が直面する二大課題は、自分たちの活動をより多くの人に知ってもらうことと、活動資金を得ること。「VISO Give」はこれらの二つの課題を一挙に解決するメディアとして活用でき、「自分も何か、世の中に役に立つことをしたい」と考える多くのユーザと彼らの活動とを橋渡しする役割を担ってくれることでしょう。動画コンテンツから広がるソーシャルグッドな活動にも、これから要注目ですね。

「VISO Give」で気になるソーシャルグッドな活動を探してみよう。