ISSUE☆連載 DIYウェディング見本帖

5 years ago - 2010.10.26

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アウトドアウエディングは本当にできる!? 「結婚キャンプ in 高尾」レポート

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あなたは、「結婚式」をもうしましたか? 人生の大きな節目となる結婚という儀式、あなたがしたいのは、どんな式?ピクニックみたいな結婚式? 森の結婚式? フェスみたいな結婚式? どんな結婚式だって、その気になれば、作ることができます。

こんにちは。 greenzライター & H.O.Wの柿原です。H.O.Wでは、「アウトドアでウエディングをしよう!」をテーマに、もっと自由でもっと楽しいウエディングの可能性を提案しています。今回は、以前のgreendrinksでもお話しした「アウトドアウエディングってどんなもの?」の最新実例のご紹介です。親族や友人約100人が集まり、みんな一緒に一泊のキャンプを楽しむという、とても賑やかで幸せな2日間のウエディングがどんなふうに開かれたのか……、参加できなかった方にも、幸せのおすそわけをしながらお届けします!

高尾山でキャンプをしながらウエディング!

今回、H.O.Wが取材したのは、高尾山でキャンプをしながらのウエディング。
高尾山のふもとにあるキャンプ場を自らのウエディング会場に選んだのは、ウェブディベロッパーの池田秀紀さん (新郎/@ikedahidenori)と写真家の伊藤菜衣子さん(新婦/@SaikoCamera )。「仕事や友人たちの縁を大切にできる挙式がしたい」という思いが「結婚キャンプ」のきっかけだったそう。さまざまな縁でつながってきた友達、ともに仕事をしてきた仲間とゆっくり過ごせること、そして、「もったいないと感じる消費の仕方や中途半端な買い物はしない」ことと、写真家の新婦がのびのび写真が撮れること、とふたりが日頃から大切に思っている価値観を大切に考えたら、こんな形のウエディングをしてみたい、と意見が一致したのだと言います。

その新郎新婦が自らのウエディングの会場にと選んだのは、こんな場所。

そばに小川が流れる日当りのいい場所。 (写真すべて:安彦幸枝)

そばに小川が流れる日当りのいい場所。 (写真以下すべて:安彦幸枝)

この場所が、友人たちの協力のもと、こんなふうになりました。

飾り付けたら、一気に広がる幸せムード。

飾り付けたら、一気に広がる幸せムードに! まるで小さなフェス会場!

この会場づくりの裏にあったのが、友人たちの活躍です。お昼からの式のために午前中から集まり、会場に三角旗を飾り、ティピやテントを立て、音響機材も設置。何もない場所だからこそ、どんなことも工夫次第で可能にできる。新郎新婦が描くイメージを共有し、ふたりのための会場を作り上げました。

参加者の持ち物は、キャンプセットと一輪の花

そうして受付開始の予定時刻になると、参加者たちが集まってきました。

お花を持って集まるゲストたち

一輪ずつのお花を手に、山を登ってくる参加者のみなさん

それぞれ手に持っている一輪ずつの白い花は、新郎が新婦に贈るブーケを作るためのもの。実は、ウエディングには欠かせないブーケの由来は、「昔、ある男性が大切な 女性のために一輪ずつお花を摘んで歩き、それを花束にしてプロポーズの言葉とともに手渡した」というストーリーにあります。そんなストーリーを大切に、ゲストがそれぞれの思いを込めたお花を持ち寄り、花道を歩く新郎に手渡そうという計画です。そして、「とにかく来てみたけれど、いったいどんな式になるの?」とワクワクしながら集まってくる初対面の参加者たちを、この一輪の花が目印となって結びつけ、みちすがら声をかけ合い、会場に着くころにはすっかり仲間ムードになっていました。

一輪ずつのお花を手に、山を登ってくる参加者のみなさん

こんなちびっ子も参加。(あっ! ちゃんと3輪持ってる!!)

新婦の中学生のころからの友人であるママもお子さんと一緒に参加。「こういう場所だったら子ども自身も楽しんでくれるし、騒いでも迷惑がかからないので、安心して参加を決められました!」と、「女友人たちの中には、小さい子どもがいて、せっかくのウエディング姿を見てもらえなかった……」なんて話は、このウエディングに関係ない様子。

ゲストたちは、一輪ずつのお花を持って並び、花道に。

ゲストたちは、一輪ずつのお花を持って並び、花道に。

大好きな人の大切な日をお祝いするために集まった、新郎新婦の大好きな人たち。みんながそろったら花道をつくり、いよいよ、ふたりを迎える準備です。「この結婚に賛同する」という意味を込めて吹かれたたくさんのシャボン玉。そのシャボン玉に会場が包まれた時……、

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新郎が登場! ひとり1人から贈られるお花を集めながら、祝福の言葉を受けとめながら、花道を進みます。

