広すぎる大学キャンパスもラクラク移動!バイクシェアリングサービス「WhipBikes」

Copyright (c) 2010 WhipBikes All Rights Reserved.

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仏パリのヴェリブ(Velib)や、カナダの「BIXI」、iPhoneを活用した米ニューヨークのバイクシェアリング向けソーシャルサービス「SoBi(Social BicycleSystem)」など、自転車の分野でも“シェアリング”が増えてきましたね。こちらでは、大学のキャンパス内で自由に自転車を利用できる、英国発のバイクシェアリングサービス「WhipBikes」について採りあげてみましょう。

「WhipBikes」は、大学キャンパス内で運営するセルフ型のバイクシェアリングサービス。こちらの公式ユーザ登録ページから会員登録し、入会料として14.95英ポンド(約1,960円)を払えば、いつでも自転車を借りることができます。なんといっても、このサービスで秀逸なのは、自転車を借りるプロセス。自転車には一台づつ、固有のナンバーが与えられており、所定の自転車置き場で乗りたい自転車を選び、そのナンバーを携帯電話からテキスト送信すると、鍵を開けるための暗証番号が自動的に送り返される仕組みです。また、30分乗り放題の利用料50ペンス(約65円)は、自転車を借りるときの通話料として徴収されるシステム。借り手としては、従来のコイン型スタンドなどと異なり「小銭がない…!」などとあわてることもなく電話一本でスムーズに借りられるのは便利ですし、運営側としても、現金の回収に手間をかけずに済むというメリットがあります。

24歳のRobert Grisdale氏と23歳のJack Payne氏という若き起業家たちがスタートさせたこのバイクシェアリングサービスは、2010年9月、第一弾として、彼らの母校でもある英ニューキャスル大学(Newcastle University)に設置された150台からスタートしました。「WhipBikes」の自転車を広告メディアとして企業スポンサーを募りながら、近郊のエジンバラ(Edinburgh)など、対象エリアを徐々に拡大させていく方針だそうです。

日本に比べて、欧米の大学は広大なキャンパスを持つところが多いので、英国のみならず、他の地域の大学でも、「WhipBikes」のようなバイクシェアリングサービスが導入されれば、学生たちに便利な移動手段が提供できることでしょう(その代わり、「遅刻」の言い訳がしづらくなるかもしれませんが…笑)。また、日本でも、大学に限らず、大規模な施設・スポットで応用されれば、従来のレンタサイクルよりも利便性が高まるかも!携帯電話やスマートフォンを活用したシェアリングサービスは、まだまだ裾野が広がっていきそうです。

日本初のバイクシェアリングサービス「シクロシティ富山」について調べてみよう。