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ファッションもDIYの時代?リメイク術満載のオススメ本「DIY FASHION」

greenz/グリーンズdiy_fashion
自分のニーズにあわせて自分で作るDIY(Do It Yourself)は、人によって好みやこだわりが多彩で、作業が比較的手軽なファッションのジャンルにこそ取り入れやすいものかもしれません。最近では、市販の服にペイントしたり、ワッペンをつけたり、ボタンを付け替えたりと、自分流にカスタマイズする「ユニ隠し」も密かなブームだとか。そこでこちらでは、DIYファッション派必読(?)のリメイク術に関する参考書をご紹介しましょう。

英国デザイナーSelena Francis-Brydenの著書「DIY FASHION」は、その名のとおり、ファッションのDIY術を紹介する本。Tシャツやデニムパンツといった定番アイテムから、バッグ・帽子などの雑貨まで、40以上ものリメイク術が掲載されています。本文は英語ですが、画像付きでわかりやすく説明されているので、語学の勉強を兼ねてDIYしてみるのもいいかもしれません。どれも、ミシンがなくても、手縫いでチャチャっと仕上げられるものばかりなので、手軽にトライできますよ。

では、この本で紹介されているリメイク術の中身をチラっとご紹介しましょう。

Tシャツ

袖や裾の長さを好みに合わせて切れば、お手軽リメイクに。丸襟をVネックにカットするなど、襟をアレンジするだけでも表情が変わる。また、リボンやボタンをつけるとオシャレ度がアップしそう。ペイントやワッペンを加えるのもグー。

ジーンズ

ロング丈のジーンズを、膝丈やショート丈に切るだけで、超カンタンなリメイクに。また、内側の糸をほどいて、パンツをスカートに変えるという荒技も…。裂いた部分をデニム以外の素材と組み合わせると、新鮮なアクセントになる。プリント生地との組み合わせはオススメ。

スカーフ

スカーフや風呂敷・大判ハンカチーフは、首の後ろ側で結ぶだけで、ホルターネックのトップスに早変わり。好みのリボンやレースなどをストラップ代わりに縫いつけても可愛く仕上がる。

この本によると、りぼん・レース・ボタンは、リメイクで便利に使えるアイテムだそう。このほか、手芸専門店では、ビーズやスパンコールなど、様々な小物が販売されているので、リメイクしたい服を思い浮かべながら、イメージにピッタリマッチする「相方」を探してみるのも楽しいですね。

ファッションの分野でも、既製品をそのまま着こなすだけでなく、これらをむしろ「部品」や「パーツ」のように捉えて、自分流にアレンジしたり、組み合わせるといったクリエイティブな楽しみ方がますます増えてきそうですね。ファッションリメイクやデコレーションを楽しむ人々のための日本のオンラインコミュニティ「デコクロ部」のように、互いに自分のリメイク術を共有し合うというさらなる楽しみにも広がっています。皆さんも、まずは一度、“タンスの肥やし”になっている洋服たちをひっぱりだしてみるのはいかがでしょう。意外なモノ同士の組み合わせが、斬新なファッションに生まれ変わるかも!?

リメイク術満載の本「DIY FASHION」を読んでみよう。

ユニクロファッションを“デコ”る「デコクロ部」を覗いてみよう。