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そして、新婦がお父さんと登場。 実はお父さん、一緒に花道を歩くことを聞かされていなかったそう。(ベストと蝶ネクタイは、お母さんがこっそり持参)「急に言われても、歩き方がわからないよ!」と言いながらも、やっぱりうれしそう。

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みんなから集めたお花で作られたブーケを贈りながら、新郎が新婦にプロポーズ。新婦は、「イエス」の意味を込めて、そのうちの一輪を新郎の胸元へ返します。儀式の由来のひとつひとつを紐解き、自分たちらしい形で行う、ふたりらしいセレモニー。

時間を気にせず、ゆっくり過ごせる。
それがアウトドアウエディングの醍醐味

こうして、幕を開けた「結婚キャンプ」。ここからは新郎新婦も時間を気にせずに、ゲストひとり1人とゆっくり会話を楽しみながら過ごす夜がはじまりました。

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ゴミを出さないことを考えてそれぞれが持ってきたマイ食器で、新婦の友人が担当したケータリングの料理をいただきます!

ゴミを出さないことを考えてそれぞれが持ってきたマイ食器で、新婦の友人が担当したケータリングの料理をいただきます!

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ウエディングケーキも新郎新婦のお友達が担当。新郎新婦の交友関係の広さや友人たちの多才さに驚きつつ、友人たちがそれぞれの専門分野を担当してくれている姿に感動です。

日が暮れた会場を灯すのはキャンドルの灯。キャンドルはcandle JUNEさんによるもの

日が暮れた会場を灯すのはキャンドルの灯。キャンドルはcandle JUNEさんによるもの

夜、日が暮れてしっとりとした空気の中でキャンドルの灯に囲まれ、ケーキカット。
参加者も新郎新婦も時間を忘れて、久しぶりに会う友人たちともゆっくり話し、大好きな音楽を楽しみながら、ゆっくりと夜は更けていきました。

ひと晩中語り明かし、それぞれのテントで眠った新郎新婦とゲストたち

ひと晩中語り明かし、それぞれのテントで眠った新郎新婦とゲストたち

自然の中で、飲んで食べて、話し、歌い、笑い、普段は忙しく過ごす人たちも、なにかをしっかりリセットできたのではないでしょうか?

手作りのウエディングを終え、新郎新婦は、
「『結婚式を手伝ってくれた人々には一生頭が上がらないもの』という言葉に納得。笑」(新郎)「宿泊で参加してくれた人が予想以上に多くて驚いた。こんなに大勢でキャンプできたことがなによりもの思い出」(新婦)と語ってくれました。
そして、新郎新婦のご両親も、「ちょっと変わったウエディングだったけど、こんなにたくさんのふたりのお友達にお会いできたことが嬉しかった」と、たくさんのすてきな友人に囲まれて進むふたりのこれからの結婚生活に安心したよう。堅苦しいことは控えめに、等身大の楽しみかたをすることで、友人同士、親族と友人たちの距離を縮め「大きな家族」のような空気が生まれていました。

「結婚式って、いいなぁ」「友達って、いいなぁ」なんて思いに満たされた帰り道。「1年後、この場所で『結婚記念日キャンプ』をしてみたい!」という声がちらほら。ふたりが選んでくれた場所が、参加者みんなの思い出の場所になりました。

ウエディングの参加者!細かい人数制限のない場所だからこその100人パーティー!

ウエディングの参加者!細かい人数制限のない場所だからこその100人パーティー!

今までの日本の結婚式とはちょっと違う。
だけど、自分たちで選択した方法だからこそ実現できる、思いっきり楽しくて自分たちらしい幸せなウエディング、
あなたもしてみたくないですか?

writer ライターリスト

柿原 優紀

柿原 優紀

柿原優紀(Yuki KAKIHARA)。エディター・プランナー。Glasgow School of Artを経て、京都精華大学芸術学部卒業。いくつかの出版社に勤務後、フリーランスとして活動。2011年10月にtaraxacum companyを設立。旅や食、地域文化、途上国支援を得意分野としてメディアプランニングや執筆を行う。また、「青空の下でウエディングをしよう!」をテーマにしたプロジェクトHappy Outdoor Wedding(H.O.W)も運営中。 taraxacum company http://www.taraxacum.co/ H.O.W http://www.happy-outdoor-wedding.com/ Twitter @yuukiburg

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Happy Outdoor Wedding

Happy Outdoor Wedding(H.O.W)は、「幸せな時間を自分でつくるための選択肢」を増やしたいと考えています。 キャンプ場や草原、山、河川敷、ふるさとで自分たちらしい結婚式を開きたい。「だけど、どうやって?」。その疑問を、これまでのカップルさんの事例とたくさんのアイデアをもとに、ひとつずつ解いていきます!

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